子どもがスムーズに入眠してくれるコツは?「まだ寝たくない!」の対処法

子どもがスムーズに入眠してくれるコツは?「まだ寝たくない!」の対処法

育児

目次[非表示]

  1. 寝かしつけの時間を短縮するにはどうすればいい?
  2. 寝かしつけをスムーズにするコツ
    1. ①部屋の明かりを落としていく
    2. ②寝るまでのルーティーンをつくる
    3. ③寝室にはおもちゃを置かない
    4. ④毎日同じ時間に起床・就寝
    5. ⑤(できるなら)お風呂の力も借りて眠気を誘う
    6. ⑥まだ遊びたがっている場合は「二択」を迫る

寝かしつけの時間を短縮するにはどうすればいい?

子どもの毎日の寝かしつけ、どれくらい時間をかけていますか? 寝室に誘導するところから含めて30分、あるいは1時間以上かかっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。早寝早起きの習慣をつけさせてあげたいのに、早く寝かせて夫婦の時間をつくりたいのに、思うようにいかなくてイライラしてしまうこともあるかもしれませんね。

今回はそんな寝かしつけの時間を短縮するためのコツを解説していきます。パパとママの時間を少しでも長く作っていくためにお役立てください。

寝かしつけをスムーズにするコツ

①部屋の明かりを落としていく

できれば寝る2時間前くらいから、少なくとも1時間前からは明かりを少し落として暗めにしてみてください。眠りにつくためには睡眠ホルモンとも呼ばれる「メラトニン」という物質が体の中で分泌されることが大事なのですが、それが明るい状態だと出にくくなってしまうのです。部屋の明かりを徐々に落としていくことによってメラトニンの分泌を促し、体のモードを眠りやすく導いていきます。テレビを消すことも大事です

パパは仕事から帰宅したタイミングで、テレビをつけてリラックスしたり、ご飯を食べながら録画した番組を見たりしたい時間帯かもしれませんが、ここで子どもたちを覚醒モードにさせてしまうとママとのトラブルのもとに。ぜひ子どもが寝るまでは一旦我慢してくださいね。

明かりの落とし方については、調光可能なライトをご使用の方はご調整いただき、そうではない場合(我が家もそうなのですが)物理的に電気をつける箇所を減らして調整するのをおすすめします。蛍光灯などの青い波長の光は脳を覚醒させて、眠気を退けてしまうので、点灯させる電気は暖色系のものを選びましょう。

②寝るまでのルーティーンをつくる

毎日、寝る前にどんな流れで寝かしつけまで持っていっていますか? どうしているのかわからないというパパは、まずその流れを知るところから始めましょう。

子どもは次に起こることが予想できると安心します。いつもの流れで、「これをやってこれをしたら、このあとはおやすみだな〜」と理解できていることが、寝ることへの納得度を高め、寝るための心の準備をすることにつながります

おすすめのルーティーンは、絵本を読んだりマッサージをしたりするなど、できるだけリラックスできるような親子のコミュニケーションをすることです。例えば、お風呂からあがる→スキンケアをする→軽くマッサージ→パジャマを着る→授乳→絵本を読む→消灯 などの流れなどよいでしょう(あくまで一例です)。

幼児さんの場合はルーティーンチャートというものを使って、流れを可視化しておくのもおすすめです。「今はここで、次はここだね」など指差し確認ができると、子どもたちも受け入れやすくなります。

③寝室にはおもちゃを置かない

スムーズな寝つきのためにはゾーニング(部屋を用途によって分けること)の考えが大切です。寝室におもちゃがあると、寝室に入っても寝るモードに切り替えられなくなってしまいます。遊びはリビングで、寝室に入ったら寝るモードになるということを覚えさせるためにも寝室におもちゃは持参しないようにしましょう。パパママも寝室に入室したら声のトーンを落とすなどして、遊ぶ時間との差をわかりやすく示していきましょう。

これは大人にも共通していて、寝室でスマホを触る習慣がついてしまうとなかなか寝るモードになることができません。ついつい見てしまうLINEやメールのチェックが脳を覚醒させてしまうことになります。

④毎日同じ時間に起床・就寝

生活リズムを味方につけることも、スムーズな眠りのためには大切です。

寝かしつけの時間は必ず◯時!と意識しているパパやママは多いものの、起床時間は意外とバラバラだったりするケースもあります。毎日同じ時間にスムーズに寝付いてもらうためには、できるだけ毎日同じ時間に起床することも大切

夜泣きをしていて朝方にやっと寝てくれたからしばらく寝かせておこう…と考えたくなるシチュエーションもしばしばかとは思いますが、できれば一度起こして日光を浴びて体内時計をリセットしましょう。そうすることで、また夜がきたタイミングでスムーズに寝つくことができるリズムにつながります。

⑤(できるなら)お風呂の力も借りて眠気を誘う

入浴をすると体温が上がります。それが放熱されて、深部体温が下がってきたタイミングで寝かせてあげると眠りに入りやすくなります。お風呂を上がってから寝るまでの時間の目安としては、おおよそ45分〜1時間程度です。

お風呂上がりに服を着せようとすると大泣きする場合、もしかすると「あつい〜!まだ着せないで〜!」と訴えているのかもしれません。すぐに着せないと風邪を引かせてしまうと焦るかもしれませんが、暑くて汗をかいてしまったらそれこそ風邪の元になりかねませんので、意図的にすこし放熱する時間をとってみてもいいかもしれません。

お風呂のタイミングがご飯よりも前というご家庭もあるかと思いますので、無理のない範囲でできればタイミングを意識してみてくださいね。

▼眠気と体温変化との関係について詳しくはこちら

⑥まだ遊びたがっている場合は「二択」を迫る

幼児さんになってくると「まだ遊びたい!寝たくない!」と本人が訴えてくるケースも増えてきます。子どもたちは困ったことに“そろそろ自分の体力が限界…”という感覚が鈍いので、自分の電池残量が0になる限界の限界まで遊ぼうという意欲を持っていることが多いのです。そうなるといくら親が「もう寝る時間だから!」と言っても聞けません。

ここで有効なのが“最後の遊びであることを前提とした”二択を迫ることです。「じゃあ寝る前に最後に遊ぶの、パズルにする?お絵描きにする?」などと聞いて、選ばせてあげましょう。心理的に選択肢を迫られるとどちらかを選びたくなる傾向があるので、「うーん、じゃあパズル!」などと選択してくれやすくなります。この時点で前提である“パズルが寝る前の最後の遊び”ということを受け入れたことになるので(そして自分でそれを選択したことになるので)、終わった後は納得して寝る態勢に入りやすくなるのです。
寝かしつけは毎日のことで、なかなか寝てくれなくてイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、ぜひ参考にしてスムーズな誘導方法を模索してみてくださいね!

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