引っ越しがきっかけで赤ちゃんの夜泣きが発生?子連れ引っ越しで気をつけたいポイント

引っ越しがきっかけで赤ちゃんの夜泣きが発生?子連れ引っ越しで気をつけたいポイント

育児

目次[非表示]

  1. 子連れ引っ越しの落とし穴
  2. 環境変化は赤ちゃんにとって不安要素
  3. 引っ越し前にできる対策
    1. 引っ越しを予告する
    2. 事前に新居物件に連れて行く
    3. 楽しみな場所だと声かけ
    4. パパママのストレスを減らす
  4. 引っ越し後にできる対策
    1. 大げさなほど喜ぶ
    2. スキンシップ
    3. 昼間に寝室で遊ぶ
    4. 前の家で使っていたアイテムを使う
    5. 数日は一緒に寝る
子どもが生まれるとそれまでの家が不便に感じたり手狭になったりして、家を建てたりマンションを買ったりする方が多くいらっしゃいます。そうなると赤ちゃんが小さい頃に引っ越しをされることになります。

赤ちゃんにとって住まいの変化は大きな変化。引っ越しをきっかけに、夜泣きが発生してしまったり、寝かしつけのトラブルが出てしまったり…ということも少なくありません。できるだけそういったトラブルを防ぐために、できる予防方法と対策をご紹介します。

子連れ引っ越しの落とし穴

引っ越しはただでさえ重労働。ですが、ここに小さい赤ちゃんが加わるとその度合いは二倍にも三倍にも感じるものです。赤ちゃんがいなかったときの感覚で「このくらいの荷物なら自分で運べる」「梱包と荷ほどきは自分たちですべてできる」と考えていると、思うように進まずにイライラしてしまうこともあるでしょう。

そうなると、イライラしたパパやママの気持ちに感づき、赤ちゃんが余計にぐずったり夜泣きをしたりするようになってしまうのです。夜はゆっくり荷物をまとめるチャンス!なのに、赤ちゃんに度々呼ばれてしまうとその時間すらかなわなくなってしまい、余計にイライラ…という悪循環になってしまうことも。

そのため、時間に余裕を持って荷造りを始めること、そして可能であれば梱包や荷ほどきまで引っ越し業者にお任せできるオールインワンパッケージを使うことをおすすめします。

環境変化は赤ちゃんにとって不安要素

引っ越しをすると新たな環境に身を置くことになります。大人なら心機一転、改まった気持ちになったり、ワクワクした気持ちになったりしますよね。ですが、赤ちゃんはそうとも限りません。赤ちゃんはもともと「いつも同じ」であることを好みます。自分の知っている範囲で、知っている流れで物事が起こることによって安心感を覚えるのです。

ところが引っ越しをすると新たな環境になり、知らない景色に不安を覚えてしまいます。新しいものに不安感を覚えるのはネオフォビア(新奇恐怖)という人間がもともと持っている心理的な本能で、例えるなら見たことのない色形のキノコを見つけた時に「おいしそう!いただきます!」と食べないように、生き延びるために持ち合わせているものです。
このネオフォビアは前提知識がないほど高まるため、赤ちゃんは特に新しいものに恐怖を感じやすいと考えられます。

では、その赤ちゃんの恐怖心を拭ってあげられるのは何でしょうか?
答えは「親の笑顔」です。

赤ちゃんは親の顔や声で安心を見極めています。親が「わあ〜素敵なおうちだね〜!今日からここに住むんだよ〜!」と嬉しそうに楽しそうにしていることで、赤ちゃんにも「ママやパパが嬉しそうにしている…ここは安心していい場所なんだ」という思いを持たせることができるのです

恐怖心を拭って、安心していい場所なんだと認識させられることで、夜泣きや泣いて寝つけないなどのトラブル発生を抑制することができます。

上記のような声の掛け方を含め、赤ちゃんを安心させるために効果的な対策を引っ越し前・引っ越し後に分けてご紹介していきます。

引っ越し前にできる対策

引っ越しを予告する

赤ちゃんに家が変わるということを予告しましょう。「相手は赤ちゃんだから言ってもわからないよ」と思うかもしれません。ですが、赤ちゃんは意外なほど親の言葉を理解しています。言葉で伝わらないなら視覚で補助することも大事。カレンダーに印をつけながら、毎日話しかけてみましょう。

少なくとも毎日毎日、カレンダーを見せながら何かを訴えかけてきていれば、その日に何かが起こるんだという予感は伝えることができます。これがとても大切です。

事前に新居物件に連れて行く

事前に物件に立ち入りが可能なのであれば、赤ちゃんを連れて行って中まで見せてあげましょう。何度か足を運んだことのある場所であれば、いざ引っ越して新生活がスタートした時にも心理障壁を下げることができます

前の居住者や管理会社などの都合で気軽に立ち入りができない場合、新居の前まで行ってみるだけでも良いです。遠方でそれも難しい場合は物件の写真を見せたり、Google社のストリートビューなどを使ってバーチャルに訪問したりしてみましょう。

楽しみな場所だと声かけ

先にも述べましたが、赤ちゃんは親の顔色や声色で安心できる場所かどうかをうかがっています。親が明るく引っ越しが楽しみであることを声がけすることによって、新居は楽しそうな場所、安心できる場所だ、というイメージを湧かせることができます

物件に行った際や写真を見せながら「もうすぐこのお家に住むんだよ〜!楽しみだね〜!!」などとテンションを高めにして話しかけてあげましょう。

パパママのストレスを減らす

引っ越しにはストレスがつきものです。荷物の梱包、ゴミ出し、粗大ゴミ回収の手配、退去申請、ガスや電気の立会いなど、タスクがたくさん。「これはゴミに捨てていいの?」など細かい確認も夫婦間で必要になり、喧嘩の火種にもなりやすくなります。プロに頼めるものは頼み、自分たちで行う部分は時間にゆとりを持って取り組むようにしましょう。

引っ越し後にできる対策

大げさなほど喜ぶ

実際に新居に引っ越しが完了したら、「わぁ〜いい部屋だね!今日からここに住むんだよ、やった〜!」などと大げさなほど喜んで見せましょう。

特に寝室と赤ちゃんの寝床を褒めてあげることが大切です。「今日からここで寝るんだよ〜いいね〜!」と明るいうちに部屋をよく見せて声かけあげましょう。

スキンシップ

今までの家と違う家になって少なからず赤ちゃんは不安感を持っています。不安感を解消してあげられる最強の方法がスキンシップです

具体的にはたくさんハグをしてあげることがおすすめ。ハグには安心感やリラックスを生む効果があり、幸せホルモンの分泌も促してくれます。

昼間に寝室で遊ぶ

知らない部屋に夜一人にされるのは怖いものです。日中のうちに寝室を案内し、布団やベッドの中で遊んであげましょう。部屋そのものに楽しいイメージをつけることで、夜になっても安心感を持つことができます

前の家で使っていたアイテムを使う

新居になったことをきっかけに家具など一斉にリニューアルされる方も多いかと思いますが、すべてが新しくなると大人でもソワソワするもの。赤ちゃんならなおさらです。

例えば、新しくベビーベッドを購入したとしても、パジャマやシーツ、ねんねのお友達(人形やタオル)などは以前から使っているものを使用するようにしてみてください。使い慣れているもので安心感を高めることができます。

数日は一緒に寝る

親とは別室で一人で眠っている子の場合、引っ越し当日からすぐに同じように寝られる子もいれば、泣いてしまって今までのように寝られなくなってしまう子もいます。

数日は不安感があっても当然ですので、そういった場合には数日間は親が同じ部屋で(布団を敷くなどしてお子さんとは別の寝床で)寝てあげるようにしましょう。初日は朝まで一緒に、次の日は寝つくまで…と徐々に介入を減らしていき、元どおり一人で寝られるようになるのを目指しましょう。
対策をしていても夜泣きが悪化したり、寝つきが悪くなってしまったりすることはどうしてもあります。ですが、引っ越しをきっかけとした精神的な要因であれば、慣れが解決してくれます。あわてて手を替え品を替えあやしてみようとするのではなく、これは一時的なものだと落ち着いた気持ちで見守るようにしてみてくださいね。