パパの家事育児分担が2割を超えると変化が――“ママの幸福度”にパパが与える影響は?

パパの家事育児分担が2割を超えると変化が――“ママの幸福度”にパパが与える影響は?

家事分担

目次[非表示]

  1. ママの幸福度が高まる“パパの家事育児分担割合”は2割以上
  2. 子持ち世帯は「子ども」について話せば話すほど幸せになれる
  3. 育児アプリを使い、家族と情報共有している人は幸福度が高い
  4. 幸福学の「幸せの4因子」から見えてくる幸福度アップのヒント
人が自分で感じる幸福度というのは、明確な数字で計測できるものではありません。でも、“どんな要素が幸福度に影響を与えるか”であれば、個別に調査することである程度は判明します。



以前、家menでは20~40代の子持ち男性2444名を対象に「家庭生活の幸福度」について調査。“普段実施している家事”“夫婦や家族のコミュニケーション時間”などの側面から、どのように家庭生活を過ごしているパパたちが日々を幸福だと感じているか分析しました。


▼調査の分析結果はこちら
この調査でパパ自身の幸福度と家庭生活との興味深い相関関係がいくつか判明しましたが、ではママの幸福度にはどんな要素が影響を与えるのか?


そこで今回は、Webメディア「ママびより」を運営するカラダノートが行った「ママ・プレママの幸福度に関する調査」の結果を元に、ママの幸福度をアップさせるためのポイントをご紹介します。

ママの幸福度が高まる“パパの家事育児分担割合”は2割以上

1人以上の子どもがいる夫婦における家事育児分担率は、家庭内の家事育児タスクを10とした場合、夫の家事育児分担が2割以下になると幸福度は低く、2割を越えると全体平均値(77.48)を上回りました。

ちなみに幸福度の値に最も大きな差が出たのは、「夫が家事育児を7割担当している家庭」と「妻が家事育児を10割負担している家庭」とで、6.07ポイントもの差がありました。


また「身近に悩みや不安を相談できる相手がいますか?」という質問に対して、「いる」と回答した人と「いない」と回答した人とでは幸福度に9.13ポイントもの差が!

おそらく“身近”=パパや自分の母親などを指しているのでしょうが、悩みを抱え込んでストレスをためないで済む身近な相談相手の有無もママの幸福度に大きく影響を与えていることがわかりました。

子持ち世帯は「子ども」について話せば話すほど幸せになれる

夫婦の会話時間は、会話する時間が長いほど幸福度は高くなる傾向にあり、「1日1時間」を越えると幸福度の平均値を越えることが分かりました。


また「子どもの話」をする人としない人との幸福度の値には4.13ポイントの差があり、幸福度との関係が高い話題であることが分かります。

育児アプリを使い、家族と情報共有している人は幸福度が高い

近年はさまざまな家事育児アプリがリリースされ、機能に応じて活用しているパパママも多いことでしょう。

そうしたアプリの利用者のうち、アプリに記録した内容を家族と共有している人としていない人の幸福度の平均値では、共有している人の方が幸福度は高い結果になりました。


この結果から、スケジュール管理、育児情報の記録、家事の分担状況などをアプリを通じて共有することによって、夫婦の相互理解や絆がいっそう深まる効果が想像できますね。

幸福学の「幸せの4因子」から見えてくる幸福度アップのヒント

なお今回の調査は、「幸福学」を研究する前野隆司氏が因子分析という手法を使って導き出された「幸せの4因子」を数値化したものです。

ちなみに「幸せの4因子」とは次の4項目となります。


1.「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)

2.「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)

3.「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)

4.「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)



共同調査を行なった前野隆司氏は、今回の調査結果について次のようにコメントしています。
幸福学のこれまでの知見と一致しているだけでなく、「子どもについての夫婦の会話は1日10分でも幸福度に影響がある」「パパの家事育児分担は、3割まで幸福度が右肩上がり」「家族共有機能があるアプリを利用しているママは有意に幸福度が高い」といった、赤ちゃんを迎える・迎えた家族がすぐに活かせる知見が出てきました。さらに、「相談できる相手が身近にいるかどうかが、非常に大きな影響力を持つ」という、これまでの知見が強く裏付けされたことは、非常に興味深いことだと思います。 引き続き幸福度の調査を活用し、プレママ・ママに対して具体的なアクションの提案を共同で行っていきたいと思います。
相田みつをが「しあわせは いつもじぶんのこころがきめる」という言葉を残したように、人がどれだけ幸福なのかは自らの基準と判断で決まるもの。

でも、その自己判断を左右する外的環境をパパの努力で整えるという形であれば、パートナーの幸福度アップに大きな影響を与えることができるはず。


今回の調査結果を参考に、家事の分担率アップに努めたりパートナーとのコミュニケーション時間を増やすなど、家庭生活の幸福度を左右する要素を改めて見つめ直してみませんか。


<アンケート調査概要>
調査概要:ママ・プレママの幸福度に関する調査

調査期間:2019年9月4日〜9月17日

調査対象:「ママびより」メルマガ登録者・カラダノートアプリ利用者

回答人数:4622名

調査方法:インターネット調査


<アンケート調査指標について>
本アンケートは、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授の前野隆司氏と共同調査を行ないました。幸福度は、前野隆司氏が開発した「幸せの4因子」の各設問項目に対する7段階の回答結果を数値化しています。

詳細はこちら http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/questionnaire.html


<会社概要>
企業名 :株式会社カラダノート

本社  :東京都港区芝公園2-11-11芝公園2丁目ビル3F

代表  :佐藤竜也

事業内容:ファミリーデータプラットフォーム事業妊娠出産育児にまつわるツールアプリ開発、プレママ/ママ向け情報コンテンツ配信

URL      :https://corp.karadanote.jp/