夜行性の赤ちゃんに昼夜を覚えさせるためのコツ

夜行性の赤ちゃんに昼夜を覚えさせるためのコツ

育児

目次[非表示]

  1. 夜行性のデメリット
    1. 親へのデメリット
    2. 子どもへのデメリット
  2. 夜行性の原因
  3. 昼夜を覚え、生活リズムを整えるためのコツ
    1. 朝起きたら日光浴
    2. 夜は明かりを落とす
    3. 昼夜を覚えるまでは昼寝はリビングで
  4. 夜行性を改善させようとしてやりがちな失敗例
赤ちゃんが健やかに成長していくには、十分な時間かつ良質な睡眠が不可欠。そうした睡眠を得るために親ができることは?そんなパパママの悩みを、妊婦と子どもの睡眠コンサルタントとして活動する和氣春花さんが解決するコラム連載。

今回は、赤ちゃんの「夜行性」について対策を解説いただきます。
赤ちゃん、特に新生児~生後3カ月頃の低月齢の赤ちゃんは、昼に寝ていて夜になると起きだすという昼夜逆転生活になりがちです。それよりも大きい月齢の子でも、夜泣きをしていたり、生活リズムが乱れてしまって深夜に親の手がかかることもあります。

深夜に寝てくれなかったり、ギャンギャン泣いてしまったりするとママやパパはげっそりしてしまいますよね。さらにはそれが発展して、仕事のためにしっかり寝たいパパと、昼も頑張っているの、深夜も一人で戦わなければならないママとで喧嘩になってしまうこともあります。

そういったトラブルを防ぐためにも、夜行性や昼夜逆転してしまっている赤ちゃんの生活を整え、早く昼夜を覚えてもらうためのコツを解説していきます。

夜行性のデメリット

親へのデメリット

最も大きいデメリットとしては睡眠不足が挙げられます。深夜の対応をママが担当しているご家庭では、ママが寝不足になってしまい、パパへの不満が溜まってしまいます。パパが仕事をしている間、ママも育児に奮闘しているので、できるだけ夜中の対応は分担する(手伝えることは何か話し合う)ことをおすすめします。

子どもへのデメリット

新生児~生後3カ月頃はまだ昼夜を覚えられていないので、この時期については昼夜逆転していても問題はありません。ただし、上記のように親への負担が高くなるため、できるだけ早く昼夜が覚えられるように働きかけることが対策となります。

生後4カ月以上の月齢になってきて、それでもなお就寝が22時過ぎていたり、起床が10時過ぎだったりなど生活リズムが崩れている場合、1日のリズムを整えて早寝早起きの習慣を身に付けることが大事です。

遅い就寝時間が身に付いてしまうと睡眠不足の原因になります。子どもの睡眠不足は成長を妨げ、将来的には学力にも悪影響があるという研究や、遅い就寝時間が定着化することにより、学校に入学した際に朝起きることができず、それが不登校の原因になるという研究もあります。

夜行性の原因

妊娠中、昼はあんまり胎動が気にならないのに、夜はすごく強く感じて気になって眠れない…そんな思いをしたことある方、少なくないのではないでしょうか?

そもそも赤ちゃんはママのお腹の中で、20分寝て20分起きて…というリズムで寝ると起きるを繰り返しています。日中はママが活動的に過ごしているため、血流がママのほうに回っているのですが、夜になるとママの活動が落ち着き、血流が赤ちゃんのほうに回ってきます。それで夜になると活動的になるという仕組みです。

そんな生活をしていた赤ちゃん。生まれたからと言って急に昼と夜のある生活になじめるわけもないですよね…ママのお腹の中にいたときのように、寝たり起きたりを繰り返しつつ、夜の方が活動的になってしまうんです

生後3カ月くらいになると、メラトニン(別名:睡眠ホルモン)というホルモンが体内で分泌されるようになるため、自然とだんだん昼夜の区別がつくようになってきます。ですが、このメラトニンの分泌を妨げるようなことをしてしまうと昼夜を覚える時期が遅くなってしまうので、できるだけ早く覚えさせるよう働きかけることをおすすめします。

一方で、生後4カ月以上で夜行性になってしまうのは生活リズムの乱れが原因として考えられます。就寝時刻が遅いと、なかなか寝付けなかったり夜泣きをしてしまったりする、そして朝も起きられず…という悪循環になります。しっかりと昼夜を区別できるよう、パパやママが生活リズムを整えてあげることが大切です。
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