意外とやっている!?赤ちゃんの寝かしつけのNG行為

意外とやっている!?赤ちゃんの寝かしつけのNG行為

育児

目次[非表示]

  1. 泣いたら即反応
  2. 泣くたびにおむつ替え
  3. 夜中に声をかけながら授乳
  4. 夕方は寝かせない
  5. 起きる時間/寝る時間がバラバラ
  6. エアコンを使わない
  7. 大人よりも多く服を着せる
  8. 寝る直前までテレビ/スマホを見せる
  9. 寝るときは豆電球
  10. パパの帰宅を待ってお風呂
「赤ちゃんの寝かしつけがうまくいかない!」「子どもが全然寝てくれない!」というお悩みをお持ちのパパやママは多くいらっしゃると思います。

そんなとき、見直してみていただきたいのは「眠りの邪魔をしてしまっていないか」ということ。今回はそんな眠りの邪魔になってしまいがちなポイントを「NG行為」としてご紹介させていただきます。

※当てはまる行動があっても、それでうまく寝られていれば問題ありません。うまくいかない場合の原因として参考にしてください。

泣いたら即反応

赤ちゃんが「ふえーん!」と言ったら真っ先に駆けつけていませんか? もちろん、頭をぶつけたとか足がはさまったとか緊急事態の時はすぐに駆けつけることが大切ですが、スヤスヤ寝ている間に急に「ふえーん!」と言った時はもしかすると「寝言泣き」かもしれません

寝言泣きとは、その名の通り寝言で泣いていることです。夢を見たりするなかで泣いてしまって、それが声に出てしまった…その時すぐにパパやママが「どうしたの!?大丈夫?」と話しかけることで、せっかく寝ていたのに起こしてしまう可能性があります。寝ている時に急に泣き始めても2~3分は見守ってみましょう。もしかしたらそのまま寝られるかもしれませんよ。

また、日中に起きている時も泣いたらその瞬間にすぐ駆けつけていると、赤ちゃんは自分で自分をあやす能力を身につける暇がなくなってしまいます。泣いたらすぐにパパやママが飛んできてあやしてくれるんですからね、自分で自分を落ち着かせる必要なんてないわけです。

ところが、双子や第二子などで物理的に放って置かれる時間が長くなると、赤ちゃんは自分で自分をあやして落ち着かせる方法を探します。そして、指しゃぶりをしたり、こぶししゃぶりをしたりして落ち着く方法を身につけていくのです。
赤ちゃんが泣いた時は、なんでかな?を考えて、時にはすぐに駆けつけずに少しの時間「待っててね〜」とすることも大切です。

泣くたびにおむつ替え

低月齢のうちは夜中に何度かの授乳が必要になります。でも、おむつはその度に替える必要はありません。うんちをしていたら替える必要があるけれど、おしっこだけなら替えなくてもOKです

これはおむつを替えることによって赤ちゃんを起こしてしまうことを防ぐためです。おむつ替えは真っ暗だと難しいのでライトが必要になったりしますし、その明かりで起きてしまう、がさごそ体をいじられることで起きてしまう、などせっかく寝ているのに起こしてしまうリスクがあります。

現代の紙おむつは性能がよいので、「12時間タイプ」などと表記のあるものもあります。うまく活用して起こしてしまうことを予防してみてください。

夜中に声をかけながら授乳

おっぱいやミルクを飲んでいる姿はとてもかわいく、思わず「かわいいね〜上手に飲んでるね〜」などと声をかけたくなってしまいますよね。

これは日中ならOKですが、夜間は避けた方がよいでしょう。先ほどのおむつ同様、せっかく眠りモードに入っているところを起こしてしまう可能性があるためです。深夜の対応は「サイレント」が基本です。

夕方は寝かせない

「夕方17時以降は昼寝させてはいけない」などということを聞いたことがあるでしょうか? 月齢にかかわらずこれを当てはめていると寝つきが悪くて何時間も泣かれたり、朝4時や5時に起きてしまったりする…というトラブルが考えられます。

特に生後8カ月以下の場合、夕方の睡眠はとても大切です。赤ちゃんは元気に起きていられる時間に限界があり、それを過ぎてなお起き続けてしまうと、コルチゾールというストレスホルモンが過剰分泌されてしまって体を興奮させ眠れなくさせてしまいます。

例えば生後6カ月の子の場合、2時間程度起きていると眠くなってしまうことが多いです(個人差があります)。この子が20時就寝の生活をしている場合は、17時起床の20時就寝では疲れすぎてしまう可能性も出てきます。その場合は18時まで夕寝をしているほうが良いということになります。

起きる時間/寝る時間がバラバラ

生後3カ月以下の場合はこの限りではありませんが、それを過ぎたら徐々に起床時刻と就寝時刻を統一して生活リズムを作ることを意識すると良いです。

寝る時間と起きる時間のリズムを体に刻み込むことは、夜しっかり眠るためにとても大切です。今バラバラになってしまっているパパママは、まずは朝同じ時間に起こすことを意識してみましょう。朝方まで夜泣きをしていて、やっと寝てくれた…という朝もあると思いますが、そんな日も7時と決めたら7時に起こす!というのが大切です。起床時間を統一していくことが、就寝時間を統一することにつながっていきます。

エアコンを使わない

エアコンは使いましょう。高齢者の熱中症のニュースが増えていますが、乳幼児も同様のことが起こり得ます。

特に2歳以下の子は体温調節機能が未発達のため、室温が上がりすぎると体温も一緒になって上がってしまうことが考えられます。過度の体温上昇は健康上の心配もありますし、乳幼児突然死症候群を引き起こす原因とも考えられています。

室温は20~22℃が乳幼児にとって過ごしやすい温度です。夏は外との温度差もありますし、室内でも薄着なことが多いと思いますので25~26℃で良いですが、半袖半ズボンやノースリーブロンパースのみなどで十分です。着せすぎには注意が必要です。

大人よりも多く服を着せる

上記にも記載しましたが、赤ちゃんは周りを温められると体温が一緒に上がってしまいます。目安は「大人よりも1枚少なく」です。

風邪をひいてしまわないか心配になってしまうと思いますが、着せ過ぎのリスクを理解して適切な服装をさせてあげるようにしましょう。

寝る直前までテレビ/スマホを見せる

テレビやスマホはブルーライトもさることながら、その中身が脳を覚醒させてしまいます。寝る直前までそういったものを見ていると、頭がはっきりと冴えてしまったり興奮してしまったりして、寝つきづらくなってしまいます。これは大人でも同じです。

寝る1時間前(できれば2時間前)からはテレビの電源はOFFに、スマホは子どもの目の届かないところに置いておきましょう。寝る前はリビングの電気も薄暗くし、寝るモードに持っていくのが寝つきをよくすることにつながります。

寝るときは豆電球

「真っ暗は怖いから」と豆電球をつけて寝ている方も少なくないと思います。ですが、この豆電球は赤ちゃんを覚醒させてしまっているかもしれません

光は眠りと深い関係があります。光を見ると脳が覚醒し、眠っていたところを起こしてしまったり、寝つきを悪くさせてしまったりします。天井の豆電球は、上を向いて寝ている時に光源が直接目に入ることがそれを助長してしまいます。

真っ暗は怖くて眠れない、おむつ替えの時に見えないと困る、などという場合は床に置くタイプのナイトライトを使用するようにしましょう。お布団の場合、光源が直接目に入らないようにクッションの裏に置くなどの工夫をしてみるのもおすすめです。

パパの帰宅を待ってお風呂

お風呂は大変なのでパパの帰宅を待ってから…というご家庭も多く見受けられます。パパが毎日同じ時間に帰宅できているならこれでOK!ですが、日によって帰宅時間が異なり、それによってお風呂の時間も変わってきてしまう…となるとおすすめできません。

先に書いた通り、生活リズムを統一していくのはねんねトラブルを防ぐためにも大切なことです。お風呂の時間は毎日おおよそ統一し、その時間にパパが間に合わないようであればママが1人で入浴させるなどのルールを決めておくとよいでしょう。

そのためにもパパは「今日は遅くなりそう!」などの連絡は必須。できれば直前ではなく、せめて1時間くらい前には連絡できるとママも心の準備ができます。帰宅後はママをねぎらい、感謝の言葉を伝えられると良いですね。

<専門家プロフィール>
和氣 春花(わけ はるか)

米国IPHI公認 妊婦と子どもの睡眠コンサルタント。SNSではねんねママの名前で活動。我が子の夜泣きに悩んだ際に睡眠コンサルタントに支えられた経験から同資格を取得し、パパママ向けのコンサルティングやねんねママのブログ・YouTube「ねんねママちゃんねる」での情報発信、「赤ちゃんとママのためのぐっすりねんね講座」の講師を務めている。

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