料理とドリンクを美味しくする、グラス

料理とドリンクを美味しくする、グラス

趣味・遊び

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  1. ビールグラス
  2. ワイングラス
  3. コーラグラス
料理や道具の知識を豊富に持ち、日本初の「料理道具コンサルタント」として幅広く活躍中の荒井康成さんによる連載「とことんこだわりたい一生の料理道具」。一生モノとして愛用したくなる上質な料理道具と、その道具を活かしたオススメ料理を動画と共にご提案します。
料理とワインとの相性をマリアージュとも表現するが、料理とドリンクだけでなく、グラスひとつで香りや喉ごし、口当たりが変わることをご存じだろうか?

例えば冠婚葬祭などで出される、シャンパン。炭酸が入ったスパークリングワインだが、乾杯用にはグラスの底が浅く一口で飲みほせるものを、卓上で食事と共にゆっくり飲む場合は、口径が狭く背の高いトールサイズのグラスを選ぶと、炭酸が抜けにくくなるのだ。

同じワインでも、異なる形状のグラスで飲むと香りや味わいが変わる──。この事に着目し、今回は料理やシーンによってのグラスやドリンクをライフスタイルムービーへとまとめたので、ぜひ参考にしてみてはいかがだろう?

料理とドリンクを美味しくする、グラス

出典: YouTube

ビールグラス

リーデル・オー
「オー・ビアー」参考価格 2個入 ¥3,300(税込)

口元にすぼまりのある形状は、モルトやホップからなるビール本来のアロマを引き出し、ソフトでクリーミーな舌触りを強調。縦長の形状とすぼまりにより濃密な泡が持続することで 、ビールの酸化を防ぎ、最後の一口まで最良のコンディションでビールを楽しめる、リーデルが提案するビールグラス。タンブラータイプなので、ソフトドリンクでも美味しく。

ワイングラス

ワインは原材料であるぶどうの品種がもつ複雑で芳醇な香りを楽しむお酒。この香りはコルクを抜いてからの時間の経過はもちろんのこと、空気に触れる面積、香りが滞留するグラスの空間面積などによっても変化する。そのためワインをより美味しく味わうためには、グラスの形状にもこだわって選ぶべき。
とはいえ、ワインには無数の種類があり、ひと銘柄ごとにグラスを変えていてはキリがない。まずは基本となる5種類のグラスを購入して、ワインがもつポテンシャルを最大限に楽しむ飲み方にチャレンジしてみよう。

リーデル・ヴェリタス
「シングルパック リースリング/ジンファンデル」参考価格¥4,950(税込)

縦長でしっかりとしたすぼまりをもつスタンダードなボウル形状のため、軽めの赤ワインやさっぱりとした白ワインなど、幅広い用途で使える。

世界的な試飲会でも使用されるグラスで、どうしても最初の1つを選びきれないという方にもオススメ

リーデル・ヴェリタス
「オークド・シャルドネ(モンラッシェ)」¥4,950 (税込)

コッテリと凝縮した果実味と柔らかい酸味をもつ白ワインに最適

ワインが舌上でワイドに広がるので、柔らかな酸味と豊かな果実味とのバランスを整える。

リーデル
「ファット・ア・マーノ” オールドワールド・ピノ・ノワール ホワイト”」¥11,000(税込)

酸味が強く渋みは中程度、複雑な香りの赤ワインに最適

大きなボウルが香りを十分にひらかせるので、ワインが舌先に導かれることで、強い酸味と果実味とのバランスを整える。

コーラグラス

リーデル・オー
「コカコーラ+リーデルグラス」参考価格¥3,850(税込)

グラス上部のふくらみ形状は、柑橘系が多種含まれた「コカ・コーラ」の複雑なアロマから、爽やかなフルーツのような香りを強調するため。甘さと酸味のバランスを絶妙に整え、さらにシャンパーニュのように細かく滑らかな泡を感じさせ、喉へ直接炭酸がいかないので、げっぷが出にくいのも特徴。

グラス下部のボトム部分は「コカ・コーラ」往年のガラスボトルである、“コンツアーボトル”を彷彿とさせる、美しく官能的な曲線のフォルムなのだ。

文・映像:荒井康成
商品貸し出し: RSN JAPAN

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