衣替えの前に忘れずに!夏服の「しまい洗い」

衣替えの前に忘れずに!夏服の「しまい洗い」

洗濯

こんにちは、洗濯ハカセの神崎です。


今年は例年より暑い日が続き、たっぷりの汗を衣類に吸わせてしまった人も多かったのではないでしょうか?

しかしながらそんな暑かった夏も、これまた例年よりも早く秋に移り変わろうとしていますね。


そんな時に少しだけ気がかりなのが、夏服のしまい方


暑い夏を一緒に乗りきったお気に入りの洋服は、来年の夏も着たいですよね。今回は、そんな夏の衣類をしまう前に行う「しまい洗い」や、しまう際の保管ポイントを紹介したいと思います。


目次[非表示]

  1. 1.衣替えの時期はいつ?
  2. 2.夏服・衣類をしまう前に“しまい洗い”を行うべき理由
  3. 3.しまい洗いの方法!ポイントは「すすぎ2回」と「クエン酸」
    1. 3.1.35〜50℃のお湯と酸素系洗剤で漬け込む
    2. 3.2.必ず「すすぎで2回」洗濯
    3. 3.3.柔軟剤の代わりに「クエン酸」
  4. 4.夏服の「しまい方」にもコツがある
    1. 4.1.衣装ケースやクローゼットで
    2. 4.2.防虫剤
    3. 4.3.縦に立てて収納

衣替えの時期はいつ?

季節の変わり目、気温の変化が表れてくる6月・10月くらいに衣替えを行う方が多いようです。大切な衣類は夏が終われば汗や汚れを綺麗にし、冬が終わればセーターやダウンなどそれぞれの手入れをきちんとすることで、長く大切な服を着ることができます。


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夏服・衣類をしまう前に“しまい洗い”を行うべき理由


夏の「しまい洗い」って言われてもそれ何? そんな洗い方ってあったけ? と思われる方も多いと思いますが、私たち洗濯のプロの間では「しまい洗い」は当たり前。


その名の通り、衣替えのシーズンにしまう前に、特別にいつもと違う方法で洗うことを「しまい洗い」と呼んでいます。


例えば、真っ白のシャツやワイシャツにTシャツ。


次のシーズンに着ようと思って、しまっていた衣装ケースから取り出したら…首回りに袖周りに、脇まで黄色くなってる!

せっかくのお気に入りだったのに…と残念な経験をした人も多いのでないでしょうか?


過去の記事でも紹介してきた「襟周りをキレイに洗う方法」を実践していればまだマシですが、それでも今年の夏は異常な猛暑。






 


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たとえ上手に洗っていたとしても、あの暑さでたっぷり付いた皮脂と汗の成分がちゃんと落ちてるとは100%保証できるものではありません



なので、普通の洗い方や、少し汚れ落ちを意識した洗い方ではなく、がっつり汚れを落とす、しまい洗いを行っていきましょう。


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しまい洗いの方法!ポイントは「すすぎ2回」と「クエン酸」

35〜50℃のお湯と酸素系洗剤で漬け込む

まず、白いシャツはバケツなどに35〜50℃程度の少し暖かめ、やけどしない程度のお湯を張り、粉洗剤を溶かし一晩漬け込みます


この時に酸素系漂白剤を一緒に溶かしてもらえるとさらに効果はアップします。


色柄物であれば、液体洗剤を上記と同程度の温度のお湯に溶かし、半日ほど漬け込んでください。


家men,洗濯ハカセ,第19回,しまい洗い


必ず「すすぎで2回」洗濯

衣類を漬け込んだ後は、いつもの通り洗濯機に入れて回すだけ。



この時に、普段使っている洗剤で洗濯するのですが、普段すすぎ1回で洗っている人は、必ずすすぎ2回で洗濯をしましょう


実は、すすぎ1回とすすぎ2回では汚れ落ちの効果が多少変わるため、しまい洗いの時はすすぎ2回は必須なのです。


さらに!ここから一番重要なポイントがあります。


柔軟剤の代わりに「クエン酸」

すすぎの時に、柔軟剤の代わりにクエン酸を中さじ1杯入れ、仕上げ洗いを行いましょう。


クエン酸を入れることによって、洗剤の成分を中和してくれたり、水に入ってるミネラル分も中和するので、水による酸化変色のリスクも軽減してくれる効果があります。


なので、しまい洗いの際にクエン酸を入れた水ですすいでおくと、次のシーズンに衣類が黄色く変色してしまうリスクをかなり軽減することができます。



またクエン酸には抗菌効果もあるため、嫌な臭いの防止にもつながるのでとってもオススメです。


柔軟剤ポケットにクエン酸を入れておけば、すすぎの時に洗濯機に投入されるので手間なくできます。

自動投入機能がない洗濯機の場合は、2回目のすすぎが始まったタイミングで投入しましょう。


家men,洗濯ハカセ,第19回,しまい洗い


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夏服の「しまい方」にもコツがある

衣類のしまい洗いが終わったら、あとはしまうだけ。

でも、しまい方もちゃんとしておかないと、これまた変色したり、虫食いの穴が開いたりと大変。


衣装ケースやクローゼットで

しまい方のポイントもしっかり押さえ、衣類を衣装ケースやクローゼットの中にしまいましょう


しまっている間に衣類をダメにしてしまう要因として案外多いのが、光によるダメージです。


半年もの間、衣類の同じ箇所に光が当たり続けてしまうと「紫外線による脱色」が発生してしまいます。


太陽の光だけではなく、蛍光灯の光でも反応してしまう可能性があるので、できるだけ暗い場所、光を遮断できる場所に保管するのが理想です。


ただし、あまりにも密閉してしまうと湿気が高くなりカビの原因にもなるので、湿度のコントロールも忘れずに行うのがベストです。


防虫剤

また、衣類をしまう際に「防虫剤」は正しく使えてますか?


防虫剤も、正しい使い方をしないと効果はほぼゼロになってしまいますよ。


防虫剤はガスを発生させることで虫の食欲等を抑え、虫食いの発生を抑制しています。


頻繁に衣装ケースやクローゼットを開け閉めすると、せっかく発生していたガスが通常の空気と入れ替わってしまい防虫効果が薄くなってしまうので注意が必要です。


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縦に立てて収納

また、衣装ケースにしまう場合も、ただ平らに平積みするのではなく、コンパクトに縦に立てて収納できるような方法を取るのがベスト


防虫剤のガスは空気よりも重いため下に落ちていきます。

平積みしていると表面だけしかガスが回らず、衣類同士が重なった場所は防虫ガスの効果が得られません


できるだけ多くの場所に防虫効果が回るよう、縦に立てて収納しましょう。



さて、いかがでしたでしょうか? 夏の衣類のしまい洗いとしまい方。


クエン酸を使った仕上げ洗いだけでも、次のシーズンまでの変色リスク回避にも繋がります。

できれば全部やってほしいですが、面倒だなーって方はクエン酸だけでも試してみてくださいね。


『洗濯ハカセの洗濯と洗剤の新方程式』その他の記事はこちら>






 


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洗濯ハカセこと神崎健輔さんによる錬士あ「洗濯ハカセの洗濯と洗剤の新方程式」記事一覧ページです。
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