
梅雨~夏は寝具のダニ繁殖・ハウスダストに要注意!ダイソンの最新型布団クリーナーの実力は?編集部がレビュー
家電
新型コロナウイルスへの対策に気を取られているうちに、今年も梅雨のシーズンがやってきました。梅雨の時期で特に頭を悩ませるものといえば、高温多湿な環境を好む「カビ」と「ダニ」です。
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なぜ梅雨にダニが大量発生するの?
小さな子どもがいる家庭で特に気をつけたいのは、かゆみやアレルギーなどの健康被害を引き起こす原因になるダニ。一般的にダニは「温度が20~30度、湿度が60~80%」の高温多湿な環境を好み、気温が高くなる5月から7月をピークに、気温が下がる10月ごろまでの期間に大量発生するそうです。
そして特に注意すべきは、「生きたダニ」よりも「死んだダニ」。ダニの死骸やフンがハウスダストと化して、鼻炎、気管支ぜんそく、皮膚炎などのアレルギー反応を発症するおそれがあります。ダニの寿命は2~3カ月と言われているので、梅雨から夏にかけてダニを大量発生させてしまうと、秋以降に「生きたダニ」が減少しても死骸やフンがアレルギー症状の脅威となるのです。
そして特に注意すべきは、「生きたダニ」よりも「死んだダニ」。ダニの死骸やフンがハウスダストと化して、鼻炎、気管支ぜんそく、皮膚炎などのアレルギー反応を発症するおそれがあります。ダニの寿命は2~3カ月と言われているので、梅雨から夏にかけてダニを大量発生させてしまうと、秋以降に「生きたダニ」が減少しても死骸やフンがアレルギー症状の脅威となるのです。
ダニが繁殖しやすい寝具のNGお手入れ
先ほど説明したように、ダニが好むのは高温多湿の環境。家の中でも湿気が多くて通気性が悪い場所といえば…そう、寝室です。特に布団は、寝ている間に人間がかく汗で高湿度になりやすく、またダニの主食となる髪の毛・フケ・アカが落ちやすいので注意が必要でしょう。
ダニの住みかになりやすい寝具のお手入れと言えば、なかなか丸洗いできないので「天日干し」や「布団たたき」が選択肢に挙がると思います。ただし、ダニは50度以上の熱でないと死滅しないため、布団を天日干しするぐらいでは完全にダニがいなくなりません。また、布団をたたいてもダニの死骸やフンが表面に浮かび上がるだけで、完全除去は難しいでしょう。
ダニの住みかになりやすい寝具のお手入れと言えば、なかなか丸洗いできないので「天日干し」や「布団たたき」が選択肢に挙がると思います。ただし、ダニは50度以上の熱でないと死滅しないため、布団を天日干しするぐらいでは完全にダニがいなくなりません。また、布団をたたいてもダニの死骸やフンが表面に浮かび上がるだけで、完全除去は難しいでしょう。
ハウスダストや見えないダニがごっそり取れる!パワフル吸引力の布団クリーナーの実力
そんなしつこいダニをより多く取り除くには、人の手によるアナログな方法では限界がある──。というわけで、吸引力がパワフルなサイクロン掃除機に定評のあるダイソンさんから、最新型の布団クリーナー「Dyson V7 Mattress(ダイソン V7 マットレス)」を貸していただき、編集部スタッフの自宅で寝具を掃除してみました。
V7マットレスの大きな特長は、ダニアレルゲンを含むハウスダストやホコリを布団の繊維からかき取ってくれる、ブラシバー搭載のミニ モーターヘッド。そして特許技術の2 Tier Radial™サイクロンによって強力な遠心力を生み出し、微細なゴミを空気から分離してクリアビン(ダストボックス)にキャッチ。このテクノロジーと効率的なポストモーターフィルター、密閉性の高い製品設計により、0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%以上捕らえます。
さらに、振動の低減と空気の経路の効率化によって、前機種のV6シリーズより運転音を低減しているのも大きなポイント。また、V7マットレスにはミニ モーターヘッド以外にもミニ ソフトブラシや隙間ノズルなど複数のクリーナーヘッドが付属。つまり、寝具だけでなくベッドの棚や壁との隙間など寝室をオールラウンドに掃除できるクリーナーというわけです。
さらに、振動の低減と空気の経路の効率化によって、前機種のV6シリーズより運転音を低減しているのも大きなポイント。また、V7マットレスにはミニ モーターヘッド以外にもミニ ソフトブラシや隙間ノズルなど複数のクリーナーヘッドが付属。つまり、寝具だけでなくベッドの棚や壁との隙間など寝室をオールラウンドに掃除できるクリーナーというわけです。
まずはメインのクリーナーヘッドであるミニ モーターヘッドを使って、我が家で10年以上お世話になっているベッドのマットレス(お手入れは1年に一度、裏表にひっくり返す程度…)を掃除してみます。
クリーナー本体の重さは1.76kg。数分間休みなく片手で吸わせ続けるとさすがにちょっと腕が疲れてきますが、ハンドル部分が握りやすく、また全体的に小回りの利くコンパクトサイズなので扱いづらさは感じさせません。
クリーナー本体の重さは1.76kg。数分間休みなく片手で吸わせ続けるとさすがにちょっと腕が疲れてきますが、ハンドル部分が握りやすく、また全体的に小回りの利くコンパクトサイズなので扱いづらさは感じさせません。
ミニ モーターヘッドはモーターの力でヘッドのブラシが回転してゴミをかき出す仕組みで、毛など目に見えるゴミはもちろん、目視できないホコリもたちまちクリアビンに吸引されていくからビックリ! 運転は通常モードと強モード(※)を選べるようになっているものの、個人的な体感としては通常モードで十分な吸引力でした。
掃除機を運転していると本体から排出される空気を間近に受けますが、微細なゴミを分離した状態のものなので安心。イヤなニオイもまったくしません。ちなみに、運転がパワフルな割りに、サイクロン式特有の高いモーター音はさほど気になりませんでした。
※1回の充電(約3.5時間)で運転できる時間は30分。モーターヘッド使用時は約20分、強モードで6分間の運転が可能
掃除機を運転していると本体から排出される空気を間近に受けますが、微細なゴミを分離した状態のものなので安心。イヤなニオイもまったくしません。ちなみに、運転がパワフルな割りに、サイクロン式特有の高いモーター音はさほど気になりませんでした。
※1回の充電(約3.5時間)で運転できる時間は30分。モーターヘッド使用時は約20分、強モードで6分間の運転が可能
続いてシーツや掛け布団の掃除。柔らかい生地はミニ モーターヘッドだと吸引力が強すぎて巻き込まれやすいため、フトンツールにノズルを交換します。こちらはモーターが組み込まれていないシンプルなノズルで、両脇には空気を通す隙間が作られていて、シーツが巻き込まれるストレスもなく掃除できました。
寝具をひと通り掃除して吸い込んだゴミがこちら。えっ? マットレスの表面は目に見える汚れがなかったのに、こんなにホコリやハウスダストがたまっていたとは! でも、こうして吸ったゴミが目に見えると、キレイにできた達成感があってスッキリします。
こちらはクリアビンから捨てたゴミ。よく見ると、白い粉末のようなものがありますよね。実はこれ、人間の皮膚やフケ、さらにそれらをエサにしているダニの死骸やフンなどの集合体だそうです…恐ろしい。でも、これだけ確実に吸えたのなら、これから毎晩快適に眠れそうで安心です。
せっかくなのでベッド周りにたまっているホコリも掃除しましょう。隙間ノズルに交換すれば、幅が狭いベッドの棚や枠もピンポイントにラクラク吸わせることが可能です。普段は昔ながらの紙パック式掃除機を使っているので、こうしたハンディタイプならではの小回りの良さは便利すぎてカルチャーショック!
ついでにこの機会に、デリケートな部分用のミニ ソフトブラシで家電の表面やパソコンのキーボードなどもキレイに。まさにオールラウンドプレーヤーな掃除機ですね。
ダイソン V7 マットレスはメーカー公式ホームページなどで¥33,920(税込)にて販売されています(2020年6月現在 ※編集部調べ)。寝具とその周辺の見えないハウスダストやホコリをパワフルに吸引し、家族みんなが快適かつ健康を損なう心配もなく睡眠できることを考えれば、買う価値は大いにアリと言えるでしょう。
ダイソン V7 マットレスはメーカー公式ホームページなどで¥33,920(税込)にて販売されています(2020年6月現在 ※編集部調べ)。寝具とその周辺の見えないハウスダストやホコリをパワフルに吸引し、家族みんなが快適かつ健康を損なう心配もなく睡眠できることを考えれば、買う価値は大いにアリと言えるでしょう。