
マンガで工場見学!?マニアックすぎて面白い『レンズくんと行く工場ツアー すごい!品質検査』
趣味・遊び
子育て中のパパの特権の一つといえば、子どもとの関わり合いを通して“大人だけではなかなか足を運ばない世界”を体験できること。例えば、学校などの自由研究の調べもののために訪れる工場見学! ムダのないオートメーションによって生活に身近な製品が大量生産されていく工程は、子どもを引率している大人も見ているだけでワクワクしますよね。
しかしコロナ渦にある今年の夏は、工場見学が休止になっている施設もあり、また公開していてもコロナ感染防止のため気軽に見学に行きづらい状況に…。ならばせめて、自宅にいながら工場見学のようなワクワク体験はできないものか?
そんなパパたちの切実な声に応えるべく、子どもはもちろん大人の知的好奇心も存分に満たしてくれる、親子で読みたい新刊書籍『レンズくんと行く工場ツアー すごい!品質検査』を今回はご紹介します。
しかしコロナ渦にある今年の夏は、工場見学が休止になっている施設もあり、また公開していてもコロナ感染防止のため気軽に見学に行きづらい状況に…。ならばせめて、自宅にいながら工場見学のようなワクワク体験はできないものか?
そんなパパたちの切実な声に応えるべく、子どもはもちろん大人の知的好奇心も存分に満たしてくれる、親子で読みたい新刊書籍『レンズくんと行く工場ツアー すごい!品質検査』を今回はご紹介します。
資生堂、シヤチハタ、造幣局…身近なものづくりの現場を楽しいマンガで再現
本書を手がけたのは、オリジナル実験器具キャラクター「ビーカーくんとそのなかまたち」など理系の知識を活かしたイラストや著書で人気の夫婦イラストレーターユニット「うえたに夫婦」。家menでも「イラストレーターうえたに夫婦のワークライフバランス」を連載し、家事や育児をめぐるほのぼのとしたエピソードを披露してくれました。
▼うえたに夫婦の連載はこちら
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うえたに夫婦の「日本のものづくりのすごさ・品質の高さを、多くの人たちに伝えたい」(あとがきより)という想いから誕生した本書は、鉛筆・カルピス・貨幣・デジタルカメラなど生活に身近な製品が工場でどのようにつくられているのか、イラストを交えた解説と可愛いキャラクター「レンズくん」が活躍する漫画によって紹介しています。
専門的な品質検査がマニアックすぎて大人も興味津々!
それだけなら他にも似たような本がありそうですが、本書のオリジナリティは「製造過程」と併せて「品質検査」もクローズアップしていること。
例えば鉛筆には「芯の固さに問題はないか」「芯は中心に位置しているか」「芯だけで書いた感触はどうか」など高い品質を一定に保つための検査項目がたくさん設定されていて、そうした専門的な工程の数々も実際の工場取材を基にイラストで分かりやすく解説されているのです。
例えば鉛筆には「芯の固さに問題はないか」「芯は中心に位置しているか」「芯だけで書いた感触はどうか」など高い品質を一定に保つための検査項目がたくさん設定されていて、そうした専門的な工程の数々も実際の工場取材を基にイラストで分かりやすく解説されているのです。
各章とも解説部分は専門的に掘り下げられていますが、紹介されている製品がいずれも日常生活で使うものばかりなので関心を抱きやすく、第一印象として「ものづくりってこんなに大変なのか!」と感嘆するはず。そして新発見だらけのマニアックな検査内容の数々に、とことん知的好奇心を刺激されて読みふけること間違いなし!
ぜひ親子で一緒に読んで「〇〇はこうやって出来上がるんだね」「品質のいいものをつくるには、こんなに検査が必要なんだね」と感想を語り合い、バーチャル工場見学気分を満喫してみてはいかがでしょうか。
『レンズくんと行く工場ツアー すごい!品質検査』
著者:うえたに夫婦
出版:PHP研究所
定価:1400円(税別)
『レンズくんと行く工場ツアー すごい!品質検査』
著者:うえたに夫婦
出版:PHP研究所
定価:1400円(税別)