家族で冬キャンプを楽しむ方法!経験者イチオシの魅力と寒さ対策は?

家族で冬キャンプを楽しむ方法!経験者イチオシの魅力と寒さ対策は?

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  1. 夏にはない「冬キャンプの魅力」は?
    1. ①オフシーズンで人が少ない
    2. ②汗でベトベトにならない
    3. ③不快な虫がいない
    4. ④空気が澄んでいるので星空がキレイ
    5. ⑤焚き火を心地よく囲める
    6. ⑥“アツアツの鍋料理”が美味しい
  2. 家族で冬キャンプを楽しむために必要な防寒対策と道具は?
    1. ①冬用のシュラフ&テントは必須!
    2. ②暖房器具などで熱源を確保しよう
    3. ③テント泊にこだわらず建物にも宿泊しよう
    4. ④風呂に入浴できるキャンプ場を選ぼう
    5. ⑤子どもは温度調節しやすい服装に
※2022年1月8日に公開した記事を再編集・再公開しています。
ここ最近のブームを受けてキャンプに興味を抱き、家族でアウトドアを楽しむようになったパパも多いことでしょう。そんな中、「キャンプのシーズン=夏」「オフシーズンの冬はお休み」という一般的な考えに対して、「シーズン以外もキャンプを楽しみたい!」という愛好家たちが増加し「冬キャンプ」が賑わいを見せているのをご存じでしょうか?

冬キャンプと聞いて「寒いのにキャンプなんて楽しめるの?」という素朴な疑問が湧くかもしれませんが、近年は道具の性能進化やラインナップの充実によってキャンプのハードさが和らぎ、冬でも十分楽しめるようになっているのです。そこで今回は、シーズン真っ盛りの夏とは違った冬キャンプならではの魅力や家族で楽しむ方法を、アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」がキャンパー2000人に行った調査結果を交えながらご紹介します。

夏にはない「冬キャンプの魅力」は?

冬キャンプに対して「寒さ」をネガティブに感じる人もいるかもしれません。しかし、寒い季節だからこそ得られる次のような楽しさが冬キャンプにはあります。

①オフシーズンで人が少ない

冬キャンプを楽しむ人が増えているとはいっても、夏と比べたらキャンプ場に訪れる人は少なめ。「人気のキャンプ場に行こうと思ったら予約で一杯だった」という可能性が夏よりも低く、家族の予定も立てやすくなります。それに人があまりいないキャンプ場は開放感もあり、自然との一体感をより楽しめます。

②汗でベトベトにならない

夏キャンプはちょっと動くと汗だくになり、じっとしていてもジンワリと汗をかいてしまい、ベトベト感で体が不快に…。冬キャンプであればテントの設営や運動など体を動かす時だけ服を脱いで体温調整すれば、ほとんど汗をかくことはありません。夜中に寝汗で寝苦しくなることもなく、快適に朝を迎えられることでしょう。

③不快な虫がいない

厳密にゼロというわけではありませんが、冬に活動する虫は夏と比べ物にならないくらい少ないので、夏キャンプのように蚊に悩まされたり虫がテントへ侵入するのを心配する必要はありません。虫が嫌いでキャンプを敬遠している家族にキャンプの魅力を体験してもらうには、冬は格好のシーズンといえるでしょう。

④空気が澄んでいるので星空がキレイ

冬は夏に比べて気温が低くて対流活動も弱いことから、空気中の水蒸気やチリなどが少なく、空が澄んで見えます。頭上に広がる星空が夏よりも美しく見えやすく、天気がいい日であれば、都会ではなかなか見られない自然のプラネタリウムを子どもたちに体験させてあげられますよ。

⑤焚き火を心地よく囲める

キャンプならではの醍醐味といえば「焚き火」。日が落ちて周囲が静けさに包まれる中、炎がパチパチと鳴る音を聴きながらみんなで火を囲んでまったり語り合う時間は最高! 夜でもあまり気温が下がらない夏の焚き火は暑くて大変だけど、寒い冬なら“暖を取ることができる場所”として焚き火を長時間囲みたくなります。日常生活では改まって言いづらい家族への気持ちや打ち明け話も、開放的な非日常空間で炎のゆらぎを眺めながらだと自然と話しやすくなるはずです。

⑥“アツアツの鍋料理”が美味しい

(画像提供:株式会社フォーイット)

キャンプ料理はバーベキューやカレーなどの定番メニューについ偏りがちですが、夏と比べて食べ物が腐りにくい冬なら普段より種類も数も多めに食材を持参し、具だくさんの鍋料理を楽しむことも可能です。アツアツの鍋料理は冬でも体が温まるし、それに基本的に煮込むだけだから調理も簡単と一石二鳥!「TAKIBI」によるキャンパーへの調査でも、冬キャンプのオススメ料理は鍋料理が堂々トップでした。「牡蠣鍋」「カニ鍋」など季節の食材を鍋で味わえば、アウトドアというシチュエーションと相まってよりいっそう美味しく感じられるはず!
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