
【秋バテって?】残暑の後も体調不良に要注意!秋バテの症状と家庭でできる対策3箇条
10月になっても真夏日を記録するなど、今年の秋は残暑が厳しく、季節外れの暑さに悩まされた方も多いのではないでしょうか。
それでも最近はようやく暑さが和らぎ過ごしやすくなったはずなのに、なんだか夏のように体がダルくて食欲もない…なんてことはありませんか? 実はそれ、夏バテならぬ「秋バテ」かもしれません。
そこで今回は、家族の健康を見守るパパのために、秋バテの原因と症状、そして秋バテにならない対策3箇条をご紹介します。
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秋バテの原因と症状をチェックしよう
秋バテとは、夏の疲れや台風による気圧変動が原因で、自律神経の乱れや血の巡りが悪くなって起こるもの。今年は特に残暑が長かったこともあり、秋の急な冷え込みに体が対応できず、例年以上に秋バテの症状になる人が増えると予想されます。
また、秋といえば“食欲の秋”ですが、食べすぎによる胃液の過剰な分泌が胸やけや胃もたれにもつながり、それが秋バテの原因の1つにもなります。
秋バテの症状として挙げられるのは主に次の3つです。思い当たる節があるかどうか、チェックしてみてください。
1. 頭痛
台風などの気圧変化で自律神経が乱れ、頭痛を引き起こすことがあります。
2. 食欲不振
偏った食事や冷たいものばかり口にしていると、胃腸への負担が大きくなり、消化機能が低下します。
3. 倦怠感
急激な気温の変化に体が順応できず、全身にだるさを感じることがあります。
秋バテ対策① バランスの取れた食事
先ほど触れたように、体の冷えは秋バテの大きな原因の1つです。日々の食事で冷たいものは控え、スープなど体を温めるものを選びましょう。また、根菜類や体調を整えるビタミンが豊富な豚肉、納豆などがオススメです。
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オススメレシピ① ふろふき大根のきのこ味噌
<材料と作り方(2人分)>
1. 大根(200g)の皮をむき、隠し包丁を入れてゆでる
2. 生しいたけ(3枚)、しめじ(1/2パック)、たけのこ(60g)は細かく刻む
3. 鍋にごま油(小さじ2)を熱し、2を炒めてだし(2/3カップ)・砂糖(大さじ1)・みそ(大さじ2)を加えて、練りみそを作る
4. 1の大根に3の練りみそをかける
(糖質:11.5g、エネルギー:111kcal、塩分:1.9g)
オススメレシピ② さば缶と大根のしょうが煮
<材料と作り方(2人分)>
1. さば缶(1缶)は缶汁をきる
2. 大根(200g)は薄く小さめの乱切りに、しょうが(1かけ)は薄切りにする
3. 鍋に水(3/4カップ)・酒(大さじ1)・砂糖(小さじ1/2)・しょうゆ(小さ1とじ1/2)・大根・しょうがを入れてふたをして火にかける。煮立ったら火を弱め、約15分、大根に火が通るまで煮る
4. さばを加えてさらに10分煮る
(糖質:4.6g、エネルギー:158kcal、塩分:1.2g)
■秋バテ対策料理のサポートツール
毎回栄養バランスを考えて食事を作るのは大変! そこでオススメしたいのが、便利なアプリの活用です。
例えば、AI健康アプリ「カロママ」では、写真を撮るだけでAIが食事内容を自動認識し、カロリー計算はもちろん食材や摂取量についても適切なアドバイスを提供。食事の栄養管理がアプリ1つで簡単にできますよ。
<カロママ>
秋バテ対策② 適度な運動
ウォーキングをはじめとする有酸素運動は、血流を良くして疲労物質の排出を促すため、疲労回復に効果的。
例えば、帰りだけでも1駅分歩いたり、駅までの道を遠回りしてみたり、あるいは「踏み台昇降」効果のある階段の上り下りなど、日々の生活に取り入れやすい運動を継続的に実践してみてください。
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秋バテ対策③ 入浴
仕事などで帰りが遅くなると、ついシャワーだけで済ませがちですが、冷えた体を温めて体力や胃腸の働きを回復させるためには、湯船にゆっくり浸かることが効果的です。
一般的に適温とされるのは42℃ぐらいですが、体への負担を考えると38~40℃くらいがベスト。最初はぬるく感じるかもしれませんが、ゆっくり浸かっているうちに徐々に汗が出て、体の芯まで温まります。また、自律神経を整える効果のあるアロマを併用するのもオススメですよ。
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家庭でもできる秋バテ対策3箇条をご紹介しましたが、いかがでしたか。
暑さが和らいで過ごしやすい秋は、スポーツ・行楽・食事などを楽しみやすい季節でもあります。そんな家族にとってのベストシーズンを存分に満喫するためにも、秋バテにかからないよう健康管理を徹底しましょう。
※レシピ出典「糖質.jp」 https://toushitsu.jp/