【トイレの掃除】尿ハネ汚れを放置しない!トイレの“見えない汚れ”をキレイにするコツとポイント

【トイレの掃除】尿ハネ汚れを放置しない!トイレの“見えない汚れ”をキレイにするコツとポイント

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目次[非表示]

  1. “狙い位置”で飛散量が変わる!トイレの尿ハネ汚れの実態
  2. トイレの“見えない汚れ”をキレイに!トイレ掃除のコツとポイント
    1. 尿ハネしやすい場所
    2. ① 尿ハネは放置せず気づいたらこまめに拭く
    3. ② 水流が届かない便器のフチ裏は“ブラシで掃除”
    4. ③ 便器と温水洗浄便座の隙間は“外してふき掃除”
    5. ④ “こすらないタイプ”の洗浄剤でトイレ掃除をラクに
    6. ⑤ 洗いにくいトイレノズルには洗浄泡を直接スプレー
毎日の暮らしの「困った!」に役立つ技やコツをご紹介する連載「目指せ我が家のHERO!家族を助ける特技を作る」。今回のテーマは「トイレの見えない汚れの掃除」です。

近年の家庭のトイレは洋式便器だけ設置されているケースが一般的で、その場合、男性は立って小用を足すことが多いことでしょう。

でもそこで生じる問題が“尿ハネ”。ちゃんと便器内に収まるよう尿を出しているつもりでも、実は便器やトイレの見えない場所に尿の水滴が飛び散り、汚れや嫌なニオイの元になっているのです!

そんな尿ハネ由来の不快さは、できればその原因を多く生んでいるであろう男性が解消したいところ。そこで今回は、トイレの尿ハネ汚れの実態と“見えない汚れ”の掃除方法についてご紹介します。

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“狙い位置”で飛散量が変わる!トイレの尿ハネ汚れの実態

ライオン株式会社では2005年に尿ハネ汚れの実態を確認するため、男性が洋式便器で立って小用をした場合の尿ハネ滴数を数える実験を実施(※1)。すると、トイレの床に飛び散る尿ハネ汚れは1日あたり約2300滴になることが明らかになりました。

※1:成人男性が実際に立って小用した場合(狙い位置は自由)の便器の周囲に飛び散る尿ハネ(床のみ)を数えた。平均的な小用の回数を参考に7回/日と設定

さらに2015年にNHKの番組「ためしてガッテン」と共同で行った検証実験(※2)では、男性が小用を足すスタイルや“狙う位置”によって、周辺(便器のフタ、便座の裏、床、壁)に飛び散る尿ハネ数が異なることも判明しました。

※2:成人男性が1回の小用で排泄する平均値に従い、300ccの青く着色した水(青色1号色素0.1%水溶液)を、注射器で「奥もしくは中央(水たまり)」のそれぞれの位置を狙って放出し便器内を撮影

■立って小用・奥狙いの場合

(画像提供:ライオン株式会社)

便器内の奥に尿ハネが多く見られましたが、検証に用いた渦巻き水流式トイレでは、少量の水流でも効率よく尿ハネ汚れは流され、便器内はほとんどキレイに洗浄されました。

しかし、水流よりも上の水の流れが届かない部分や、便座と便器の接合部(便座の隙間付近)は、洗浄できずに尿ハネ汚れが残っていました

■座って小用・手前に当たった場合

(画像提供:ライオン株式会社)

「座って小用」で比較的尿ハネの多い便器手前のフチ裏近辺を、水洗の前後で観察した結果、「座って小用」で生じる便器内の尿ハネは、トイレの水を流すことでほとんどキレイに洗浄されていましたが、水流が当たらない位置では尿ハネが残っていました。

(画像提供:ライオン株式会社)

そして比較写真を見れば一目瞭然なように、立った場合も座る場合も、中央(水たまり)狙いの方が便器内の尿ハネが少なくなることが分かりました。

小用のスタイルに気をつけることで便器を汚さない工夫ができる可能性があるので、できるだけ水たまりを狙うようにしてみましょう。

トイレの“見えない汚れ”をキレイに!トイレ掃除のコツとポイント

とはいえ、小用スタイルに気をつけたとしても、尿ハネが完全になくなることはありません。ライオン株式会社 快適生活研究所のリビングケアマイスター・杉本美穂さんによると、尿ハネは時間が経つとニオイを発生したり、尿石という落としにくい頑固な汚れに変化するそうです。

そんな尿ハネによる見えない汚れは、次のようなコツとポイントを抑えて掃除をするのがオススメです。

尿ハネしやすい場所

トイレの尿ハネポイント(画像提供:ライオン株式会社)

<おさえておきたい“尿ハネポイント”>
◎便器のフチ
“立ちスタイル”のご家庭では必須のポイント。
“座りスタイル”でも少ないですがハネます。

◎便器まわりの床
“立ちスタイル”で飛び散ることが多い床。
便器と床の境目に汚れがたまっていたりすることもあります。

◎便座の裏側
“座りスタイル”派のご家庭では、特に汚れがたまりやすい場所です。

◎便座と便器のつなぎ目
“立ちスタイル”では、便座とのつなぎ目にも尿ハネしています。日頃のこまめな拭き掃除のほかに,時間があるときは便座を外すなどして徹底的にお手入れしましょう。
便器のフチや便座の裏側、さらには便座と便器のつなぎ目や床まで、普段は見落としがちなところに尿ハネしている可能性が。これらのポイントは重点的に掃除をするようにすると良いですね。

① 尿ハネは放置せず気づいたらこまめに拭く

(画像提供:ライオン株式会社)

こうした尿ハネ由来の汚れは、何より“放置しないこと”が大切。尿ハネのような軽い汚れは、トイレ用拭き取りクリーナーをトイレットペーパーに付け、こまめにサッと拭き掃除するだけで簡単に落とせます。汚れに気づいた時にサッと拭く習慣を身につけましょう。

ちなみに、ライオンによる尿ハネ拭き取り実験によると、「から拭き」「水拭き」だと拭き取り後も多くの菌が残り、それどころかかえって汚れを広げてしまうことになるそうです。要注意!

② 水流が届かない便器のフチ裏は“ブラシで掃除”

(画像提供:ライオン株式会社)

つい怠りがちですが、便器のフチ裏などフラッシュの水流より上の部分もしっかりとした掃除が必要。トイレ用洗剤をフチ裏の奥まで届くようにぐるっと一周かけ、トイレ用ブラシでこすりましょう。

杉本さんによると、酸性タイプの洗剤を使えば、ガンコな尿石を溶かして落とす力があるのでより効果的だそうです。
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