
初心者でも簡単!注目の SUP(スタンドアップパドルボード)って?【男の趣味活】
マリンスポーツに興味があるけど、サーフィンやスキューバダイビングのように本格的&アクティブなものは敷居が高くて…。そんな方でも気軽に始めてみようかなと思える、オススメのスポーツがあります。
ここ最近、サーフボードのような板の上に立ち、カヤックのようにパドルを漕いでいる人の姿を海や川で見たことはありませんか。サーフィンでもカヤックでもないこのスポーツ、その名もズバリ「スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard=SUP)」というのです。
今回は、じわじわ人気と注目を集めているSUPの意味や特徴、魅力をご紹介します。
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場所も楽しみ方も選ばない!自由な水上スポーツ
SUPはハワイ発祥のウォータースポーツ。その名の通り、サーフボードよりも少し大きい専用ボードの上でバランスを取って立ち、パドルで漕ぎながら水上を遊覧したり波乗りを楽しむものです。
一見するとサーフィンに似ていますが、本格派マリンスポーツよりも気軽に始めやすく、しかも幅広い楽しみ方を備えたSUPならではの特徴があります。
安定性が高くて乗りやすい
SUPで使うボードはサーフボードより大きいため浮力が高く、比較的安定した状態で乗ることができます。慣れるまでは練習が必要ですが、座った状態でのパドリング→膝立ち→直立と徐々に段階を踏んでいけば、30分〜1時間もあれば立ちながらパドリングできるようになりますよ。
楽しみ方はオールラウンド
パドルで立ち漕ぎする最も一般的な「クルージング」(子どもや犬を一緒に乗せる上級者も!)から、カヤックのように座った状態で漕いだり、フィッシングポイントで止まって釣りに没頭したり、さらにサーフィンのような波乗りなど楽しみ方は多種多彩。その時の気分や同行者によって自由に遊び分けることができます。
“水の上”であればどこでも遊べる
このようにSUPには波を必要としない多彩な楽しみ方があるので、海だけに限らず川や湖、さらに都会の運河など水上であればさまざまなシチュエーションで遊べます。サーファーが波を求めて集う場所から離れた穏やかな沖を遊覧したり、ゆったりした流れの川をのんびり下ったり、ちょっとした探検気分を味わえますよ。
揃えておきたいSUPの必需品
初心者は“空気で膨らませる”ボードから
SUPで使う専用ボードには、しなりが少なくコントロール性とスピード性に優れた「ハードボードタイプ」と、エアポンプの空気で膨らませる「インフレータブルタイプ」があります。ハードボードタイプはサイズや重さがあって自宅での保管や持ち運びが大変なので、空気を抜けばコンパクトに折り畳めるインフレータブルタイプを初心者にはオススメします。
安全を確保するための道具もお忘れなく
ボード以外に必要な道具は、水を漕ぐために使うパドル。カーボン製とアルミ製の商品があり、カーボン製の方が重量は軽いですが価格が高めとなります。濡れても動きやすいラッシュガードやボードショーツも必需品です。また安全を確保するために、ボード本体と足首をつなぐリーシュコードやフローティングベスト(ライフジャケット)もお忘れなく。
初めてでもSUPを楽しめる!オススメ体験スポット
海だけでなく川や湖など、基本的には水辺であればどこでも楽しめるSUP。まずは体験スクールに参加し、経験豊富なインストラクターの指導を受けましょう。そうした安心・安全な遊び方を学べる体験スクールを開催している、ロケーション抜群のオススメSUPスポットをご紹介します。
江ノ島(神奈川県)
湘南海岸から江ノ島にかけての一帯は、マリンスポーツの拠点として有名。マリンショップが軒を連ねていて首都圏からのアクセスも抜群、さらに観光スポットも充実しているので、ファミリーでSUPを楽しみに出かけるにはぴったりです。
四万十川(高知県)
日本三大清流の一つに数えられ「名水百選」にも指定されている四万十川は、SUPのロングライドが楽しめる川として人気。透き通った川を覗き込んだり、「日本の秘境百選」に選ばれるほどの絶景を眺めるうちに、大自然と一体化したような感覚を味わえるはず。
山中湖(山梨県)
水面でうまく立ったり漕ぐことができるか不安な方は、波のない湖からチャレンジしてはいかがでしょうか。中でもオススメなのは、富士五湖の一つに数えられ、富士山を望むことができる山中湖です。雄大な山を眺めながら穏やかな湖面をゆったりと漂えば、時間が経つのも忘れてしまいそう…。
スタンドアップパドルボードの魅力やオススメスポットをご紹介しましたが、いかがでしょうか。
水の上にプカプカ浮かんでスイスイ漕ぎ進む心地よさは、病みつきになること間違いありません。暖かくなってきた春のうちに先取りし、新感覚の水上スポーツを始めてみましょう。
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※自然環境のリスクやご自身の体力の限界を十分考慮し、自らの判断と責任に基づいてお楽しみください。
※当日の天候情報を事前に調べるなど、安全対策を十分行った上でお楽しみください。
※立ち入り禁止区域に入ったり、地元の方に迷惑が及ぶことのないよう、ルールやマナーを守ってお楽しみください。