パパが叱るとママが不機嫌に?子どもを注意する時のポイント

パパが叱るとママが不機嫌に?子どもを注意する時のポイント

夫婦円満

目次[非表示]

  1. 子どもを叱る夫に妻がイライラする理由は?
    1. ①普段の妻の努力を知らずに子どもを叱るから
    2. ②子どもの“断片”しか見てないのに叱るから
    3. ③子どもの言い分を聞かずに叱るから
    4. ④自分の都合や感情でイライラして子どもを叱るから
  2. 妻をイライラさせない子どもの叱り方
    1. ①普段の子どもの様子を妻と共有しておく
    2. ②子どもを叱る時のルール(基準)を夫婦で決めておく
    3. ③フキハラ厳禁!不機嫌な感情をまき散らさず、注意は端的に伝える
「いつまでたっても宿題をしない」「ゲームやスマホの時間を守らない」…。しつけや約束ごとを守らない子どもに対して親が叱るのは、どこの家庭でも日常的な光景。ガミガミ怒るのはいい気分がしないけど、子どもの好ましくない行動が目に余り、その場ですかさず「コラ!」「ダメだろ!」と叱っていることでしょう。

でも注意してください。パパが子どものためと思って熱心に叱っていると、場合によってはこちらのSNS投稿のように、そばにいるママを不機嫌にさせることも…
「えっ? 俺は悪いことをしてないのに、なんでママにイライラされなきゃいけないの?」と驚くことでしょうが、実はこうしたママのイライラにも必然的な理由があるのです。そこで今回は、パパが子どもを叱るとママが不機嫌になってしまう理由を紐解きながら、夫婦円満を保つ子どもの叱り方を考えていきましょう。

子どもを叱る夫に妻がイライラする理由は?

①普段の妻の努力を知らずに子どもを叱るから

コロナ禍をきっかけにテレワーク(在宅勤務)に移行して、以前より子どもと関わり合う時間が増えたパパも少なくないでしょうが、総合的には子どもと接する時間はパパよりママの方が長いはず。つまり、子どもを叱るべき場面に遭遇する回数もママの方がはるかに多いということ。ママたちはそのつどアメとムチを使い分け、子どもが叱られた後の心情もケアしながら毎日何とか対処しているのです。

だからこそ、そうした普段の苦労を知らないパパが条件反射的に(叱るタイミングや叱った後のケアを考えずに)子どもを怒ると、ママが「普段、私がどんなに気をつけて対処してるか知らないで…」とイライラする引き金になりかねません。また、子どもと接する時間が短いパパは、実は日常茶飯事である“良くない行い”に対する耐性が低いためママ以上に厳しく対応しがちで、その直情的な態度がママのイライラに拍車をかけることもあります。

②子どもの“断片”しか見てないのに叱るから

理由①とも関連することですが、子どもを叱るべきシチュエーションに至るまでには、やむをえない因果関係が存在することもあります。

例えば、毎週〇曜日は習い事があるため、学校の宿題を終わらせるのが普段よりも遅くなる。今日はゲームの利用時間を守れなかったけど、普段は頑張ってちゃんと守っている。そうした背景を知らず、目の前の断片的な結果だけ見て「まだ宿題が終わってないのか」「ゲームの時間ぐらいちゃんと守れ」と厳しく叱ってしまっては、ママが「普段のことを何も知らないのに叱らないで」とイライラするのは無理ないかも。

③子どもの言い分を聞かずに叱るから

理由②で挙げた例のように、パパから見て子どもを叱るべき状況が生まれたとしても、そこには何かしらの事情があることも。また「やろうと思ったけどできなかった」「忘れてしまった」という子どもなりの言い分もあるかもしれません。

その内容が正しいかどうかは別として、子どもの言い分を聞かず一方的に「ダメだろ」と叱ってしまうと、普段子どもと身近に接しているママが「子どもの気持ちを分かろうとしてない」「もっと意見を聞いてあげてよ」とウンザリすることもあるでしょう。

④自分の都合や感情でイライラして子どもを叱るから

子どもの行いがだらしなかったりうるさく騒いでいる瞬間に遭遇すると、ついイラっとして怒りたくなりますよね。でも、ママたちはそうしたシチュエーションに日々遭遇しながら、子どもの健全なメンタルや良好な親子関係を守るため、時には怒鳴りたい気持ちをグッとこらえています。

それなのに、パパが感情をこらえることなく不機嫌オーラ全開で怒鳴ったり、また「テレビの音が聞こえないから静かにしろ」など子どものためというより自分の都合でイライラして叱っていると、毎日忍耐しているママが「そんな理由で…もうちょっと我慢してよ」「家の中の空気を悪くしないで」と思っても仕方ないかも

妻をイライラさせない子どもの叱り方

①普段の子どもの様子を妻と共有しておく

「普段のことを何も知らないのに叱らないで」というママの不満を解消するには、普段の子どもの様子をパパが把握しておくことが第一。

「〇曜日は習い事があって宿題が終わるのは遅くなる」「最近学校で嫌なことがあって、そのイライラを家でぶつけがち」など、日ごろの生活パターンや気になる出来事をママと共有しておきましょう。そうすれば、その時々の状況に適した声がけや叱り方ができるようになり、ママも「確かに今は叱るべきタイミング」「その声がけは適切」と納得できるはずです。

②子どもを叱る時のルール(基準)を夫婦で決めておく

子どもを叱る時に避けたいのは、その時々によって“怒る基準”が変わること。例えば、子どもがいつも通りのテンションで元気に話しているのに、自分の機嫌が悪い時や仕事で疲れた日だけ「静かにしろ」と怒ったりすると子どもは戸惑うし、横で見ているママも「そんなことで怒らなくても…」とウンザリするはず。

「叱るべきこと」「叱らなくてもいいこと」の線引きはなるべく明確かつ一定に保ち、その基準を夫婦で共有しておきましょう。そうすれば、「そんなことで怒らなくても…」というママとの温度差の解消にもつながります。

③フキハラ厳禁!不機嫌な感情をまき散らさず、注意は端的に伝える

最近、家庭や職場において自分の不機嫌な態度をあからさまに示し、周囲を不快にさせたり委縮させることを「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」と言うそうです。もちろん誰でも日常生活でイライラすることはあるでしょうが、周りの不快な気持ちを考慮せず不機嫌オーラを全開にするのはまた別の話。

怒りの感情に流されて子どもに激しく怒鳴ったり、叱った後も不機嫌な感情をズルズル引きずってしまったら、家庭内の空気がますます悪くなるばかり。叱る時は「何がいけなかったか?どうすればいいか?」を端的かつ冷静に注意し、叱った後もイライラが残ってしまう場合は一度部屋を出て気持ちを切り替えるようにしてはいかがでしょうか。
パパが子どもを叱るのは、決して憎たらしいからではなく、正しく成長してもらいたいがためのこと。でも、よかれと思って熱心に叱っても、ママとの温度差が生じて家庭内の空気が悪くなるのは、望ましいこととは言えませんよね。育児の足並みを夫婦間でなるべく揃えながら、家庭円満を損なわない叱り方を心がけてみませんか。

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