
【男の週末燻製料理】秋の行楽弁当に!自家製スモークチキンで作るサンドイッチ
今月も家menをご覧の燻製をご趣味とされている皆様、こんにちは。燻製ニストの佐藤暁子です。
気がつけば9月。夏に始まったドラマが次々最終回を迎え、涼しくなり始めました。年々、時間がたつのが早すぎてめまいがします。
「男の週末燻製料理」も第3回を迎え、今年も残すところあと3カ月を切ってしまいました。でも、秋は1年で最も過ごしやすい季節。そう、行楽シーズンの到来です!
そこで今回のメニューは行楽弁当「サンドイッチ」です。
私はパンが大好きなので、サンドイッチはよく作ります。燻製をはさむとグッと豪華になるのでオススメ。運動会にももってこいです。子どもでも簡単に作れるので、一緒に作っても楽しいですね。
スモークチキンのサンドイッチのレシピ
材料(ロールパン4個分)
・スモークチキン(鶏もも肉200gで作成)
・マスマヨソース(マヨネーズ大さじ3、粒マスタード大さじ1、砂糖小さじ1)
・スクランブルエッグ(卵1個、塩・砂糖各1つまみ)
・サラダ菜(レタスでも可)
・キュウリ(斜めにスライス) 1/2本
・ミニトマト(半分に切る) 3個
・ロールパン 4個
・スライスハム 4枚
・マヨネーズ 適量
スモークチキンのレシピはこちらをご参照ください。
作り方
1. スモークチキンを作り、フライパンで中まで火が通るようにしっかり焼く。
2. ①を長さ3~5cm、幅5mmくらいに切る。
3. マスマヨソースの材料をボウルに入れて混ぜ、マスマヨソースを作る。
4. 切ったスモークチキンを③に入れて、和える。
5. スクランブルエッグの材料を混ぜて、スクランブルエッグを作っておく。
6. ロールパンに包丁で切れめを入れてマヨネーズを塗り、レタス、ハムを敷く。その上にチキン、スクランブルエッグ、トマト、キュウリと詰めたら完成です。
ポイントは、マスタードマヨネーズソースでスモークチキンを和えること。それだけです。
サンドイッチにしなくてもこれをサラダのトッピングにすると、タンパク質も摂れますし、ビールにも合うおかずになります。
ロールパンではなくサンドイッチ用の薄く切った食パンで作ってもいいですよ。
それでは写真付きで解説しましょう。
まずスモークチキンを作ります。今回は鶏もも肉200gで作りました。
フライパンに油をひいてスモークチキンを両面焼きます。フライパンにフタをして中まで火が通るようにしっかり焼きましょう。
次にスモークチキンを食べやすい大きさにカットします。長さは3~5cm、幅は5mmくらいが食べごたえもあってオススメの大きさです。
マヨネーズに粒マスタードと砂糖を入れてよく混ぜ、ソースを作ります。
そこに刻んだスモークチキンを入れて和えてください。このまま食べても美味しいです。
サンドイッチの具は、シンプルなのも美味しいですが、今回は具だくさんの豪華バージョンでお届けします。
キュウリは斜めにスライスし、ミニトマトは半分に切ります。スクランブルエッグは、卵に塩・砂糖をひとつまみ入れて、作っておいてください。
ロールパンに包丁で切り込みを入れ、マヨネーズを塗ります。マヨネーズを塗っておくと野菜の水分がパンに染みないそうです。
まず、切れ目にレタスとハムを敷きます。
その上にチキンを1/4の量をはさみ、すき間にキュウリ、ミニトマト、スクランブルエッグを詰めます。
次に食パンで作る場合もご紹介しましょう。
食パン3枚使うサンドイッチが、2つ分できます。
まな板にサランラップを敷いてその上に食パンをのせ、片面にマヨネーズを塗ります。
片方の食パンの上にレタスとハムをのせます。
その上にスクランブルエッグを半分のせます。
マヨネーズを塗った方が食材に接するように、具の上にパンをのせます。
食パンにマヨネーズを塗り、キュウリを並べます。
キュウリの上にスモークチキンを半分のせます。
3枚目のパンにマヨネーズを塗り、重ねます。
まな板の上のラップで、サンドイッチをギュッときつく巻きます。両サイドも巻いておきましょう。
サンドイッチを切ります。うまく切るコツは、サンドイッチの幅よりも長い包丁を使うこと。包丁を小刻みに前後にひき、ノコギリを使うように切るとうまくカットできますよ。
秋の行楽弁当にも、休日のブランチにもうれしい豪華サンドイッチです。
ぜひ作ってみてくださいね。
著書「俺の燻製料理」も、引き続きよろしくお願いします。
一緒に燻製を作りませんか? 日本燻製協会では定期的に燻製教室を実施しています。詳しくはホームページをご覧になってください。
■日本燻製協会 http://www.japan-smoke.com/