水草の芸術!ネイチャーアクアリウムで水槽に自然を再現しよう【男の趣味活】

水草の芸術!ネイチャーアクアリウムで水槽に自然を再現しよう【男の趣味活】

趣味・遊び

前々回の連載記事でもご紹介した、水草をレイアウトした水槽の中で熱帯魚を飼う「アクアリウム」。


この趣味のハマリ方には、大きく2つに分けられます。まず1つは、飼う魚の数や種類をどんどん増やしていく“生物系”と、水草による水景レイアウトを探究していく“植物系”。

このうち、魚よりも水草に重きを置く後者は「ネイチャーアクアリウム」と呼ばれ、ここ数年注目を集めています。


そこで今回は、アクアリウムの魅力に目覚めて間もない人や、部屋の中に置く癒やしアイテムを探している人たちに向けて、ネイチャーアクアリウムの醍醐味やコツをご紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.ネイチャーアクアリウムとは? 
  2. 2.ネイチャーアクアリウムに必要な道具や立ち上げ方
    1. 2.1.前景草
    2. 2.2.中景草
    3. 2.3.後景草
  3. 3.ネイチャーアクアリウムのレイアウトのコツ
    1. 3.1.ソイルの傾斜をつけて“奥行き”を演出
    2. 3.2.流木や石で基本構図を決める
    3. 3.3.水草を植える時は水を浅めに


ネイチャーアクアリウムとは? 


改めてネイチャーアクアリウムの定義を簡単に説明すると、水槽の中で水草や岩や流木などを組み合わせ、“本物の自然(ネイチャー)”のような情景を作り上げること。

魚も入れることによって、より本物に近い自然の生態系らしくなるよう演出しますが、基本的に魚の数は少なめ。そのこだわりに国境はなく、世界規模のコンテストが毎年開催されるほどの賑わいを見せています。


ネイチャーアクアリウムの魅力は、写真を見ていただけたら一目瞭然ですね。とにかく美しい!

無機質になりがちな家庭の部屋で、自然の景観をそのまま切り取ったような水槽を眺めていたら、癒やされないわけがありません。そのリラックス効果が注目され、近年は商業施設や病院の待合室に設置されるケースが増えています。


家men,趣味活,ネイチャーアクアリウム1


こちらの写真は上級者による作品。まるで『ロード・オブ・ザ・リング』の1シーンのような光景ですね…。

さすがにここまで完成度の高いものは無理としても、自分なりのこだわりを表現したネイチャーアクアリウムは初心者でも難しくありません。いったんハマり始めたら、まるで本物のジオラマを作っているように熱中し、プラモデル好きな全男子のハートをくすぐられるはず。


ネイチャーアクアリウムに必要な道具や立ち上げ方


ネイチャーアクアリウムに必要な道具や立ち上げ方は、基本的にはアクアリウムとだいたい同じです。


●水槽(大きいサイズの方がダイナミックな水景を作れます)

●流木、石(より自然に近い景観を演出するために必須)

●照明器具(水草の光合成に必要な強い光を供給します)

●二酸化炭素添加機器(CO2も水草の光合成促進に必要です)

●水槽用フィルター(水槽内の水質維持に不可欠です)

●ソイル(水草が必要とする栄養素が含まれています)


そして水草を選ぶ上で心がけたいのが、美しい水景を作るカギとなる「前景」「中景」「後景」のバランス。水草の種類と配置は、それぞれの場所に適した背丈に育つものが理想です。

その点だけ踏まえれば、あとは作る人の個性や感性で自由に選びましょう!


前景草

家men,趣味活,ネイチャーアクアリウム2

背丈の低い草を前方に配置したり、あるいは緑のじゅうたんのように地面(ソイル)全体を覆います。背丈の低い前景草は光量・CO2・養分が十分に届かないとうまく育ちませんが、丸い葉が特徴的なグロッソスティグマ(写真)は比較的丈夫で育てやすいとされています。


中景草

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前景草と後景草のつなぎ役として、土に植えたり流木に絡めて配置する大事な脇役。細い葉が花のように広がるアンブリア(写真)や、ブリクサショートリーフが人気です。アンブリアは成長が早く、光やCO2をマメに与えてあげればみるみる育ちます。


後景草

家men,趣味活,ネイチャーアクアリウム4

アマゾンソード(写真)のように葉が大きいワイルドなものから、細長い葉が細かく枝分かれするグリーンロタラやウォータースプライトまで多種多彩。背丈が高い後景草はおおむね育てやすいですが、CO2の添加が不要なアマゾンソードが特に初心者向きです。


ネイチャーアクアリウムのレイアウトのコツ

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基本道具や水草を揃えたら、いよいよネイチャーアクアリウムづくりのスタート! ここでは、レイアウトにあたってのコツをいくつかご紹介します。


ソイルの傾斜をつけて“奥行き”を演出

レイアウトで最初に取りかかるのが、底床となるソイル入れ。その際、ソイルの厚さは水槽の手前を低めにし、徐々に後ろへと高くなっていくよう傾斜をつけましょう。遠近法の効果によって狭い水槽の中に奥行きが出て、より本物の自然空間のような広がりが感じられますよ。


流木や石で基本構図を決める

水草を植えていく前に「どんな水景にするか」をしっかりイメージする必要があります。その構図づくりの骨格となるのが、アクセントとして存在感を出す流木や石の位置・角度。この配置バランスで水景のイメージが大きく変わるので、納得がいくまで試行錯誤してください。


水草を植える時は水を浅めに

いきなり水槽いっぱいに水を入れてしまうと、ソイルに水草を植えづらいし、すぐに水草が水に浮いてしまい一苦労。最初はソイルが浸る程度の浅さで水を張ると、水草を細やかに調整しながら植えやすく、また水草が浮いてくることもありません。前景草・中景草・後景草の順に、バランスを保ちながら植えていきましょう。また、“活着”といって流木や石に水草を巻きつけると、よりレイアウトの幅が広がりますよ。


小さな水槽の中に自然の景観を再現するネイチャーアクアリウムに、チャレンジしてみたくなりましたか?

“コツ”はあっても“ルール”はありません。専門書やインターネットで上級者や愛好家たちの作品を参考にしながら、自分だけの水景をぜひ自由に創造してみてください。


<参照>
初心者向けアクアリウム入門WEBメディア QUBE
http://qube-aquarium.com/


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