
毛布も家で洗濯できる!洗濯できるかどうかの基準や毛布の洗い方を解説
冬の時期に欠かせない毛布。今年は11月から冷えこみはじめて、既に大活躍のご家庭もあるのではないでしょうか?
そんな冬の時期に大活躍する毛布。さすがに夏には使わないので、暖かい時期が来ればしまうことになるのですが、皆さんは毛布をしまう前にどんな洗い方をしていますか? また、「寝汗がしみ込んでそうで洗いたい…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、毛布を家やコインランドリーで洗えるかどうかのチェック項目や洗濯方法をご紹介します。
毛布って洗濯できるの?
私自身クリーニング屋を経営しているので、もちろん毛布をお預かりすることは多々あります。その数…1カ月に1000枚程度は毎年洗っていたりします。
ですが、預かった毛布のうち9割以上は、意外と家で洗える物が多いのも事実です。
「毛布は家で洗いづらいもの」と感じさせる原因として
1. 毛布がとにかく大きすぎる。
2. 洗ったら型崩れや縮みが起きそう
そんな2つのイメージが上げられるのではないでしょうか?
大きさの問題については、シングル毛布1枚であれば、6kg以上の容量の洗濯機であれば洗うことが可能です。1枚1枚洗うことにはなりますが、意外と洗えてしまいます。
「型崩れや縮みが起きそう」といったイメージについては、実は誤解です。
毛布の場合、そのほとんどがポリエステルやアクリルなどの素材100%で作られているケースが多く、家庭で洗いにくいウール100%やシルク100%はめったにありません。
家で毛布を洗えるかどうか判断する方法
■家で洗える「ポリエステル」や「アクリル」素材かどうか
■洗濯表示に「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」が付いているか
これらの確認が、毛布を家で洗えるかどうかの判断基準になります。
まれに「ウール」や「シルク」にも手洗いマークが付いていることがありますが、家庭で洗うと確実に型崩れしてくるのでオススメはしません。
その際は、クリーニング屋に任せてしまいましょう。
家で実践する毛布の洗い方!
毛布を洗う時に使いたい洗濯洗剤
毛布といえばフワフワな状態が肝にもなってくるので、フワフワ感を損なわないように洗いたいところ。
そのためには、中性の液体洗剤もしくはデリケート洗い用の洗剤を使うのがベストです。
さらに柔軟剤をたっぷり使ってフワフワに仕上げたいと考えがちですが、柔軟剤を使用しすぎると寝ている間にかく汗を毛布が吸い取ってくれなくなり、体が濡れているように感じて寝心地が悪くなります。なので柔軟剤を多く入れて洗うのは禁物です!
また、汚れが激しい箇所や、シミになっている部分には、あらかじめ食器用洗剤や重曹を混ぜたものをスポンジにとって叩いてから洗いましょう。
もし用意できれば、大型の洗濯ネットに毛布をジャバラで畳んで入れるのがベストですが、そのまま洗っても問題ないです。
毛布を洗った後の干し方
最後に、毛布を洗った後の干し方について。
洗濯物干し竿を2本使って、毛布がM字になるように干すのがベストですが、二つ折にした毛布を竿1本で干しても差し支えはありません。
でも、できれば物干し竿に干すよりは、コインランドリーでの乾燥をお勧めしたいです。
というのも、物干し竿で干して自然に乾かせた時と、コインランドリーなどの乾燥機で乾かせた時とでは、毛布の「フワフワ」具合にけっこう差が出てくるのです。
ここまで何度も言いましたが、毛布といえばあのフワフワ感が肝心!
よりフワフワさせる乾燥が可能なコインランドリーを推奨します。
しかしながら、毛布は重いし、洗濯してコインランドリーに持って行くのも面倒ですよね。そんな場合はクリーニング屋に依頼しましょう。
クリーニング屋によっては、冬物である毛布なども長期保管してくれるサービスがあります。毛布をしまい込む際に邪魔になりそうな場合はそういったサービスを利用し、自宅のスペースをゆったりさせるのも一つの手段ではないでしょうか。
さて、家での毛布の洗濯の仕方をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
節約のために家で洗うも良し。自宅の収納スペース確保のため、クリーニング屋の保管サービスを利用するも良し。今年の衣替えの時期は、ご自身のライフスタイルにあった毛布の洗濯方法を選んでみてくださいね。
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