
旅行や帰省中に洗濯できなかった衣類…たまった匂いや汚れをスッキリ洗い落とそう!
こんにちは! 洗濯ハカセの神崎です。
もうすぐ年末年始ですが、帰省や旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか?
でも、家へ帰った後に待ち受けているのは、帰省中や旅行中に着ていた大量の洗濯物…。
旅行中に着た洗濯物って、汗の匂いなのか汚れの匂いなのか独特な匂いがついて、洗っても洗ってもなかなか取れないですよね。
そこで今回は、帰省や旅行中に溜まった衣類の正しい洗濯方法について解説します。
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洗濯物が生乾きで臭い原因は?
帰省や旅行中に着た衣類の洗濯で困るのは、まず何よりも洗濯物の量。そして、洗濯しても何だかさっぱりしない洗い上がりです。
乾燥しても何だか部屋干しとはちょっと違う匂い残りもあり、2度洗いしてしまう人も多いのではないでしょうか?
その原因は、やはり帰省や旅行中に洋服を洗えなかったことです。
長期間、最低でも5日間以上洗えないままビニール袋などに入れて旅行鞄の奥底に入れて持ち運んだりすると、汗・皮脂・その他の汚れが時間の経過と共に水分が蒸発し硬くなってしまいます。
例えば、料理に使った道具や食器を当日中に洗う場合と翌日に洗う場合とでは、こびりついた食材や油が固まってしまった翌日の方が洗いにくいですよね。
結局は、人間の体から出る汚れなども同じこと。時間が経てば固まってしまい、ちょっとやそっと、普通の洗濯だけではキレイに落とすことは難しくなってしまうのです。
洗濯物の臭い対策
では、そんな時どうしたらいいのか?
ぬるま湯
汚れがたまった衣類は、洗剤を溶いたぬるま湯に一晩浸け置いてから、普通の洗濯をするだけで十分キレイにできます。
食器用洗剤と洗濯用洗剤
できれば、汚れが激しくついている箇所──シャツであれば首回りや脇の内側部分などに食器用洗剤を塗ってから、洗濯用洗剤を溶いたぬるま湯に浸け込むのがオススメです。
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臭いや汚れを洗い落とすコツは「洗う前の分別」がおすすめ
帰宅後に衣類をしっかり洗うためには、帰省や旅行中に使った衣類の分類も必要不可欠です。
例えば、インナーシャツやトランクスといった肌に触れる物と、フリースやパーカー等の汚れ方はまったく異なります。
不必要な汚れを広げないためにも汚れた衣類の分別をキチンと行っておきましょう。
そうすれば、帰宅後の一晩浸け込みの洗い方はインナーシャツなどの肌着類だけになり、余計な手間を省略してキレイに洗うことができますよ。
ただし、外側に着る衣類も肌に接している部分はあるので、肌に接しているような首回りや手首周りには食器用洗剤を塗りましょう。
10〜30分ほど経過後に洗うと、洗剤が固まった汚れをほぐしてくれて、1回の洗濯でも汚れが十分落ちやすくなってくれます。
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旅行先でも簡単に臭い対策できる洗濯テクニック
もっと欲をいえば、汚れが激しい下着類などは帰省先や旅行先で洗ってしまうのがオススメです。
とはいえ、帰省先だったら実家に洗濯機は必ずあると思うので問題なさそうですが、旅行先だと洗濯機が常備されている宿泊施設はほぼ皆無でしょう。
そんな時にオススメなのが、100円均一ショップなどにも売ってあるジッパー付きの圧縮袋。
この中に、ホテル備え付けのボディソープを1プッシュとぬるま湯を混ぜて、肌着類を入れてカクテルを作るかのごとくシャッフルしましょう(3分程度で十分)。袋の中にピンポン球などを忍ばせると、靴下などの汚れがよく落ちるのでオススメです。
あとは、すすいで干すだけ。
ホテルなどは乾燥しやすい室内環境が多いので、一晩部屋干しすると案外乾ききっていることが多いのですごくオススメです。
洗濯ロープを持ち込んでホテルで部屋干しすると、下着類などの荷物量を減らせたりもするので、海外旅行などの際はぜひお試しください。
帰省や旅行後の洗濯は、滞在中の工夫や帰宅後のひと手間によって仕上がりがガラリと変わります。
旅行中に着ていた洋服を洗ってもさっぱりせず、がっかりな気分で新しい年を過ごすことがないよう、今回ご紹介したひと工夫をぜひ試してくださいね。
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