まるでSF映画!幻想的な光の工場夜景を見学しよう【男の趣味活】

まるでSF映画!幻想的な光の工場夜景を見学しよう【男の趣味活】

趣味・遊び

数年前にブームとなり、今ではすっかり人気お出かけスポットとして定着した工場見学。もちろん商品作りの現場を見学するのも興味深いですが、それとは違ったスタイルの工場見学も人気を集めているのをご存じですか? それは「工場夜景」です。

工場夜景の人気の理由は? そもそも工場夜景とは何なのか? 今回はその奥深い魅力に迫り、さらにオススメの工場夜景スポットもご紹介します。


身近に体験できる近未来的な異世界


工場夜景とは、主に臨海の工場地帯で見られる夜景のことを指します。2008年に川崎の工場夜景が注目を集めたのをきっかけに、やがて日本全国にブームが拡大。今では各地で工場夜景の見学・撮影ツアーがたくさん開催されています。


その人気の理由は、普通の夜景では味わえない幻想的な美しさにあります。鉄骨や細いパイプが複雑に入り組み、その構造がむき出しになった工場の建築美は昼間に見ても圧巻ですが、夜になるとその印象は別世界のように一変。

無数のライトに照らされて暗闇の中から浮かび上がり、まるでSF映画に登場する近未来都市の建物のよう! 圧倒的な規模の光に包まれ、炎や水蒸気の煙が時おり吹き出す光景はまさに映画『ブレードランナー』そのものです。



工場夜景を眺めることができる場所は「陸」「空」「海」に分けられます。


■陸

敷地内や立入禁止区域に入らない程度まで工場に近づいて眺めるというオーソドックスな手段。工場の構造もハッキリ分かる至近距離から見ることで、臨場感満点な美しさを堪能できます。郊外や臨海地帯の工場へは電車の駅から徒歩で訪れるのは困難なため、基本的に自家用車またはバスツアーでアクセスすることになります。


■空

間近から鑑賞するのもいいですが、高層ビルの展望室や山上の見晴らし台から見下ろす工場夜景も格別です。建物単体ではなくエリア一帯を俯瞰で眺めていると、そのボリューム満点な光の空間が“近未来都市”のように感じられるはず。


■海

工場夜景が名物の街では、工場地帯の海を遊覧するクルーズ船ツアーが実施されています。一般車両では入ることのできないエリアや地上とは違った角度から接近すれば、海上の船からしか体感できない迫力と美しさに言葉を失うこと必至!


全国のオススメ工場夜景スポット


ブームの火付け役となった神奈川県川崎市を皮切りに、今では全国10都市が「日本10大工場夜景」として工場夜景の魅力を積極的に発信しています。その中でも特に人気のオススメエリアを3つご紹介しましょう。


■川崎市(神奈川県)

7つの人工島・16の運河で形成された川崎の京浜工業地帯には、石油化学系のプラントやタンクが運河沿いにひしめいています。その硬質的な美しさに少年心をくすぐられる! 海上から間近に眺めるのもいいですが、川崎マリエン展望室から見下ろすスペクタクルな工場夜景(写真)も、“近未来都市”ぽさがいっそう感じられてオススメです。

<参照>

川崎市観光協会


■室蘭市(北海道)

三方向を海に囲まれ、日本有数の工業都市として発展した室蘭。港の周囲には鉄鋼業、造船業、製油所などの工場が林立しています。山で囲まれた地形のため、室蘭には工場群を見下ろす展望スポットが豊富。なかでも、東日本最大の吊り橋「白鳥大橋」と製油所のプラントを一度に眺める、港の景色と融合した工場夜景(写真)は圧巻です。

<参照>

室蘭観光協会


■四日市市(三重県)

日本初にして有数の石油化学コンビナートが広がる四日市では、景観をさえぎる巨大なビルが少ないことから、奥行きのある工場夜景を楽しめます。四日市港ポートビル14階の地上100mの展望展示室「うみてらす14」から見下ろす幻想的な光景(写真)。海上からの夜景クルーズ。さらに対岸のプラントを眺める霞ヶ浦緑地をはじめ陸上からの鑑賞スポット。陸・空・海の “3D夜景”の多彩な見ごたえは、愛好家たちが“工場夜景の聖地”と称するのも納得!

<参照>

四日市観光協会


いかがでしょう。非日常の極みと言える工場夜景を体験してみたくなりましたか。

今回ピックアップした工場夜景エリアはほんの一例です。まずは身近な鑑賞スポットにアクセスし、一度見ればハマってしまう幻想的な美しさを、ぜひご自身の目で確かめてみてください。


※工場の敷地内や立入禁止地区には入らないでください

※違法駐車・ごみ放置・夜間の騒音などのマナー違反がないよう配慮の上、ご自身の責任の元で工場夜景をお楽しみください