
家族で考えよう!ライフデザインとマネープラン
家族の笑顔を増やすお金と時間の使い方
あなたはお金を使って、家族の笑顔を増やしていますか?
そんなことを意識してお金を使っている人は少ないかもしれません。でも実は、無意識にやっているのです。パートナーや子どもたちが喜ぶコトやモノを知っているから、無意識にそういうものにお金を使う傾向があるのです。
でも、好きなものをいつも買ってあげることは難しいですね。そんな時は「時間」を使います。例えば、外食に頻繁には行けないですが、好きな料理を手作りすることで喜んでもらうことはできます。
家族の笑顔のためにお金は使いたいところですが、生涯のお金が不足しないために、お金を何にどのぐらい使うかという優先順位を決めて、お金の優先順位が低いことには時間と手間をかけることで家族の満足度をあげたら良いのです。
また、あなたは今、夫婦や家族でどんなことを経験したいですか? 家族それぞれの年齢が変わると優先順位は変わっていくものです。
子どもが小さい時には、お金をかけておもちゃを買うよりも、家や近所の公園で一緒に遊ぶ方がパートナーも子どもも喜んでくれます。子どもたちが大きくなると、習い事をしたり、部活動などをしたりで一緒に遊ぶ時間はなくなりますが、お金が必要になってきます。なかなか一緒に過ごせない分、旅行などの非日常なことにお金をかけるという人もいます。
家族と考えよう!お金の貯め方と三大支出
こう考えると、日々の生活の中では最初は時間が必要で、徐々にお金が必要になってくると考えることができます。
子どもが小さい時には、将来必要になるお金に備えるために「残ったら貯める」のではなく、将来に必要なお金を貯め「残りを使う」という考え方のマインドチェンジが必要です。「残ったら貯める」という方はなかなか貯まらないものです。
×収入ー生活費=貯蓄
○収入ー貯蓄=生活費
日常生活以外で、人生で大きなお金って何があるでしょうか。人生の三大支出と言われているのは、「マイホーム」「教育費」「老後資金」です。これらの金額や時期を見誤ると取り返しがつかなくなることがあります。結婚して、子どもが生まれ、なんとなく教育費の準備をしなきゃと考え、こども保険を検討されるご家庭は多いです。そのうち子どもたちが家で暴れるようになると、手狭に感じたり、音が気になり、マイホームが買いたくなったりするものです。
でも、ちょっと待ってください!
人生100年時代がやってくるという時に、大きなお金をなんとなく使うことほど怖いことはありません。知識のないままに厳しいローンに縛られてしまうと、教育費や老後資金の準備が思うようにできなくなってしまい、日常の生活費も苦しくなってしまうかもしれません。
そのためには、夫婦でどんな暮らしを望むのかよく話し合うことが大事です。
生涯であなたや家族がやりたいことを実現するために、マイホームは本当に必要か? 教育費はどこまでしてあげるか? 老後にどんな暮らし方をしたいのか? 仕事も一つの仕事ではなく、60歳以降に別の働き方をするためには、人脈や新しいことを少しずつ学んでおく必要があります。家族の笑顔が増える時は何が実現できた時かなど、一度じっくりと話し合ってみることが大切です。いつもはあまりこういった話をしない夫婦も、特に人生の節目は見直すのにちょうどよい機会でもあります。
正しいお金の知識と人生100年時代のキーワード
生涯で必要なお金が分かれば、準備する方法もある程度決まってきます。
働いて稼ぐのは、いつ、どのくらい、どんな仕事をするのか、それ以外にも、「お金のしくみ」を活用する方法があります。具体的には、貯蓄、保険、税金、社会保険、資産運用、ローンなどを効率的に活用することで、無駄な支出を減らし、将来に使えるお金を準備することができます。
人生100年時代を楽しむために必要なキーワードは、「貯めながら増やす」です。
正しいお金の知識を知ると、無駄な保険、最適なローン、節税方法が分かります。そして長期的な資産運用をすることで将来の教育費や老後の資金づくりができます。貯めながら増やした資産を、人生の後半には、資産運用をしながら年金などの収入と合わせて使うことで、資産の減り方が緩やかになる可能性が高まります。
家族で今も長い将来も楽しみながら暮らせるように。正しいお金のしくみについての具体的なポイントを次回からお伝えします。
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