出産直後が夫婦仲のピンチ? 産後クライシスに陥らないためのヒント

出産直後が夫婦仲のピンチ? 産後クライシスに陥らないためのヒント

夫婦円満

目次[非表示]

  1. ひとり親世帯の3組に1組が“子どもが0~2歳”で離婚!
  2. 6割以上の母親が産後クライシスを経験
  3. 愛情が冷え込む原因は、産後も変わらぬ夫の言動
  4. 夫婦関係を良好に保ち、愛情の冷え込みを防ぐ秘訣は?

ひとり親世帯の3組に1組が“子どもが0~2歳”で離婚!

結婚して待望の赤ちゃんを授かり、幸せの絶頂…のはずが、新婚の頃と比べて夫婦間の愛情が冷え込んでしまったように感じる──。こんな「産後クライシス」が近年、社会現象化しているのをご存じですか?

産後クライシスとは、文字通り“産後に起こる夫婦の愛情の危機(クライシス)”
出産による夫婦の環境の変化──妻が子どもを最優先にして夫に愛情を注ぐ余裕がなくなったり、また出産後に夫が育児家事に非協力的なため不満を募らせ、夫婦間の愛情が悪化する状態を指します。

実際、厚生労働省の「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」(※)によると、離婚時の末っ子の年齢は0~2歳が最も多く、全体の38.4%。産後クライシスから離婚に発展した家庭が多いことが伺えます。

※厚生労働省の「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188147.html


そこで今回は、産後クライシスの実態に迫った株式会社カラダノートによる調査結果を通じて、これから出産を控えるプレパパ(あるいは出産間もないパパ)が産後クライシスを回避するためのコツに迫ってみます。

6割以上の母親が産後クライシスを経験

(画像出典:株式会社カラダノート)

調査によると、「産後、夫への愛情の冷え込みを感じたことはありますか?」という問いに対して「ある」と回答したのは62.3%。

また、愛情の冷え込みを感じ始めた時期については「産後すぐ〜産後3カ月以内(72.9%)」が最多。次に多かった「産後3カ月以上〜産後半年以内(19.0%)」と合わせると、実に9割以上が産後半年以内で愛情の冷え込み=産後クライシスを経験していました。

なお、愛情の冷え込みを感じたことがある人のうち「夫への愛情が回復した」と感じている人は56.6%にとどまり、およそ4割は愛情が冷え込んだままという結果でした。

愛情が冷え込む原因は、産後も変わらぬ夫の言動

夫への愛情の冷え込みを感じたきっかけとして多く挙げられたのは、「自分優先の言動」「初めての育児なのに母親ならできると思っている言動」「夜泣きに対応してくれない」など、産後子育てに奮闘する妻に対し、夫の意識や言動に変化が見られないことへ向けられるものでした。

《愛情が冷え込むきっかけとなった夫の言動(抜粋)》
・「(家事や育児のことを)言ってくれればやるのに、言わないからやっていないだけ」
・お互い初めての育児なのに「母親ならできるでしょ!赤ちゃんは一人なんだし」
・夜泣き続きで寝不足、フラフラな状態にも関わらず、夫はオンラインゲームで徹夜。
・「育休って毎日休みでパラダイスだね」


「夫への愛情が冷え込む前にどのようなことをしてほしかったか」という質問に対しては、「話を聞いてほしい」「感謝の気持ちを言葉にしてほしい」「一緒に育児に悩んでほしい」「家事育児をやってほしい」など、パートナーとして一緒に家事育児に取り組んでほしいという要望が多く挙げられました。

夫婦関係を良好に保ち、愛情の冷え込みを防ぐ秘訣は?

(画像提供:株式会社カラダノート)

一方、「現在の配偶者(パートナー)との関係について良好ですか?」という質問に対して「良好」と回答した人たちほど、夫の家事育児分担率が高い傾向が判明。

また、「愛情の冷え込みを防ぐためにしていることはありますか?」という問いには、半数以上の57.4%が「ある」と回答。具体的なアクションとして「ありがとう、ごめんねを言う(13.0%)」が最も多く、「会話をする時間を持つ(12.6%)」「スキンシップを大切にする(9.4%)」が続きました

さらに「夫がしてくれて嬉しかったこと」として、「感謝や労いの言葉をかけてくれること」「家事育児を率先してやってくれること」「子どもを可愛がってくれること」などの意見が多く挙げられていました。

《夫がしてくれて嬉しかったこと(抜粋)》
・休日娘と過ごした後「これは一日中一人でみるのは大変だね」と言ってくれた
・子どもの誕生日に「ママ、1年おめでとう!」と言ってくれた心遣いが嬉しかった
・家事を溜め込んだまま寝てしまっていても、文句ひとつ言わずに残った家事をしてくれる
・土日のいずれかは夫が子どもを見て、自由時間をくれる


産後クライシスの実態調査を通じて、なぜ「子どもが0~2歳の時期に夫婦仲が危機を迎えやすいか」がよく分かりましたね。

子どもが生まれたら家庭の生活環境が変わり、それに伴ってパパとママが果たすべき役割も変わるもの。そうした「変わらなきゃ!」を当事者としてしっかり自覚し、チーム意識を持って夫婦で家事育児に取り組んでいけば、おのずと産後クライシスを回避できるのではないでしょうか。

出産間もないプレパパ、そして出産直後のパパの皆さん。産後クライシス回避のコツを実践し、我が子の妊娠・出産で迎えた幸せをこれからも持続していきましょう。

▼あわせて読みたい
<アンケート調査概要>
調査概要:産後クライシスに関する調査
調査期間:2019年9月25日〜10月1日
調査対象:「ママびより」メルマガ登録者・カラダノートアプリ利用者
回答人数:1202名
調査方法:インターネット調査

<会社概要>
企業名 :株式会社カラダノート
本社  :東京都港区芝公園2-11-11芝公園2丁目ビル3F
代表  :佐藤竜也
事業内容:妊娠出産育児にまつわるツールアプリ開発、プレママ/ママ向け情報コンテンツ配信
URL      :https://corp.karadanote.jp/