
たまには自分だけの時間も必要!夫婦円満につながる“一人時間”のススメ
「ずっと一緒にいたい」と思って結婚したはずなのに、毎日パートナーと同じ空間で生活しているうちに「一人になる時間が欲しい」と思ったことはありませんか?
夫婦といっても、元々は育った環境も価値観も異なる赤の他人。そんな2人が一緒に暮らすには、多少は我慢してパートナーに生活ペースを合わせざるをえないのだから、「自分の時間が欲しい」と感じても無理はありません。
そこで提案です。自分だけの時間がなくてストレスがたまり、家庭の中が息苦しくギスギスしたものになってしまわないよう“一人時間”を作ってみませんか。
“自分らしくいられる時間”を作り、家庭を居心地の良い空間に
大日本印刷株式会社の「ライフスタイルに関する調査」(※1)で好きな時間について尋ねたところ、若年層・熟年層問わずほとんどの世代で「自分ひとりで過ごすことが好き」という回答が最多となりました。
家族や仲間との時間を楽しむ一方、自分だけの時間が大切にされていることが伺えます。
では、夫婦が「自分ひとりで過ごしたい」と思うのはどんな時か?
SUUMOジャーナルが「夫・妻や交際相手に対して、正直ひとりにして欲しい瞬間」について調査したところ、「趣味に没頭したい時」「仕事で疲れきっている時」「思う存分買い物を楽しみたい時」の順に上位を占めました。
夫婦とはいえ一人の人間。大好きな読書や映画鑑賞に熱中しているのに横から話しかけられたくないし、疲れきった仕事帰りはビールやコーヒーで静かに一息つきたくもなりますよね。
そうしたプライベートな“一人時間”をお互いに確保することが、真の意味で家庭を居心地の良いものにしてくれるのではないでしょうか。
お互いに納得できる“一人時間”のルールを相談しよう
ただし、お互い自分だけの時間を求めているとしても、2人とも勝手気ままに“一人時間”を作ってしまったら、夫婦間のコミュニケーションもままならなくなりイライラや争いの種になることも。
やはり、“一人時間”を作るにはそれなりのルールを設けるのが理想です。
“一人時間”が欲しくなった時に相談
読書や映画鑑賞などまとまった時間を一人で過ごしたい時、パートナーに「一人で○○させてね」と一声かけましょう。お互いの趣味を理解し合っていれば、きっと快く受け入れてくれるはずです。
あるいは「毎週○曜日の○分間は趣味の時間にあてたい」と相談し、家事育児やコミュニケーションを取る時間との兼ね合いをパートナーと調整するのでもいいでしょう。
決まった日時を“一人時間”にあてる
お互いが週末に休めるなら、例えば「土曜日は2人で一緒に過ごす日」「日曜日は一人時間を楽しむ日」と振り分けて、“夫婦生活のオン/オフ”を作ってみませんか。
まとまった一人時間を確保することは、自分のやりたいことを思う存分楽しめるだけでなく、パートナーと距離を置くことで相手への愛情を再確認する機会にもなります。
一人時間で心身共にリフレッシュすれば、2人で過ごす時間がもっと貴重かつ楽しくなり、「一人時間でこんなことがあったよ」なんて会話も弾むはずです。
“一人時間”のススメと時間の作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか。
お互いが認めたルールの下、一人だけで好きに過ごせる時間を作ることは、2人一緒に過ごす時間をより濃密かつ充実したひと時に変えてくれます。
先の長い夫婦生活を円満にするために、ぜひ“一人時間”を上手に活用してください。
※1:DNP「ライフスタイルに関する調査」
http://www.dnp.co.jp/cio/trend/article/10142250_19464.html
※2:SUUMOジャーナル「夫・妻や交際相手に対して、正直ひとりにして欲しい瞬間」