
マンションのベランダでも!プランターで始める家庭菜園【男の趣味活】
以前「ベランダガーデニングで緑ある生活を!狭いマンションでも始められるコツ」という記事で、生活に緑を取り入れる魅力をご紹介しました。
今は寒さが厳しくてまだまだガーデニング日和とは言えませんが、もうすぐ暖かい日差しが降り注ぐ春がやって来て、ガーデニングに絶好の季節になります。
そんな春から始めるガーデニングとしてぜひオススメしたいのが、“育てる楽しみ”と“食べる楽しみ”の両方を体験できる「家庭菜園」です。
そこで今回は、春から始める家庭菜園にオススメの野菜や育て方のコツをご紹介します。
意外と簡単!春が家庭菜園のスタートに適する理由
春から家庭菜園を始めることをオススメする理由は、外で植物のお世話をしやすいという気候上の理由だけではありません。
種から野菜を育てるのはけっこうコツが必要なので、初心者にとってはまず苗から育てるのが成功への近道。
そして、一般的な農園でも4月から本格稼働を迎えることから、春は植え付けできる野菜の苗がとても豊富に揃います。
春から植える品種は夏に食べごろを迎える夏野菜が多く、野菜の実がしっかり成っていく成長を見守る楽しさと、収穫する楽しさも味わうことができますよ。
家庭菜園と聞くと気軽にできそうなイメージが湧きづらいかもしれませんが、次の2ポイントを押さえれば、ベランダや庭先の狭小スペースでも簡単に育てられます。
1. 日当たり&風通しのいい環境で育てる
家庭菜園で最も大切なのは、野菜の成長に欠かせない日当たり。
ベランダや庭で最も日当たりのいい場所・時間帯を確認し、そしてなるべく風通しのいい場所で育てましょう。
※次のような場所でのガーデニングは、生活の安全面や植物の発育において適さないので避けましょう
・ベランダの避難ルート、避難ハッチの上、ベランダの外側
・エアコン室外機の周辺
2. 水やりは毎日欠かさずに
植物は自らの栄養を得るために光合成を行っていますが、この光合成に不可欠なのが光、二酸化炭素、そして水分です。
水やりは基本的に1日1回で大丈夫。
土が乾かないうちに水を与え続けると、土がいつも湿った状態になり“根腐れ”の原因となるので、光合成が盛んに行われる前の早朝にたっぷり(プランターなら底から水が流れ出るくらい)与えましょう。
春から始める家庭菜園にオススメの野菜
■家庭菜園の定番「ミニトマト」
ベランダガーデニングをはじめとする家庭菜園の定番。比較的丈夫で育てやすいのが人気の理由です。
5月上旬ごろに植え付ければ、夏には真っ赤なミニトマトを収穫できますよ。
■サラダに欠かせない「リーフレタス」
結球する玉レタスは栽培期間が長いため栽培が難しいですが、結球しないリーフレタスは初心者でもプランターで栽培しやすいですよ。
外葉から摘み取っていけば、長期間に渡って収穫が楽しめるのも魅力的。春の植え付けは4月初旬〜5月上旬です。
■栄養価が豊富な「ラディッシュ」
大根の仲間であるラディッシュは、大根同様に栄養が豊富でサラダにピッタリ。
病害虫に比較的強く、種まきから20日程度で収穫できるという手軽さも魅力的。また、発芽・生育の適温が幅広いため、極端に暑かったり寒い季節でなければいつでも栽培が可能です。
■エスニック料理の名脇役「パクチー」
タイやベトナムなどエスニック料理の定番ハーブであるパクチーも、日当たりがよく風通しのよい場所なら簡単に育てられます。
種まきの時期は春(3〜4月)と秋(9〜10月)。たくさん収穫できるので、少しずつ長く楽しめますよ。
春から家庭菜園を始めるメリットと、育てるのにオススメの野菜をご紹介しました。
ガーデニングや家庭菜園は一見ハードルが高いイメージですが、品種によっては意外と手間が掛からず、日当たり・風通し・水やりなど最低限のことに気を配ればグイグイと育ってくれます。
そして自ら育てた野菜は愛着が湧き、その美味しさも格別!
子どもと一緒に栽培すれば貴重な“食育”にもなる家庭菜園を、今年の春からスタートしてはいかがでしょうか。
<参照>
簡単!お庭で野菜栽培