
妻に家事をダメ出しされてやる気が出ない【教えて先輩!オトコの家事育児お悩み相談室】
夫婦円満
※2019年7月の記事を再編集・再掲載しています。
家事や育児に日々奮闘している全国のパパたちから悩みを受け付け、経験豊富な先輩パパたちがアドバイスを贈る「教えて先輩!オトコの家事育児お悩み相談室」。第3回の悩みに答えてくれるのは、高校1年生と小学2年生という年の離れた姉妹を育てる兼業主夫放送作家でパパ向け情報アプリ「パパコミ」編集長の杉山ジョージさんです。
<相談内容>妻に家事をダメ出しされてやる気が出ない
洗濯物が溜まっているようだったので洗濯をしたら「混ぜて洗わないで!」など怒られ、掃除の時は、棚を開けたら中から詰め込んだものが雪崩のように落ちてきたので、きちんと入れるように言ったら「ぐちゃぐちゃにしないで!」と怒られ、家事を手伝おうにも手伝う気になれません。皆さんどうですか?
(ryoさん)
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ryoさん、洗濯も掃除も指示される前に自分から率先して動く姿勢は本当に素晴らしいと思います!
僕が所属する主夫の団体「秘密結社主夫の友」では、「主夫」の定義を収入や家事分担の割合ではなく「主体的に家事育児をする夫」としていて、ryoさんのように自らが主体的に動くことをとても大事にしています。
指示を待って、言われたことだけやったらあとは知らんぷり。それではまるで“アルバイト”。仕事や子育てをしながら一緒に協力していくためには、やはりお互いが“社員”クラスの働きをしないとなかなか回りませんよね。
ところが。
せっかくやったのに怒られるのでは、そりゃやる気も萎えてしまうというものです。その気持ちはとても分かります。こっちだって疲れているのに、やったほうが喜ぶと思ったのに、いつも大変だって言ってるから心配なのに…まあ総合して言うと「良かれと思って」ということでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
ryoさんが怒られた理由は具体的に何だったのでしょうか?
(ryoさん)
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ryoさん、洗濯も掃除も指示される前に自分から率先して動く姿勢は本当に素晴らしいと思います!
僕が所属する主夫の団体「秘密結社主夫の友」では、「主夫」の定義を収入や家事分担の割合ではなく「主体的に家事育児をする夫」としていて、ryoさんのように自らが主体的に動くことをとても大事にしています。
指示を待って、言われたことだけやったらあとは知らんぷり。それではまるで“アルバイト”。仕事や子育てをしながら一緒に協力していくためには、やはりお互いが“社員”クラスの働きをしないとなかなか回りませんよね。
ところが。
せっかくやったのに怒られるのでは、そりゃやる気も萎えてしまうというものです。その気持ちはとても分かります。こっちだって疲れているのに、やったほうが喜ぶと思ったのに、いつも大変だって言ってるから心配なのに…まあ総合して言うと「良かれと思って」ということでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
ryoさんが怒られた理由は具体的に何だったのでしょうか?
回答のポイント
家事をやったことは怒られていない
改めてパートナーが怒った時に言ったセリフに注目してみると。
「混ぜて洗わないで!」
これは結果的に自分がした家事が招いた結果のことかもしれませんが、家事をしたことに対しては怒っていませんよね。ちょっと深読みかも知れませんが、もしかしたら、こういう意味なのかも。
「(洗濯してくれるのは助かるんだけど)混ぜて洗わないで!」
つまり。怒らせてしまったポイントはきっと「家事のやり方」ではないでしょうか?
仕事でもよくあることだと思います。
経験の浅い新人が、良かれと思ってやったことが自分としてはちょっと違うということ。そんな時、あなたはどう感じますか?
察するに、Ryoさんの家では妻がメインで洗濯をされていると思いますが、そこに“良かれ”と思ってRyoさんが先回りして洗濯をしたものの、妻とはやり方が違ったということでしょう。
そう考えてみると、怒らせてしまったのは、きっとコミュニケーションの問題ではないでしょうか?家事のやり方は男女ともにちゃんと習う機会があまりないものですから、多かれ少なかれ“自分なりのやり方”があります。一緒に家事をするためには、まずそこのすり合わせをしないと、ギャップからすれ違いが生まれがち。
相談の中の洗濯に関して言えば、まずはメインで洗濯をやっている妻のやり方を共有するところから始めてみてはどうでしょうか?
>次ページへ 怒りを買うだけ?!ダメ出しはNG!
「混ぜて洗わないで!」
これは結果的に自分がした家事が招いた結果のことかもしれませんが、家事をしたことに対しては怒っていませんよね。ちょっと深読みかも知れませんが、もしかしたら、こういう意味なのかも。
「(洗濯してくれるのは助かるんだけど)混ぜて洗わないで!」
つまり。怒らせてしまったポイントはきっと「家事のやり方」ではないでしょうか?
仕事でもよくあることだと思います。
経験の浅い新人が、良かれと思ってやったことが自分としてはちょっと違うということ。そんな時、あなたはどう感じますか?
察するに、Ryoさんの家では妻がメインで洗濯をされていると思いますが、そこに“良かれ”と思ってRyoさんが先回りして洗濯をしたものの、妻とはやり方が違ったということでしょう。
そう考えてみると、怒らせてしまったのは、きっとコミュニケーションの問題ではないでしょうか?家事のやり方は男女ともにちゃんと習う機会があまりないものですから、多かれ少なかれ“自分なりのやり方”があります。一緒に家事をするためには、まずそこのすり合わせをしないと、ギャップからすれ違いが生まれがち。
相談の中の洗濯に関して言えば、まずはメインで洗濯をやっている妻のやり方を共有するところから始めてみてはどうでしょうか?
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