
頭と体の両方を使うスポーツ!奥深いボルダリングの魅力【男の趣味活】
人工的に作られた岩場のような壁をよじ登るスポーツで、「ボルダリング」はその中の1種目でもあるんです。
更には「のぼる小寺さん」「のぼルダ」といった、ボルダリングをテーマにした漫画も近年続々登場。注目を集めているスポーツの一つです。
「壁をよじ登るなんて腕力がないから無理」「ただ登るだけなのに楽しいの?」と思ったあなた。実はボルダリングに必要なのは腕力だけではないし、ただ登るだけでもありません。
意外と奥深いボルダリングの魅力をご紹介します。
ボルダリングはマッチョな単純運動と思ったら大間違い!
頭脳をフル回転させてコースを攻略
ボルダリングとは、高さ5m程度の壁に固定された大小色とりどりのホールド(石状のとっかかり)に、補助ロープを使わず足や手を掛けながらよじ登るスポーツです。
一見すると壁をただ自由によじ登る競技のようですが、よく見ると一つひとつのホールドに数字や記号が記されていますよね。実はボルダリングには、同じ色・同じ数字(あるいは記号)のホールドだけをつかんで登るというルールがあり、決められた時間内に指定ルートをいくつ完登できたかを競うのです。
つまり、使うべきホールドの場所をどう効率的に攻略するかイメージする頭脳も求められます。
柔軟な肉体を持つ者が壁を制する
また、不規則に並んでいるホールドを攻略するには、ただ力任せによじ登るだけではなく、柔軟に体を動かす必要があります。もちろんボルダリングは全身を使うので筋力はプラスになりますが、むしろ柔軟性とバランス感覚を培うことでみるみる上達していくスポーツなのです。
登れなかったところが登れるようになり、より難しいルートが登れるようになる──自分なりに探究するごとに上達し、達成感を味わえる奥深さがボルダリングの醍醐味。しかも、先ほど書いたようにものすごい全身運動なので、いつの間にか体が引き締まっている!なんて効果も期待できますよ。
思い立ったらすぐ始められる手軽さもボルダリングの魅力
ボルダリングのもう1つのメリットは、安く手軽に楽しめること!
スポーツ系の趣味は何かと道具の準備が必要ですが、ボルダリングで最低限用意するものは、動きやすい服装と専用シューズだけです。
また近年は、都心を中心に屋内のボルダリングジムが続々オープンし、仕事帰りでも気軽に楽しめる環境が整ってきています。シューズはほとんどのジムでレンタルしているので、まずは体験プランから気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。