テレワーカーはストレスを溜めやすい?長時間労働のリスクも…上手なテレワーク活用法とは

テレワーカーはストレスを溜めやすい?長時間労働のリスクも…上手なテレワーク活用法とは

ライフスタイル

目次[非表示]

  1. 時間を自由に使える制度のはずが「働きすぎ」を生んでいる?
  2. 専門家の提言① 自由度が高いと、人はストレスを感じにくくなる。隠れストレスに要注意!
    1. テレワークが関連する職場ストレス
  3. 専門家の提言② 働きやすさの推進と業務効率は別々に考えるべき
    1. テレワークに向いている人、不向きな人
  4. テレワーク/リモートワークを上手に利用する3箇条

専門家の提言② 働きやすさの推進と業務効率は別々に考えるべき

働き方改革の観点でも注目されているテレワークですが、現状は子どもや親の看病・介護、また自身の体調が悪い時などに使われやすいといった課題があります。

テレワークによって働きやすさを向上させることは、労働力を維持し従業員の暮らしをサポートするうえで重要ですが、利用するシーンを間違うと従業員が休むべき時に休めないといったことが起こります。

また業務効率の向上を同時に求めるのであれば、小さなお子さんや介護の必要がある人がいる場合にはテレワークは不向きです。隠れストレスへの対策としても、自己管理能力の高さが求められます

テレワークに向いている人、不向きな人

【テレワークに向いている人/職種】
・通勤が何らかの理由でできない(家庭の事情、自身の身体的不自由等)
・仕事の要件が決まっており、それに対して向き合える人
・仕事以外でのコミュニティを多く創っている人
・時間管理が厳格な場合、仕事を割り切れる人
・小さな案件のクリエイティブ職

【テレワークに不向きな人/職種】
・自宅が働ける環境にない人(育児・介護・ペット、外部騒音等)
・仕事の全体要件が見えづらく、繰り返し情報共有をしないといけない人(新卒や転職直後等)
・仕事でのチームワークを重視して、仲間意識の高い人
・大きな案件のクリエイティブ職(Face to Faceでの議論の方がイノベーティブな案が出やすい)

テレワーク/リモートワークを上手に利用する3箇条

1.「オンオフ」を意識してルーティーンを作る
テレワーク成功のカギの1つが、オンオフの切り替え。在宅勤務であっても決まった時間に起床し、決まった時間に朝食を食べ、決まった時間に仕事を開始し、決まった時間に仕事を終えて、プライベートの時間を楽しむというルーティーンが大切です。

2.プライベートで過ごす場所と仕事部屋は別にする
スペースを別々にするのが難しければ、一度疑似出勤をするように朝家を出て、5〜10分ほど歩いてまた家に帰ってきて仕事モードに切り替えてはいかがでしょうか。仕事終わりにも同じく、外出することでモードをプライベートに戻していくのも良いでしょう。

3.自分の健康を意識的にチェック
会社で受けられる定期健康診断やストレスチェックは必ず受診しましょう。労働時間を管理しつつ、ルーティーンを崩さずに仕事をすることが重要です。ルーティーンができていないときは何か問題が発生している可能性あり!
テレワークのような“柔軟な働き方”は、自由度が多いことによるメリットとデメリットが紙一重。「自宅で過ごす時間が増えそうだから」とメリットに惹かれて導入する前に、まずは自身の仕事や性格とテレワークとの適性を検討する必要があります。

テレワークの特徴をしっかり理解した上で、労働時間がズルズルと長引かないよう注意し、ワークライフバランスの取れた暮らしを実現できるよう活用してはいかがでしょうか。

【専門家プロフィール】
All About「医師 / 働くひとの健康」ガイド 山田 洋太
ガイドプロフィール https://allabout.co.jp/gm/gp/1710/

相談企業は100社以上、健康と経営をつなぐベンチャー経営産業医。金沢大学医学部医学科卒業。離島医療を経験後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。 病院の経営企画室長を経てiCAREを創業。CEOとして従事しつつ、プロ産業医を育成する講座を主催。 厚生労働省「第2回 柔軟な働き方に関する検討会」では現役産業医の立場から提言。厚生労働省「VDT検診見直し検討会」の委員も務める。

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