
これからも“友達”でいるために…子どもが汚したぬいぐるみを洗おう
こんにちはー。若かりし頃は自分の体の半分くらいのくまのプーさんを枕がわりにしつつ、テディベアをなぜか集めていた遺伝子が子どもたちにも遺伝したのか、我が家にはいろんな場所にぬいぐるみが潜んでいる洗濯ハカセの神崎です。
皆さんの中には、ぬいぐるみを洗おうか洗うまいか、悩んでる人も多いのではないでしょうか?
私であれば、洗わないなんてもってのほか。
子どもたちはぬいぐるみを家じゅう引きずり回したり、外で泥団子を無理やり食べさせたり、なめたり、枕がわりにしたり、一緒にお風呂に入ったり…ありとあらゆる汚れをつけていると思います(若干言いすぎな気もしなくでもないですが)。
そんなぬいぐるみの汚れをほっておけば、雑菌が繁殖したり、変な匂いやシミがついたりと、さまざまなトラブルもつきものになります。
衣類だったら「汚れたら洗う」「着たら洗う」のに、下手をしたら我が子が口にくわえるかもしれないぬいぐるみを汚れたままにするなんて、もってのほかだと思います。
そこで今回は、洗って良いものかどうかの見分けから、ぬいぐるみの洗い方のポイントまで一つ一つ紹介していきたいと思います。
目次[非表示]
大切なぬいぐるみの洗濯を失敗しないために!洗えるかどうかの見極め方
お手持ちのぬいぐるみが洗えるものかどうかの判断基準は、端的に次の3つの要素がポイントとなります。
・詰め物などに紙が使われていないか
・素材に動物の革や毛皮が使用されていないか
・10年〜20年ものの古すぎるぬいぐるみではないか
この3つの要素が全部当てはまらなければ、手洗いや洗濯機で回しても大丈夫。おおいに洗ってキレイにしてしまいましょう。
▼あわせて読みたい
ぬいぐるみの洗濯頻度は?
ぬいぐるみは気づいたらいつの間にか激しく汚れてしまっていることが多いと思います。
1カ月に1回とは言いませんが、定期的にぬいぐるみを洗う日や期間を決め、子どもたちが遊んだりするぬいぐるみは清潔に保つことをおすすめします。
ぬいぐるみをふわふわに洗うための洗濯洗剤や準備
ぬいぐるみを洗うにあたって、下記の道具を準備できていれば大丈夫です。
・液体洗剤(中性やデリケート洗い用の洗剤が望ましい)
・柔軟剤
・食器用スポンジ
・髪の毛用のブラシ
・タライや桶
・ドライヤー
・バスタオル
<あると良いもの>
・乾燥機付きの洗濯機か乾燥機
<場合によって必要なもの>
・アロンアルファ
このようにぬいぐるみを洗う道具は、家庭に揃っているもので十分。ほとんど買い足す必要はないのです。
▼あわせて読みたい
洗濯の事前準備
洗濯前にスマホなどでぬいぐるみの写真を前後左右からひととおり(各アングル1枚ずつ)撮影しておきましょう。
というのも、ぬいぐるみを洗濯する際に厄介なのは、接着剤の劣化とともに洗っている最中や乾燥の最中にぬいぐるみの装飾部品が、まれに一部外れること。
何が・どこに・どのようについていたのか?を確認するためにも、ぬいぐるみに装飾がある場合は前後左右撮影しておきましょう。ほとんど装飾品がない場合はこの撮影は省略してもオッケーです。
ぬいぐるみの洗濯方法
洗濯機で選択する場合
洗濯ネットにぬいぐるみを入れます。
濡れタオルで拭いたりしてみて色がつかないぬいぐるみは、1つのネットに複数個まとめて入れてもらっても大丈夫です。
洗濯機のコースは、ドライコース・弱コース・デリケートコースといった弱い水流で洗うコースを選択して洗いましょう。
使う洗剤は中性の液体洗剤と柔軟剤も使いましょう。洗剤の量は、一般的な洗濯の時と同じです。
▼あわせて読みたい
手洗いする場合
深めの容器を準備して水をはり、大さじ1杯程度の洗剤をよく溶きます。
衣類の押し洗いの要領で、水から出してはつけて押しを10回ほど繰り返し、10分〜30分程度つけ置きします。
その後、水を入れ替え、洗剤を入れず押し洗いの要領ですすぎます。もう一度水を入れ替えたら、小さじ1程度の柔軟剤を溶いて、ぬいぐるみをくぐらせます。
人の手で脱水することは難しいので、30秒〜1分程度洗濯機で脱水しましょう。ぬいぐるみを持ち上げた時に水が滴り落ちることがなければ脱水は十分です。
▼あわせて読みたい
干し方・乾燥方法
枕やぬいぐるみを吊り下げて干すグッズが、最近は100均ショップなどにも揃っています。それらを調達してできる限り空中に干すよう工夫するのが、ぬいぐるみを早く乾かすコツです。
▼あわせて読みたい
今回は、ぬいぐるみの洗濯方法やポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか。
赤ちゃんや子ども達が大切にしているぬいぐるみ、失敗しないふわふわな洗濯を試してみてください。