熱帯魚と水草の小宇宙──初心者でも大丈夫!癒しのアクアリウム【男の趣味活】

熱帯魚と水草の小宇宙──初心者でも大丈夫!癒しのアクアリウム【男の趣味活】

趣味・遊び

目次[非表示]

  1. 生活に癒しを生む“室内の大自然空間”
  2. 飼育しやすくて美しいオススメの熱帯魚
    1. 群泳の集団美を堪能したい「テトラ」
    2. 熱帯魚きっての小型美魚「グッピー」
    3. 愛嬌満点な名脇役「ヤマトヌマエビ」
  3. アクアリウムに最低限必要な道具
    1. 水槽
    2. 照明器具
    3. 水槽用フィルター
    4. 底床材や水草
  4. アクアリウムのこだわりポイント
    1. 水槽の置き場所にこだわる
    2. 飼育する熱帯魚にこだわる
    3. 水草のレイアウトにこだわる
最近ちょっと疲れ気味で、リラックスできる癒しの時間が足りない。趣味を始めてもすぐ飽きてしまい、長続きしない。そんな方たちにぜひオススメしたい趣味が、水槽の中で熱帯魚を飼う「アクアリウム」です。

「水槽に魚を泳がせるだけじゃ、すぐ飽きそう」と思う方もいるかもしれませんが、実はアクアリウムはこだわり派の大人がとことんハマることができる、探究しがいのある趣味なのです!

そこで今回の「男の趣味活」は、アクアリウムの魅力や楽しみ方を紹介します。

生活に癒しを生む“室内の大自然空間”

一般的にアクアリウムとは、水草やサンゴ礁などの水生植物を育成した水槽の中で、熱帯魚を飼育するスタイルが主流となります。この水生植物こそが、単なる熱帯魚の飼育とは一線を画すポイントです。

デザインが異なる水草やサンゴ礁を独自にレイアウトし、まるで大自然の中で魚たちが泳いでいる空間を創造する──これぞアクアリウムの醍醐味!

仕事から帰って暗い部屋に入った瞬間、水草で作り出された“森”の中を美しい魚がスイスイ泳いでいる水槽がライトに照らされていたら、それだけで疲れを忘れて癒やされると思いませんか?

しかも人の気配に気づきエサを求めてスイスイ泳いでくる魚たちの姿は、まるで我が子を見ているような愛しい気分になれるはずですよ。

またアクアリウムは、飼育する魚に適した水質によって大きく2種類に分かれます。

海水魚を飼育する場合は、海水のような塩分が含まれた水でサンゴ礁などを育成する「海水水槽」。淡水魚を飼育する場合は、川や池のような真水で水草などを育成する「淡水水槽」。

『ファインディング・ニモ』で一躍人気者となったカクレクマノミなど海水魚の方が見栄えはしますが、海水水槽は塩分濃度の調整などの水質管理が初心者にはハードルが高いです。ですので、ここからの解説は、基本的に淡水水槽についてとさせていただきます。

飼育しやすくて美しいオススメの熱帯魚

群泳の集団美を堪能したい「テトラ」

熱帯魚の中でも人気上位のテトラ。その理由は、熱帯魚の中では比較的丈夫で初心者でも飼いやすく、値段もわりとリーズナブルで大量購入できることにあります。一口にテトラと言っても種類が豊富なのですが、赤と青のツートンカラーが鮮やかなネオンテトラや、その色味がより濃厚なカーディナルテトラが有名です。

その色彩の鮮やかなこと! 群泳する習性がある魚なので、10匹単位で大量に飼えば美しさが倍増し、水槽がいっそう華やかになりますよ。

熱帯魚きっての小型美魚「グッピー」

グッピーも比較的丈夫で初心者向けの魚ですが、最大のオススメポイントとして挙げたいのが、ヒラヒラと大きく広がった尾ビレの優雅さ! また、卵ではなく稚魚を産むグッピーは繁殖が簡単で、どんどん数を増やすことができます。

ただしヒレが大きくゆっくり泳ぐグッピーは、攻撃的なタイプの魚の標的になりやすいので、同じ水槽で複数の種類の魚を混泳させる場合は注意が必要です。

愛嬌満点な名脇役「ヤマトヌマエビ」

アクアリウム愛好家の隠れ人気ナンバー1が、水槽内のコケを食べて掃除してくれるヤマトヌマエビ。色鮮やかな熱帯魚と比べると脇役的な存在ですが、水槽の壁や水草のコケを取ろうとして、小走りするように足をチョコチョコ動かす姿の可愛いことといったらありません。ただし小型の熱帯魚と比べると体長5cm程度と大きめなので、魚の数や水槽サイズとのバランスを考慮しましょう。
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