
太陽光のように鮮やかなLED電球で“あかりの質”をアップ!モノの見え方が大きく変わる「色の再現性」とは?
長寿命&省エネなLED照明が近年は急速に普及し、自宅の照明をLED電球に買い替えたという家庭も多いことでしょう。
ところで皆さんは、“電球の良さ(質)”って何で決まると思いますか?
もし普段、部屋のあかりに「何となくしっくりこないな」と違和感を感じているとしたら、それは電球の“あかりの質”に原因があるかもしれません。
パナソニックはLED電球ラインアップの最上位機種「プレミアX(エックス)」8機種の発売に合わせて、そうした“あかりの質”の重要性を伝えるセミナーを開催。
ゲストに招かれたディスプレイデザイナー/インテリアスタイリストのみつまともこさんの解説と共に、興味深いセミナーの内容をご紹介します。
誕生から10年──LED電球の進化の歴史
白熱電球などに比べて省エネ効果の高いLED電球が誕生したのは2009年。
従来の電球と同じ「カタチ」でどんな照明器具でも安心して使える「品質」を備え、そして明るく鮮やかに色を再現する「光の質」を実現していること。
こうしたLED電球に対する世の中のニーズに応えるため、パナソニックではこれまで開発に取り組んできました。
そして、今回発売した「プレミアX」のテーマは「光の質」の進化。自然光と同じ色鮮やかさを実現しているのが大きな特長です。
「赤」「黄」「緑」「青」の4色は“人間の心理的原色”と呼ばれていますが、これが太陽光と同じスコアになり、太陽光に極めて近い色の鮮やかさ、色の見え方を実現しました。
左:従来品のLED電球 右:「プレミアX」
「プレミアX」の色再現性に大きく貢献しているのが、「赤の再現性の進化」。
これまでのLED電球は赤の再現が非常に苦手で、例えば肌が若干黄ばんで見えていましたが、「プレミアX」では血色が乗った本来のキレイな肌に見えるようになったのです。
左:従来品 右:「プレミアX」赤の発色がより濃く鮮やかに
「光の質」の違いで、モノの見え方はどう変わるの?
光の見え方は「Ra(演色評価数)」というスコアで表すことができます。太陽光のスコアを100点満点として、より100点に近いほど、太陽光で見える色の鮮やかさ、色の見え方を実現していることになります。
実はこれまでの一般的なLED電球は100点満点の80点前後の見え方しかできず、そのためLED電球を使用した屋内と太陽光が降り注ぐ屋外では、ものの見え方に微妙な違いが生まれていたのです。
「プレミアX」はこのRaスコアを90点まで向上。太陽光に極めて近い見え方を再現することで、屋内・屋外のギャップを最小限に抑えることに成功しました。
また、 色の鮮やかさである「赤」「黄」「緑」「青」の再現性は太陽光と同じ100点満点を実現。色を忠実にそして鮮やかに表現するあかりを生み出しています。
インテリアデザインのプロが語る、あかりの質の重要性
今回のセミナーでは、みつまともこさん(ディスプレイデザイナー/インテリアスタイリスト)が「あかりの質の重要性」を解説。
みつまさんによると、照明の調整はディスプレイやインテリアを完成させる重要な作業だそうで「照明のあて方で、商品の見栄えが明らかに変わります。照明を調整し、ようやくディスプレイが完成する──それほどあかりは重要だと感じています」とコメント。
そして「お気に入りの家具の良さを毎日感じながら過ごしたいのであれば、あかりの質にこだわるべき」と提言。
さらに「どの位置に照明を置くかも非常に重要な点です。例えば、観葉植物にうまくあかりをあてることで自然な陰ができ、部屋全体に雰囲気が出てきます」と具体的なテクニックをアドバイスしました。
また、自宅で「プレミアX」を実際に使ってみた感想を「プライベートでは料理の写真を撮影してSNSに投稿することが多いのですが、プレミアXは自然光の下で見ているように色を再現できるので、料理の写真がより綺麗になりました」と告白。
4光色のラインナップの中でみつまさんのオススメは、自然光に近い光色の「温白色」。
「リビングで使用すると、くつろぎの雰囲気もありながら十分な明るさを実現しています。くつろぎながら趣味を楽しむことも、子どもの学習など明るさを必要とする場面も問題ありませんね」と絶妙なバランスが気に入っているそうです。
今回の“あかりの質”の重要性についてのセミナーから実感したのは、電球による「色の再現性」がモノの見え方や印象をこんなにも左右するのか!という驚きです。
これから家庭の電球をLEDに買い替えようと検討中だったり、今使っている電球の“あかりの質”に満足していないのであれば、色の再現性を追求した「プレミアX」に“パパの一声”で買い替えて、家庭の暮らしの質を上げてみませんか。
■「プレミアX」商品概要
「プレミアX」には、昼光色、昼白色、電球色に加えて「温白色(おんぱくしょく)」という新しい光色を追加しました。暖色系の電球色は落ち着いた雰囲気を生み出しますが、やや暗いと感じる方がいらっしゃいます。一方、青白い昼白色では、明るさ感はありますがくつろぎ感が無くなってしまいます。そこで、明るさとくつろぎ感を両立した光色として「温白色」を追加。温白色は主にデパートなど高級感を演出する空間で好まれており、ご家庭では廊下やオープンキッチンなどでの使用がおすすめです。
「プレミアX」の大きさは、シリカ電球と同等の全長98mm・外形55mm。シリカ電球を使用していた照明器具に使用してもはみ出すことなくすっぽり入ります。どのような器具でも、安心してシリカ電球からプレミアXに置き換えることが可能です。
■商品詳細