『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』| ワンオペ家庭をきっかけに見つめ直す夫婦のあり方

『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』| ワンオペ家庭をきっかけに見つめ直す夫婦のあり方

夫婦円満

目次[非表示]

  1. 家のことを妻に任せっきりにしていませんか?
  2. 主婦、辞めます──その時男たちはどうする?
  3. 我が家の家事事情を見つめ直すきっかけに
  4. 『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』作品情報
※2018年5月公開の記事を再編集・再掲載しています。

家のことを妻に任せっきりにしていませんか?

“家ごと”に関心が高い家men読者の皆さんなら、ワンオペという言葉をご存じかと思います。ワン・オペレーション、つまり家事育児を夫婦のいずれか一人(主に女性)だけが担当し、負担が集中してしまう問題のことです。

「平日は仕事優先で妻任せだから、せめて週末は家事育児を積極的にやっている」という方もいれば、「ウチは毎日家事シェアできているから大丈夫!」と自信満々な方もいることでしょう。では、実際のところ妻は夫のことをどう思っているのか?

その“リトマス試験紙”として、ぜひ夫婦一緒に見てほしい映画があります。5月25日から劇場公開される、巨匠・山田洋次監督&豪華キャストで織りなす喜劇シリーズ第3弾『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』です。

主婦、辞めます──その時男たちはどうする?

これまで『家族はつらいよ』シリーズでは、東京の郊外に暮らす3世代同居の平田家を中心に、兄妹夫婦を交えて繰り広げられる騒動をユーモラスに描きながら、かけがえのない家族の絆をハートフルに伝えてきました。

山田監督はこのシリーズを手がけるうちに「女性の家事労働がまったく評価されていないことは大きな問題ではないか」という思いを募らせ、第3弾である今回「家庭における家事労働」をテーマに選んだそうです。

平田家の家事育児は専業主婦の史枝(夏川結衣)が一手に引き受け、朝昼晩の食事の準備、掃除、洗濯…自分のための時間がまったくない、典型的なワンオペ状態。一方、夫の幸之助(西村まさ彦)も典型的な仕事人間で家のことはノータッチ。それどころか「俺が家に金を入れてやっている」という昭和的価値観の持ち主。

よくこれで十数年間も夫婦生活が破綻しなかったな…と思いますが、ついに緊急事態に直面! ある事件に巻き込まれた史枝に対して幸之助が無神経な言葉を掛けたことから、溜まりに溜まった不満を史枝が爆発させ家出してしまうのです。それまで家のことを全部担ってきた妻がいなくなった平田家のドタバタぶりは、まさに自業自得と言うしかなく笑わずにいられません。

そんな危機に手を差し伸べるのが、次男・庄太(妻夫木聡)と長女・成子(中嶋朋子)の兄妹夫婦です。幸之助に「これは俺たち夫婦の問題だ!」と逆ギレされてもおせっかいを焼こうとする親身な姿を見ていると、やっぱり家族っていいな…としみじみ。失われつつある大家族の厄介さと良さをこれまで何度も描いてきた、山田洋次監督の真骨頂です。

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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢを観る | Prime Video

¥400

史枝は、育ち盛りの息子ふたりと夫・幸之助、その両親3世代で暮らす主婦。ある日、家事の合間にうとうとしていた昼下がり、泥棒に入られ、冷蔵庫に隠しておいたへそくりを盗まれた!夫から「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と嫌味を言われ、余りに気遣いの無い言葉にそれまでたまっていた不満が爆発した史枝は、家を飛び出してしまう。一家の主婦が不在となった平田家は大混乱!身体の具合の悪い富子に代わり周造が掃除、洗濯、食事の準備と慣れない家事に挑戦するがそんなこと続くわけがない。家族揃って史枝の存在のありがたみをつくづく実感するのだが、史枝が戻ってくる気配は一向にない。家族会議、緊急召集!平田家崩壊の危機か!?

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