
【子どもの入園準備】妻の職場復帰に向けて夫ができる保育園・幼稚園の入園準備とは?
共働き
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大人も“園生活の準備”が必要
子どもが保育園・幼稚園へ通い始める家庭にとって、入園直前の時期はグッズの手配などさまざまな準備に追われ、「やり残していることはないか?」という不安が絶えないのではないでしょうか。
でも、入園準備が必要なのは子どもだけではありません。毎日の送り迎えや帰宅後の子どものお世話など、これまでとは変化する生活パターンにパパママも新たに対応する必要があります。
そこで今回は、保育園・幼稚園から要請されている準備事項に追われるあまり、意外と見落としがちな“大人にとっての入園準備”をご紹介しましょう。
でも、入園準備が必要なのは子どもだけではありません。毎日の送り迎えや帰宅後の子どものお世話など、これまでとは変化する生活パターンにパパママも新たに対応する必要があります。
そこで今回は、保育園・幼稚園から要請されている準備事項に追われるあまり、意外と見落としがちな“大人にとっての入園準備”をご紹介しましょう。
登園のルートや所要時間を事前に確かめる
保育園・幼稚園で使用するグッズの手配は、園の指定に従って優先的に進められますが、登園の準備までは意識が回らない家庭もあるのではないでしょうか。
バスや集団で登園する場合は、指定された集合場所へ親子で事前に足を運び、自宅からのルートや所要時間を実際に確認しておいた方が何かとスムーズ。パパママが園まで直接送り迎えする場合は、自宅や職場の出発時間をシミュレーションするためにも、なおのこと事前確認が不可欠です。
バスや集団で登園する場合は、指定された集合場所へ親子で事前に足を運び、自宅からのルートや所要時間を実際に確認しておいた方が何かとスムーズ。パパママが園まで直接送り迎えする場合は、自宅や職場の出発時間をシミュレーションするためにも、なおのこと事前確認が不可欠です。
緊急で呼び出された時の対応担当を決めておく
集団生活という小さな子どもたちにとって慣れない環境では、いつ病気やケガなど不測の事態が起き、園から保護者に呼び出しの連絡がいつ入るか分かりません。
そうした緊急時にあわてず我が子を迎えに行けるよう、夫婦どちらが緊急連絡を受けて園に向かうか、対応担当をきちんと決めておきましょう。園までの送り迎え担当を夫婦で決める際にあわせて相談しておくとスムーズかと思います。
また、園までの送り迎えや子どもの看病に急に対応できない場合のため、各自治体で実施しているファミサポ(ファミリーサポート制度)や病児保育施設もチェックしておくといいでしょう。
そうした緊急時にあわてず我が子を迎えに行けるよう、夫婦どちらが緊急連絡を受けて園に向かうか、対応担当をきちんと決めておきましょう。園までの送り迎え担当を夫婦で決める際にあわせて相談しておくとスムーズかと思います。
また、園までの送り迎えや子どもの看病に急に対応できない場合のため、各自治体で実施しているファミサポ(ファミリーサポート制度)や病児保育施設もチェックしておくといいでしょう。
ママの復職に向けてパパができること
共働き家庭においては、保育園や幼稚園への入園をきっかけにママが復職するケースも多いと思いますが、もしパパが家のこと全般をママに任せっきりだと、職場復帰に支障をきたすおそれがあります。
家族みんなが不自由なく充実した人生を過ごすためにパパができるのは、会社の仕事を頑張ってたくさん稼ぐだけではありません。続いては、園生活が始まる前後からぜひパパに実践してほしいママへのサポートを挙げてまいります。
家族みんなが不自由なく充実した人生を過ごすためにパパができるのは、会社の仕事を頑張ってたくさん稼ぐだけではありません。続いては、園生活が始まる前後からぜひパパに実践してほしいママへのサポートを挙げてまいります。
パパにできる物理的なサポート
■保育園・幼稚園の送り迎え
朝と夕方の送り迎えに時間を割くには、そのぶん出社時間を遅くしたり退社時間を早くする必要があります。ママだけに送り迎えを任せるのは、体力的にも精神的にも大きな負担となってしまうことも。
ママも職場で活躍できるよう、また肉体的負担を軽減できるよう、園までの送り迎えを夫婦で分担してはいかがでしょうか。夕方に仕事を早く切り上げるのが厳しい場合も、朝の送迎なら比較的時間の都合がつきやすいはず。その際は、子どもの登園準備もセットで担当しましょう。
■家事育児を分担する
朝は早起きして朝食を作り、大人の出社準備や子どもの登園準備にバタバタ。夜は帰宅後すぐ夕食を作り、お風呂に入れて寝かしつけ…。子育て家庭の1日はやるべきことだらけです。
基本的に家事育児は“母乳を出す”以外はパパでもできるので、ママ一人に押しつけず積極的に分担・協業しましょう。夜の家事育児に参加するために早く帰るのが難しい場合は、頑張って早起きし朝の家事育児に力を注ぐのも効果的。朝食作りはもちろん、意外と時間が掛かる子どもの身支度もぜひ担当しましょう。
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朝は早起きして朝食を作り、大人の出社準備や子どもの登園準備にバタバタ。夜は帰宅後すぐ夕食を作り、お風呂に入れて寝かしつけ…。子育て家庭の1日はやるべきことだらけです。
基本的に家事育児は“母乳を出す”以外はパパでもできるので、ママ一人に押しつけず積極的に分担・協業しましょう。夜の家事育児に参加するために早く帰るのが難しい場合は、頑張って早起きし朝の家事育児に力を注ぐのも効果的。朝食作りはもちろん、意外と時間が掛かる子どもの身支度もぜひ担当しましょう。
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■時短勤務や育休制度を活用する
会社に時短勤務や育休取得の制度がある場合は、ママの復職のタイミングや子どもの通園開始時期に合わせて、パパが入れ替わりで育休を取得したり勤務時間を短縮するのも効果的。パパがフルタイムで家事育児のメインを担い、あるいは時短勤務で子どもの送り迎えや食事づくりを毎日担当すれば、きっとママも安心して職場復帰に専念できるはずです。
ただし時短勤務も育休も明日からすぐに開始できるものではなく、また自分のキャリアに少なからず影響を及ぼすことなので、検討や下準備は計画的に進めましょう。
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パパにできる精神的なサポート
入園に伴う復職直後のママに対して、前出の物理的サポートを行う余裕がないパパは、次のような日々の声がけでママを精神的にサポートしてはいかがでしょうか。もちろん、物理的サポートができるパパにとっても重要なものです!
■愚痴を聞く
復職直後は久しぶりの仕事にスムーズに順応できず、ストレスがたまりがち。そんなママのイライラのはけ口になれるよう、「今日どうだった?」と積極的に聞き役を買って出ましょう。その際は「それは君が悪いよ」「こうした方がいいよ」とダメ出しや解決策を出そうとせず、あくまで「それは大変だったね」と共感を示して傾聴に徹することがコツです。
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■無神経なNGワードで傷つけない
「夕食は何?」「手伝おうか」…。家庭で何気なく使いがちな一言には、高確率でママをイラっとさせたり頑張ろうという心を折ってしまうNGワードがたくさんあります。日々忙しいママにさらなるプレッシャーを掛けたり、家のことを他人事と思わせる不用意な言葉は控えましょう。
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■感謝とねぎらいの言葉を掛ける
おいしい料理、キレイな部屋、ちゃんと洗われた衣類…。ママが頑張ってくれていることに気づいたら、そのつど「お疲れさま」「ありがとう」といった感謝やねぎらいの言葉を掛けましょう。たとえ肉体的な負担が減らなくても、自分の頑張りが報われた気分になり、気持ちの余裕だったりやる気が生まれるはず。
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保育園・幼稚園に通園するようになると、毎日の送り迎えなどパパママの生活パターンも変わり、家庭において今までにはなかった負担が発生します。
そうした負担は特に共働き家庭だとママに偏りがちなので、“母乳を出す”以外はパパでもできるという考えに基づき、「〇〇は女性の役割」といった性別役割分業の固定概念を一度取り払ってみてはいかがでしょうか。そうすれば、家事育児の連携・分担の最適解がおのずと見つかるはずです。
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