なぜ産後のママはイライラしている?「ガルガル期」を夫婦で乗り越えよう

なぜ産後のママはイライラしている?「ガルガル期」を夫婦で乗り越えよう

夫婦円満

目次[非表示]

  1. ガルガル期とは?なぜ産後のママはガルガル期になりやすいのか?
  2. ガルガル期を乗り越えるためにパパにできることは?
    1. ①ガルガル期について理解し、周囲にも配慮を求める
    2. ②ママの不安や不満を受け止める
    3. ③「自分のことは自分で」を出発点に、パパの家事担当を増やす
    4. ④パパも積極的に子育てに参加する
    5. ⑤ママの“自分時間”を作る
赤ちゃんを出産してから、やたらとママがイライラしたり人当たりが悪くなり、「どうしてこんなに荒れてるんだろう?」「以前はこうじゃなかったのに」と戸惑った経験はありませんか? 実はこうした産後直後の変化は多くのママに見られる特徴で、周囲を威嚇するように攻撃的な態度を取ることからインターネット上では「ガルガル期」と呼ばれています

では、なぜ産後のママは“ガルガル”と攻撃的になるのか? また、パパはどのように接すればいいのか? ガルガル期のママに対する向き合い方について考えていきましょう。

ガルガル期とは?なぜ産後のママはガルガル期になりやすいのか?

「ガルガル期」という言葉が聞き慣れないパパも、「産後クライシス」という言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか? 産後クライシスとは、妻のホルモンバランスが乱れたり、愛情や関心の大部分を我が子に注ぐようになったり、あるいは家事育児に対する夫の関わり方への不満などが原因で、産後間もなく夫への愛情が急激に冷めて夫婦関係が悪化してしまうことを指します。つまり、産後のガルガル期の対処をパパが誤ると、産後クライシスの引き金になりかねないということです。

▼産後クライシスについて詳しくはこちら
女性は妊娠したらお腹の中で赤ちゃんを育てるホルモンが大量に分泌されますが、産後はホルモンの分泌が急激に減少し、それに伴い心身のバランスを崩して不安定な状態になります。その結果、夫だけでなく父母(おじいちゃん、おばあちゃん)など周囲の何気ない些細な言動に対してイライラし、きつい言葉を浴びせてしまうことも。

また、出産間もないママは「私が赤ちゃんを守らなきゃ」と必死になるあまり「他の人に赤ちゃんを触られたくない」「子育てで口出しされたくない」と思いやすくなり、その結果、危害の気配がなくても他人を近寄せないよう威嚇的になったり、あるいは「こう育てた方がいい」という周囲からの干渉的な押しつけに反発心を抱くこともあります。
産後のママが攻撃的になりやすい理由はこうしたホルモンバランスの変化が大きな原因と思われますが、出産直後の生活環境の変化も無視できません。昼夜関係なく泣く赤ちゃんのお世話が続いて睡眠不足に陥り、さらに自由な時間はおろか自分のペースで生活できない…。そうやって疲れやイライラがたまっていけば、余計に神経がすり減り“ガルガル”となっても仕方ありません

ガルガル期を乗り越えるためにパパにできることは?

一般的にガルガル期は、産後のママのホルモンバランスが回復し赤ちゃんとの生活に慣れてくる頃には自然に収まると言われています。しかし、「いつか終わるなら、我慢してやり過ごせばいいや」と何もせず楽観視したり、ママのイライラに対してパパが責めるなど接し方を誤ってしまうと、産後クライシスのようにその後の夫婦関係の悪化につながりかねません。

逆に、パパの対応によっては、ガルガル期を少しでも緩和したり回避することも不可能ではありません。続いては、ガルガル期のママに対するパパの理想的な接し方やサポートを紹介します。

①ガルガル期について理解し、周囲にも配慮を求める

この記事を読んでいるパパは大丈夫と思いますが、産後直後のママがホルモンバランスの影響によってガルガル期になりやすいことを、まずはパパが理解しておくことが大切。それによって、ママの攻撃的な態度にも必要以上に不安や不満を募らせることなく、自分の不用意な言動でママをイライラさせないことも可能です。

また、娘の子育てに意見を挟みがちな実母や義母など周囲に対しても「今はこういう時期だから」と配慮を求めるようお願いすると良いでしょう。その延長線として、ママの負担を減らせるよう家族や周囲の人々から家事育児の力を借りるのも一つの選択肢ですが、ママが“協力”を“干渉(口出し)”とネガティブにとらえるおそれもあるので慎重な判断が必要です。

②ママの不安や不満を受け止める

ガルガル期のママにとって自然発生的なイライラを抑えることは難しく、また不安や不満がたまればたまるほど、よりきつく他人にあたってしまうおそれがあります。そこで大切になるのが、自分の気持ちをためこまず吐き出すこと。ガルガル期の辛さを理解しているパパが、ストレス発散のサンドバックになるつもりでイライラを受け止めてあげてください。そうやって「パパは味方(理解者)だよ」と共感を示すことができれば、少しでもママの心の安定につながるはずです。

③「自分のことは自分で」を出発点に、パパの家事担当を増やす

出産後の女性は産褥期(体が妊娠前の状態に戻るまでの期間)にあり、回復までに6~8週間かかるとされています。そんな大変な時期に家のことをママにすべて任せっきりにしてしまうと、「赤ちゃんだけでも大変なのに!」と疲労やストレスの種を増やしかねません。

どこまで家事に参加できるかは個人の得意・不得意にもよりますが、まずは最低限「自分のことは自分でする」を心がけてください。その次のステップとして「習うより慣れろ」の精神で能動的かつ率先して家事を行い、ママへの負担が減るよう努めましょう。

④パパも積極的に子育てに参加する

先ほど説明したように、昼夜を問わない赤ちゃんのお世話で疲弊してしまうような生活環境も、ガルガル期の大きな原因となります。赤ちゃんのお世話をすべてママに任せるのではなく、おむつ交換、ミルクの授乳、夜泣きの対応など、できる範囲で子育てに参加しましょう。「赤ちゃんのお世話なんて何も分からない」と途方に暮れる方もいるかもしれませんが、正解が分からない中でゼロから子育てを始めているのはママも同じ。2人で一緒に経験を重ねていけば、不慣れなお世話を日常的なルーティンとして自然と覚えながら、チーム夫婦としての絆も深まるはずです

⑤ママの“自分時間”を作る

前述の③と④をある程度実践できるようになれば、ママが家事や育児にタッチせず自由に過ごせる一定の時間を確保しましょう。ゆっくり外出できるほどの長い時間パパがワンオペするのが無理でも、ほんの2~3時間仮眠したり、ゆっくりお茶を飲みながらTVドラマを見られるだけでも、ママにとってストレス解消や気分転換につながり、穏やかな気分を取り戻しやすくなることでしょう。
産後間もないママがイライラするのは、ホルモンバランスの変化、赤ちゃんを守らなければという責任感、また赤ちゃん中心の生活が続く疲労などによって避けられない側面があります。そんな時にパパにできることは、そうしたママの変化を理解し、心身共に頼れる支えになることです。

一見何の理由もなくママに攻撃的な態度を取られるとパパもイラっとするかもしれませんが、その裏でママが苦しんでいることを忘れず、“最も身近な最大の理解者”として優しい気持ちで寄り添いましょう。「ガルガル期をママだけの問題として放置せず、2人で一緒に乗り越えよう」という思いやりがママに通じれば、きっと後々の良好な夫婦関係につながっていくはずです。

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