【お風呂の掃除】風呂掃除担当パパ必見!意外と知らない風呂掃除の正しい手順とは

【お風呂の掃除】風呂掃除担当パパ必見!意外と知らない風呂掃除の正しい手順とは

掃除

目次[非表示]

  1. 道具を制する者は風呂掃除を制す!オススメの道具と洗剤
    1. 浴室用洗剤は汚れの性質によって使い分ける
    2. 塩素系漂白剤は“ガンコなカビ”に使用
    3. スポンジは性能だけでなく使いやすさも大事
    4. ブラシがあったら特殊な場所の掃除に便利
  2. 知っておきたい風呂掃除のポイント
    1. 風呂掃除には“洗う順番”がある
    2. 壁に飛び散った泡や汚れを放置しない
    3. 浴槽の掃除は“お湯を抜いてすぐ”が楽
    4. 床の汚れは溝までしっかりこすり落とす
    5. 排水口にたまったゴミは毎日取り除く
    6. 鏡と蛇口のウロコ汚れは水滴を拭いて予防
    7. エプロンの内側にたまった見えない汚れも定期的に掃除
    8. カビ対策に有効な熱湯シャワー
毎日の暮らしの「困った!」に役立つ技やコツをご紹介する連載「目指せ我が家のHERO!家族を助ける特技を作る」。今回のテーマは「風呂掃除」です。

数ある家事の中でも男性が担当している家庭が多いものといえば「ごみ出し」と、思いのほか体力を使う「風呂掃除」。家menで以前ご紹介した「令和の最新家事事情」調査でも、家庭で風呂掃除を行っている比率は女性より男性のほうが高かったそうです。
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風呂掃除は基本的にはスポンジでゴシゴシこするという内容なので、おそらく自己流で行っている方がほとんどかと思います。でも風呂掃除にも実は正しい手順が存在するのです。

そこで今回は、住まいと暮らしまわり全般のアドバイザーとして活躍する藤原千秋さんに監修いただき、お風呂場担当のパパが押さえておきたい風呂掃除のポイントをご紹介します。

道具を制する者は風呂掃除を制す!オススメの道具と洗剤

浴室用洗剤は汚れの性質によって使い分ける

まず知っておきたいのが、風呂で洗い落とすべき汚れの性質。

風呂には石鹸カスや水垢といったアルカリ性の汚れや、皮脂タンパクといった酸性の汚れ、またカビやバクテリアなど、異なる性質の汚れが複合的にたまっていきます。これらの汚れを落とすには、それぞれの汚れの性質を打ち消す浴室用洗剤を用いることが効果的なのです。

日々のお手入れとしての掃除なら「おふろのルック」「バスマジックリン」のような中性洗剤で十分ですが、頑固な皮脂汚れなどには「重曹」のような弱アルカリ性の洗浄剤、壁や床の白い汚れには「お風呂用ティンクル」のような弱酸性タイプの市販の洗剤と、汚れの種類に応じて浴室用洗剤を使い分けましょう。

塩素系漂白剤は“ガンコなカビ”に使用

「カビキラー」などの塩素系漂白剤(カビ取り剤)は刺激が強いため、あまり多用すると浴槽や床・タイルを傷つけてしまう可能性があります。

発生したばかりの黒カビであれば一般的な中性洗剤で落ちるケースがあるので、まずは中性洗剤を試してみて、それでも落ちないガンコなカビの場合は塩素系漂白剤を使うといいですよ。

スポンジは性能だけでなく使いやすさも大事

風呂掃除用スポンジはいろいろなタイプが発売されていて、性能や耐久性に応じて値段がまちまち。しっかり握ってゴシゴシこすり洗いを行いやすいよう、自分の手にフィットするタイプのものを選びましょう。

また、使用したスポンジを濡れたまま床に直置きするとカビが生えるので、衛生状態を保つ意味でも吊り下げ収納できる商品がオススメです。

ブラシがあったら特殊な場所の掃除に便利

浴槽の掃除は基本的にスポンジで事足りますが、スポンジが届きづらい狭い隙間の汚れ落としなどにはブラシがあると便利。

また、最近のバスルームは表面が乾燥しやすいよう凸凹加工を施された床が多いので、くぼみや溝の汚れをかき出す床用ブラシがあると掃除の効率がアップしますよ。なお天井の拭き掃除にはフローリングワイパーを使うと楽チン!

知っておきたい風呂掃除のポイント

風呂掃除には“洗う順番”がある

エリアごとの掃除ポイントを紹介する前に、風呂掃除の“そもそも”について質問です。皆さんは普段どの場所から掃除を始めていますか?

掃除面積の大きな浴槽や床から洗うという方が多いと思いますが、例えば床をキレイにした後に壁を掃除したら、壁から水で流し落とした浴室用洗剤や汚れが床に残ってしまいます。

こうした“上から下に流れる”水の特性を考慮して、風呂掃除も(天井・)壁・浴槽・床・排水口と“上から下”の順番で行うのが効果的です。

壁に飛び散った泡や汚れを放置しない

体や髪の毛を洗っていると泡があちこちに飛び散りますが、泡と一緒に飛び散った皮脂や垢の汚れをそのままにしておくと、カビの栄養になってしまいます。

入浴中に泡が壁に飛び散ったらそのつどお湯のシャワーで流すよう習慣づけ、最低でも週に一度は浴室用洗剤を吹き付けてスポンジでこすり洗いしてください。

なお、泡などの汚れは“腰より下”の高さにより付きやすいので、壁掃除は汚れの少ない上から下に向かってこすり、低い箇所を入念にゴシゴシしましょう。

浴槽の掃除は“お湯を抜いてすぐ”が楽

浴槽の汚れがよく付く場所は、水面付近に帯状に広がる「残り湯ライン」や底。でも風呂のお湯を抜いてすぐだと、石鹸カスや皮脂の汚れが熱で緩んでいるため、軽い力で簡単に落とすことができます。

お湯を抜いてしばらく経って汚れが乾いてしまった場合は、サッとシャワーで濡らすと落としやすくなりますよ。

床の汚れは溝までしっかりこすり落とす

床もお風呂上がりにお湯のシャワーを全体にかけて汚れを流すよう習慣づければ、週に一度ほど浴室用洗剤でこすり洗いするだけでOKです。床の溝やくぼみにたまりやすい(バクテリアによる)ヌルヌル汚れやピンク汚れも、ブラシを活用してくまなく落としましょう。

もし垢や皮脂の蓄積による黒ずみが目立ち始めたら、重曹を粉のまま振りかけてブラシでゴシゴシこするといいですよ。

排水口にたまったゴミは毎日取り除く

泡、皮脂、垢、髪の毛などあらゆる汚れが集まる排水口。洗うのが最もおっくうな場所ですが、そのままにすると汚れがひどくなる一方なので、排水口のヘアキャッチャーについたゴミを入浴後に毎回取り除く(ティッシュペーパーなどでつまみ取るだけでOK)よう習慣づけましょう。

そして週に一度は浴室用洗剤とスポンジで洗って(または「カビキラー」などの塩素系漂白剤で除菌して)ください。さらに排水口のニオイやつまりが気になりだしたら、排水パイプ用の洗浄剤を排水口に直接かけ、水で流すといいですよ。

鏡と蛇口のウロコ汚れは水滴を拭いて予防

鏡や蛇口に見られるウロコのような汚れは、水分に含まれた汚れ成分が水分の蒸発によって水垢と化してこびりついたもの。

残った水滴が水垢にならないうちに、お風呂上がりにスクイージー(水切りワイパー)やタオルなどで水滴を拭き取るよう習慣づけ、さらに週に一度は浴室用洗剤とスポンジでこすり洗いをしてください。

エプロンの内側にたまった見えない汚れも定期的に掃除

浴槽の洗い場側の側面についている「エプロン」と呼ばれるカバー。普段なかなか取り外すことはありませんが、実はここにもヌルヌル汚れやカビのほか、ヘドロや虫の卵なんかがビッシリたまっています。

定期的に取り外して汚れをチェックし、エプロンの取扱説明書の掃除方法に従ってしっかりキレイにしましょう。

カビ対策に有効な熱湯シャワー

風呂掃除がひと通り片付いたら、最後にシャワーの水で洗剤を流して終わり──という方必見の情報!

カビは50℃以上の熱に触れると死滅するので、壁や床に熱湯シャワーをかけるとカビ対策として効果的です。

ただし熱湯で浴室の温度が上がったままだと、高温多湿を好むカビが繁殖しやすい環境になるので、最後に冷水を浴室全体にかけて浴室の温度を下げてください。また必ず24時間換気扇のスイッチは切らないようにしましょう。

※熱湯の取り扱いは危険なのでシャワー以外の方法で行わないでください。
風呂掃除の基本的な手順や押さえておきたいポイントをまとめてご紹介しました。

スポンジやブラシでゴシゴシ強くこすったり、体に負担のかかる姿勢を取る風呂掃除は、やっぱりパパが担当しておきたい家事。今回ご紹介した効果的&効率的なポイントを実践し、家族みんなが毎日気持ちよく入浴できるよう頑張ってください!

とはいえ、すべての箇所を毎日完璧にキレイにするのは大変。浴槽など毎日使って汚れやすい場所は毎日、それ以外は週一度のペースで掃除し、日々の負担にならないよう継続的な風呂掃除を心がけましょう。
■監修者プロフィール
All About「家事・掃除・子育て」ガイド 藤原 千秋
https://allabout.co.jp/gm/gp/31/
大手住宅メーカー営業職を経て、主に住宅・家事まわりの記事執筆やアドバイザーを幅広く務めている。家・子ども・仕事の三つ巴を愉しむ三児の母で、育児経験を踏まえた実践的な視点に定評あり。「この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典」(朝日新聞出版)「ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆるハッピー!!」 (オレンジページ)など著書・マスコミ出演多数。