ウォーキングの効果とは?毎日続けられる全身運動を楽しもう【男の趣味活】

ウォーキングの効果とは?毎日続けられる全身運動を楽しもう【男の趣味活】

趣味・遊び

目次[非表示]

  1. ウォーキングはダイエット効果も! 全身の筋肉を使う有酸素運動
  2. 花見×ウォーキング!暖かい季節に歩きたいオススメコース3選
    1. 皇居外周・北の丸公園(東京都)
    2. 鎌倉(神奈川県)
    3. 花見山公園(福島県)
突然ですが、最近皆さんは歩いていますか?

階段があってもついエスカレーターやエレベーターに乗り、休日のお出かけは車や電車、近所のスーパーには自転車で──現代人の歩く時間は減っていく一方と思われます。

健康のためにもっと歩かなきゃ…と危機感を抱いているあなた。これからちょうど暖かくなってくる季節なので、この機会にウォーキングを始めてみませんか。

ウォーキングって散歩のこと? 歩くだけで運動になるの? いえいえ、ちゃんとしたやり方で行えば、これが意外にも立派な全身運動になるのです。

そこで今回は、ウォーキングの効果や楽しみ方、さらに歩きながら風景も楽しめるオススメのウォーキングコースなどをご紹介します。

ウォーキングはダイエット効果も! 全身の筋肉を使う有酸素運動

運動には大きく分けて、体内に酸素が不足している状態で行う「無酸素運動」と、酸素が充分にある状態で行う「有酸素運動」の2種類があります。例えば、筋トレや短距離走など息切れするハードなものは無酸素運動で、ウォーキングのように規則正しく呼吸しながら行えるものが有酸素運動です。

このうち有酸素運動は、体内の血液中に酸素が十分にある状態を保つことで、脂肪が燃焼しやすくなります。つまりウォーキングは、体をハードに酷使する運動ではないのにダイエットに効果的ということ! ちなみに東京都健康長寿医療センター研究所の発表によると「1日平均8000歩で20分程度の速歩きが健康に効果的」(※)とされています。

ここでつい「有酸素運動は20分以上続けないと効果がない」と誤解されがちですが、途中で中断したからといって効果が失われるものではありません。水分補給などの休憩を時々挟みながら細切れに運動を重ね、しっかり脂肪を燃やしましょう。
ウォーキングと普通の散歩との違いは、姿勢と歩き方にあります。

まず、背筋を伸ばしてまっすぐ立ち、アゴを引いて胸を張るのが正しい姿勢。そして少し大股&早足で一定のペースを保って歩き、軽く曲げた状態の肘を足の動きに合わせて振るのが基本フォームです。

ここで意識したいのが大股&早足。ふくらはぎは「第2の心臓」と言われていて、大股&早足で歩くことによってふくらはぎが大きく伸縮します。すると全身の血行や代謝が活性化し、基礎代謝量が上がって消費カロリーもアップするというわけです。

ただ普通に歩いていると散歩と変わりませんが、こうやって全身の筋肉を使うような歩き方を意識すれば、運動としてのウォーキング効果をしっかり得ることができます。健康のために運動しなきゃと思っているけど、毎日続けられる手軽なものがなかなか見つからないという人にピッタリですね。

また、“歩くこと”だけに意識を集中すれば頭の中がリセットでき、あわただしい日常から解放されたい時の気分転換にもうってつけ。

ウォーキング用の道具として上下セットのウエアやシューズが販売されていますが、ご自宅のTシャツ&ジャージに履き慣れたスニーカーでも十分。思い立ったその日からチャレンジしてみましょう!
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