【SNSで話題】親は子どもを叱るべき?“叱らない(怒らない)子育て”のあり方を考える

【SNSで話題】親は子どもを叱るべき?“叱らない(怒らない)子育て”のあり方を考える

育児

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  1. 新幹線で子どもに座席を蹴られた…「怒るのは親の仕事であってほしい」
  2. 「叱らない(怒らない)子育て」派なら子どもに注意しなくてもいい?
  3. 親が子どもを注意すべき場面とは?
※2020年1月公開の記事を再編集・再掲載しています。

新幹線で子どもに座席を蹴られた…「怒るのは親の仕事であってほしい」

家族連れの旅行や帰省で電車・飛行機などの公共交通機関を利用した際、小さな子どもが長時間の移動に退屈したりジッとしていられなくなって困った経験があるパパは決して少なくないでしょう。

そんな時、親は厳しく叱ってでも子どもを落ち着かせるべきか? あるいはそれ以外の対処法もあるのか?

人気YouTuberのはじめしゃちょーが年末に新幹線を利用した際に遭遇した体験を次のようにツイートしたことをきっかけに、SNSで大きな反響と議論が起こりました。
子どもが乗り物の座席でジッと座っていられず足をブラブラ&ジタバタさせた拍子に、つい前方の座席を蹴ってしまう──。わりと珍しくないことですが、もちろん公共の場のマナーとして適切な行動ではありません。
そんな状況ではじめしゃちょーが怒りをグッとこらえて綴った「怒るのは親の仕事であってほしい」という考えに対して、同調する内容から対処法のアドバイスまでさまざまな意見が寄せられています。

「叱らない(怒らない)子育て」派なら子どもに注意しなくてもいい?

子を持つ親としてとても考えさせられる体験談ですが、今回のケースではじめしゃちょーの座席を蹴った子どもに対して、隣に座っていたであろうパパママはなぜ注意しなかったのか? 主に次のような理由が推察できるのではないでしょうか。

①子どもが座席を蹴っていることに気づかなかった(「蹴っている」のではなく「足が当たっている」程度と認識していた)

②子どもが座席を蹴ることを「大したことではない」「子どもなら仕方がない」と思っていた

③「叱らない・怒らない子育て」を実践している


①であれば周囲への配慮(周囲の気持ちに立つこと)が不十分のように思いますし、②であれば、「子どもなら仕方がない」としても、親としてすべき対応があるように思います。

いずれにしろ、「子は親の鏡」ということわざがあるように、子どもに規範を教えるべき親のあり方が問われるでしょう。
もう1つ考えたいのが③だった場合。近年は書籍やメディアで、怒らずにほめることで子どもを伸ばすという「叱らない子育て」がたびたび取り上げられ、注目されているようです。

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