
「トモショクプロジェクト」とは? 働きながら一緒に食卓を囲んで「いただきます」を
皆さんは、一週間のうちにどれくらいの頻度で家族と一緒に食事をしていますか?
仕事や家族のライフスタイルによって、週に1、2回、または月に2回などという方もいるかもしれません。でも出来ることなら、家族そろって食事する機会を増やしたい・・・そう思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、去る2019年6月25日に開催された「働きながら、家族がトモに食事ができる世の中を創るプロジェクト『トモショク Project』」のキックオフシンポジウムに家men編集部が参加してまいりましたので、その模様をレポートいたします。
「トモショクProject」とは
トモショクProjectとは、
働きながら父親や、共働き家族が、家族や友人と食事を共にする時間が作れる、働き方・生き方を推進する、父親支援のNPO法人ファザーリング・ジャパンの新プロジェクト。
です。
NPO法人ファザーリング・ジャパン トモショクProjectリーダーでありパパ料理研究家の滝村雅晴さんは、下記のようにプロジェクト推進背景や想いを話してくれました。
「働きながらも、夕食を家族や友人と食卓を囲み食事をする生き方をすることで、生き方改革を進める、共に食卓を囲む時間や回数を増やすプロジェクト「トモショクProject」を立ち上げます。人生100年時代をイキイキと過ごし、日本の未来をトモに作っていきましょう。
働きながらのトモショク術・ルール
また当日は、登壇者の方々にご自身が実践しているトモショク術・ルールを教えて頂きました。
滝村さんのトモショク術
家の壁掛けカレンダーには「家族で食事をする日」と記載をしてトモショク日をシェアしているのだとか。また当日は家族のLINEグループで帰りの通過駅をシェアし、何時頃帰ってくるか共有することで、家族でトモショクの時間を大切にされているようです。
村上さんのトモショク術
家menでも連載をお持ちの村上誠さんもご登壇。
特に編集部が面白いなと感じたのは「②仕込み料理やリメイク」。週末に1週間分の作り置きおかずを用意している方も多いかと思いますが、村上さんのオススメは寝かせてこそうまい仕込み料理。
カレーであれば数日寝かせて週の半ば以降に食べてみたり、1日はハッシュドビーフとして、2日目はオムライスのデミグラスソースとしてなどリメイクしてみたり。作り置きを少しアレンジするだけでも、家族がその日のご飯をもっと楽しみになり、トモショクにつながるかもしれませんね。
ほかにも下記9つの楽しいトモショクのコツを教えていただいたのでぜひチェックしてみてください。
「トモショク」は食事を一緒にする以外にも食事を一緒に作ることや一緒に後片付けをすることなども、家族のコミュニケーションがすすむ良いきっかけになりそうですね。家menでも夫婦や家族の食卓が楽しくなる情報を発信していきたいと思います。