【保育園入園】変わる生活リズムと家庭での寝かしつけトラブル対処法

【保育園入園】変わる生活リズムと家庭での寝かしつけトラブル対処法

育児

目次[非表示]

  1. 保育園に入園したら、パパ・ママ、赤ちゃんの生活リズムはどう変わる?
    1. 変化① 朝晩に家事が集中
    2. 変化② 眠りのリズムが変わる
  2. 慣らし保育期間中の睡眠
  3. 保育園入園後の子どものグズグズ・夜泣き悪化対策
    1. 対策① スキンシップ
    2. 対策② 夕寝を取り入れる
  4. 子どもが保育園に入園してからパパにできること
※この記事は2021年3月に公開したものを再編集・再公開しています
4月からの新生活、子どもが保育園に入園して生活リズムが変わるご家庭も多いのではないでしょうか。今回は保育園入園に伴って起こりがちな、お子さんの睡眠トラブルやグズグズ対策について解説していきます。

保育園に入園したら、パパ・ママ、赤ちゃんの生活リズムはどう変わる?

保育園が始まる=ママ・パパの仕事が始まるということでもあります。

これは、お子さんにとってだけでなく、ママ・パパにとっても大きな変化。これまでは1日中お子さんと一緒に過ごし、家事や育児を1日かけてこなしてきたのが、日中はお仕事をされることになるので、家事と育児をする時間が朝と晩に集中してしまいます。

お子さんにとっては慣れない環境での新生活。保育園に行きたくない!と泣いてしまったり、帰宅後にいつも以上に甘えん坊になったり、精神的にも不安定になることが考えられます。

そんな新生活に不安に感じているママ・パパは多いのではないでしょうか。

変化① 朝晩に家事が集中

まず、“朝晩に家事が集中して時間がない”という問題については、いかにして時短をするかが大事になってきます。家事の時短のためには、お掃除ロボットや電気鍋、食洗機などの時短家電を導入したり、宅配サービス(ミールキットやお惣菜などを活用)を申し込んだりする工夫ができると良いでしょう。

「掃除くらい隙間の時間でやればいいじゃないか!」「日中は離れているんだから、夜のご飯ぐらい手作りでしっかり食べさせてあげたい」などという思いもあるかもしれません。しかし、少し視点を変えれば、“家事を時短する=お子さんと向き合える時間が増える”とも捉えられます。そういった点も踏まえて、何を導入するか(しないか)を判断していただくと良いのではないかと思います。

変化② 眠りのリズムが変わる

今までは好きなタイミングで起きて、好きなタイミングに昼寝をして…という生活だったお子さんも、入園後は朝いつも同じ時間に起きて、保育園では決められた時間にお昼寝をするという生活リズムに変わります。

これにより、生活リズムや睡眠のリズムに変化が起こり、お子さんによっては寝ぐずりをしたり、夜泣きが出る(悪化する)ケースも考えられます。

慣らし保育期間中の睡眠

入園後に「慣らし保育」と呼ばれる練習期間(すぐにはフルタイムで預けず、数週間は午前お迎えや15時お迎えなど短時間の保育とすること)を設ける方は多くいらっしゃいます。この慣らし保育の期間は、保育園に通うことに慣れるだけではなく、お家での生活リズムを慣らす期間とも捉えられます。

はじめのうちは、保育園でなかなかお昼寝が取れないこともあるでしょう。慣れない環境に慣れない先生、その中で安心して眠りにつく事はお子さんにとってはなかなかに難しいことです。慣らし保育期間中、あまり保育園で睡眠が取れていないようであれば、時間の遅さにかかわらずお迎え後にお昼寝(夕寝)をとらせてあげるなど、睡眠不足を解消する工夫ができると良いでしょう。

これまで遅寝遅起きの生活リズムだったお子さんは、慣らし保育期間中に早寝早起きのリズムに身体を慣らすようにしていきましょう。
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