東京島酒の源流を辿る旅【前編】青ヶ島

東京島酒の源流を辿る旅【前編】青ヶ島

趣味・遊び

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  1. 東京島酒の源流を辿る旅。青ヶ島からスタート
  2. 神のご加護がないと辿りつけない島
  3. 選ばれし者が乗り込む9人乗りヘリコプター
  4. 時化になるとこんな様相に…
  5. 青ヶ島の歴史を紐解けば「環住」の2文字を目にします
  6. 逆境だからこそ心を緩めるお酒が造られました
  7. あおちゅう生産者は村の名士、荒井清さん
  8. 奥山 晃さんによる焼酎レクチャー
  9. 温度感ある青ヶ島流のおもてなしは蒸気を使います
  10. 青ヶ島を飲んで応援。想いを寄せて東京でも飲めるあおちゅう
  11. あおちゅうを飲みながら青ヶ島にひたれるお店
※この記事は2019年11月に公開されたもの再編集、再公開しています。

東京島酒の源流を辿る旅。青ヶ島からスタート

初秋の10月初め、東京島酒の源流を探るために青ヶ島と八丈島を訪ねる旅に行ってきました。目的は鹿児島から渡ってきた焼酎文化がいかに根付いたのか、焼酎界伝説の巨匠、丹宗庄右衛門さんの足跡を辿りながらその伝播を見届けることです。

青ヶ島編の前半と、後半の八丈島編と2部構成でお届けします。たまには地酒の歴史をめくりながら、ご家族で東京の島旅はいかがですか。マニアックな(笑)お休みの過ごし方として参考になれば嬉しいです。

神のご加護がないと辿りつけない島

青ヶ島の概要を言えば、面積は5.98㎡、島の外周は約9km。東京からの距離は南へ向かって358km。およそ東京から名古屋までの距離に近いです。
緯度で言えば宮崎県と同位置。必ず経由する八丈島からは約70kmの距離で、アクセス方法は2通りです。八丈島から連絡船。またはヘリコプター。
連絡船は週に3日~4日就航しますが、就航率は年間通して50%強。ヘリコプターは80%です。
連絡船は時化(しけ)になると唯一の港、三宝港に横づけできないため泣く泣く戻ることもあります。冬には就航率も20%くらいに下がるとか…。文字通り絶海孤島、青ヶ島。

選ばれし者が乗り込む9人乗りヘリコプター

確率の高いヘリコプターで行こうにも席は9つしかありません。確保するためには1カ月前には電話で熾烈な競争に勝つ必要があります。
今回宿で一緒だった方は、発売日に電話がつながったと思ったらすでに売り切れだったとか。キャンセル待ちでやっと入手できたという方も。まさに選ばれし者が乗れるヘリコプターです。
今回は私自身は往復連絡船で行く覚悟を決めており、もし船が就航できない場合にも備えて週初めの月曜日朝一番で八丈島空港へ入り、そのままタクシーで港へ向かい間髪入れず連絡船で青ヶ島へ直行しました。中には20日ほど島に滞在を余儀なくされたこともあるという方もいらして、アクセスの運次第の青ヶ島の日常が浮かび上がってきます。

おかげさまで無事に動いた船が憧れの青ヶ島にたどり着いたときはすでに感動でした。それも八丈島では土砂降りの天候が嘘のように快晴。70kmの距離は天候も異なり、黒潮に浮かぶ絶海の孤島の称号にふさわしいたたずまいを見せていました。

時化になるとこんな様相に…

島の玄関口、三宝港。24時間カメラでの様子を実況で見ることができる場所でもあります。
http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/life/facilities.html
この港がライフラインとして頼みの綱ですが、黒潮の海が荒れればこのタワーの高さまで波にのまれてしまいます。タンクローリー車の大きさと比べてみてください。逆にいえば、相当大きい津波がきても強固な絶壁が盾になるともいえますが、火山噴火リスクは今でもあったり。

世界が憧れる島、青ヶ島。簡単にたどり着けないだけになおさら行きたくなる島ですね。底知れない魅力がぎっしり詰まってます。
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