お肉は豚肉のみ!ふっくらジューシーな味わい 鉄人の提案で誕生したオリジナル焼売「中華の鉄人®陳建一 国産豚の四川焼売」

お肉は豚肉のみ!ふっくらジューシーな味わい 鉄人の提案で誕生したオリジナル焼売「中華の鉄人®陳建一 国産豚の四川焼売」

料理

冷凍食品ジャーナリストの山本純子です。

今回はまず、冷凍食品業界は今年(2019年)で50周年という話題から。

目次[非表示]

  1. 1.50年で消費量が28倍!近年の注目は「男性」需要
  2. 2.お弁当用ではなくて「おかずに」というシリーズ
  3. 3.ふっくらジューシーな食感が特長、袋のままレンジOK
  4. 4.「国産豚の四川焼売」アレンジメニューレシピ
    1. 4.1.パンと四川焼売で作る ミニ肉まん
    2. 4.2.四川焼売と野菜のピンチョス


50年で消費量が28倍!近年の注目は「男性」需要


50年前の1969年(大阪万博の前年です)、社団法人日本冷凍食品協会(現在は一般社団法人)が発足し、冷凍食品業界は本格的なスタートを切りました。

協会は翌年「自主検査制度」を定めます。つまり、規格基準のしっかり整った工場を「認定」して、そこで優良な冷凍食品を生産し、ひとつの産業として健全な成長へと導いていく、という狙いでした。低温流通網の確立は、国家的施策でもあったのです。


業界50年、冷凍食品の生産、消費がどのように変化したか、50年の統計を振り返ってみると、紆余曲折はありましたが、おおむね右肩上がり。直近の調査結果(2017年)で過去最高数値です。


分かりやすい1人当たりの冷凍食品年間消費量で見てみると、1968年時点で0.8kg。これが2017年に22.5㎏にと28倍になっています

しかも、この2017年の消費量は2016年対比で1㎏伸びています。1年で1㎏消費が伸びるなんてびっくりするようなことが起こったのです。


その伸長を引っ張ったのが、家庭用の伸び。「美味しい」冷凍食品が評価されて、より多くの皆様に愛用されるようになりました。

特に2017年は、炒飯や麺類、おつまみを「男性が買う」という現象が生まれ、消費を後押しした要因といわれています。


さて本題の商品。今回ご紹介したいのは、日本ハムの「中華の鉄人®陳建一 国産豚の四川焼売」(210g=6個入)です。


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お弁当用ではなくて「おかずに」というシリーズ


『中華の鉄人®陳建一』ブランドは、その名の通り、赤坂四川飯店のオーナーシェフ、陳建一氏の監修による冷凍食品。すでに発売20周年を過ぎた人気のロングセラーシリーズで、その中でもダントツ人気の看板商品になっているのが「国産豚の四川焼売」です


シリーズ第1号開発商品である四川焼売。発売当時はお弁当商品が全盛の時代でしたが、それらとは一線を画す、グレードの高い、食卓のおかずになる商品として開発されました。

有名シェフとのコラボ商品は最近大流行りですが、かなり先取りした開発商品であり、以降長い歴史を誇る商品になっています。


ふっくらジューシーな食感が特長、袋のままレンジOK


「四川焼売」は、今から20数年前、新たに陳建一氏監修の家庭用冷凍食品開発を、という企画が立ち上がった時に、「お客様が馴染みやすい飲茶はどう?」という陳氏からの提案で誕生したと聞いています。

つまり、お店にはないオリジナルレシピ商品です


もちろんメーカーの工場で製造しますが、品質、味共に陳氏に納得していただけるものでなければ発売には至りません。何度も試作と確認を経て発売に至りました。


出来上がった製品は、豚肉の旨みと玉ねぎの甘みを活かし、大粒、しかもふっくらとした食感

肉焼売というと、肉粒感の強いしっかりした噛み応えの焼売を想像する方もいますが、「国産豚の四川焼売」はあくまでもふっくら。

しかも、陳建一氏特製の中華スープ「美味湯(メイウェイタン)」を使用していますので、奥深い味わい。うまみが口いっぱいに広がり、ご飯が進みます。


20余年の歴史の中で、さまざまな改良を実施し続けていますが、現行商品は袋のまま電子レンジ調理ができ、とても便利

大粒の焼売は、そのままタレなしで食べてとても美味しい味付けに仕上がっていますので、夕食だけでなく、小分けに使用すればお弁当にも大活躍間違いなしです。


そして、皆様はあまり気づかないことなのですが、多くの焼売製品が豚肉と鶏肉の配合であるのに対し、同商品のお肉は豚肉のみ

私は個人的に、このこだわりが大きなポイントと考えています。


なお、『中華の鉄人®陳建一』シリーズは他にも「小籠包」「甘酢肉団子」がラインナップされています。


「国産豚の四川焼売」アレンジメニューレシピ


今回はアレンジメニュー2品をご紹介しますが、肉まん風メニューは「エフエフプレス」サイトに執筆いただいている間野実花先生の発案したアイデアメニューで広く広まったもの。


実花先生は、食パンに日本酒を霧吹きで吹き付けてから焼売を包みますが、今回の提案メニューはより簡単にアレンジされています。

ピンチョス仕立てのおつまみに活用するのは、今すぐにでも取り入れたいアイデアですね。カラフルに仕上げると、家族やお客様に褒められますよ。ぜひセンスを発揮してください。


パンと四川焼売で作る ミニ肉まん

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【材料】

国産豚の四川焼売

サンドイッチ用のパン


【作り方】

①国産豚の四川焼売を半分にカットできるように、あらかじめ1分半ほど電子レンジで温めておく

②ラップの上にサンドイッチ用のパンを乗せ、パンの表面と側面に薄く水を塗る

③半分にカットした四川焼売をパンの中央に乗せる

④パンの側面同士を合わせながらラップをギュッとねじり、包んでいく

⑤電子レンジで約1分温めれば完成!


四川焼売と野菜のピンチョス

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【材料】

国産豚の四川焼売

チーズ

ズッキーニ(フライパンで焼く)

ミニトマト

きゅうり

ブロッコリー(ボイルする。冷凍ブロッコリーでも可)

なす(フライパンで焼く)

オクラ


【作り方】

①国産豚の四川焼売を電子レンジで温める

②四川焼売とお好みの具材を合わせて爪楊枝で刺すだけ!


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