専門家が認める逸品家電が決定!「All About 家電アワード」発表

専門家が認める逸品家電が決定!「All About 家電アワード」発表

家電

目次[非表示]

  1. 専門家たちも“感動と驚きを得たグランプリ家電”は?
    1. 大賞グランプリ 三菱電機「三菱ブレッドオーブン TO-ST1」
    2. 準グランプリ アイロボット「ルンバi7+」
    3. 準グランプリ シャープ「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX1」
  2. こちらもチェック!各部門を代表するイチオシ家電
    1. 【キッチン】炊飯器部門 象印マホービン「圧力IH炊飯ジャー『炎舞炊き』NW-ES07」
    2. 【住宅】空気清浄機部門 ダイソン「Dyson Pure Humidify+Cool 加湿空気清浄機」
    3. 【掃除】拭き掃除部門 ケルヒャー「フロアクリーナー FC 3d」
    4. 【洗濯・衣類ケア】ドラム式洗濯機部門 日立グローバルライフソリューションズ「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-NX120E」
    5. 【健康・美容】睡眠ケア部門 フィリップス「SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド」
  3. 審査員ガイドの2019年家電業界注目トピックス
    1. 家事シェアを促す家電が人気!
    2. サブスクリプション家電の夜明け
    3. AI+IoTの普及
家族構成やライフスタイルに応じて、日々の暮らしをより快適かつ便利にしてくれる生活家電の進化は近年目覚ましいものがあります。しかしその一方、あまりにも進化のスピードが速く、そして機能も複雑化し、どんな家電を選べばいいか分からなくなりますよね

そんな皆さんに耳寄りな情報です。家電のトレンドを追い続ける専門家たちが厳選してお墨付きを与えた「All About 家電アワード」が決定しました。

専門家たちも“感動と驚きを得たグランプリ家電”は?

今回の家電アワードでは、キッチン・住宅・掃除・洗濯/衣類ケア・健康/美容の5カテゴリー・全22部門から選出された計61商品を表彰。さらに最も感動や驚きを感じた家電として「All About 家電アワード大賞(グランプリ1点、準グランプリ2点)」も決定しました。

大賞グランプリ 三菱電機「三菱ブレッドオーブン TO-ST1」

(画像提供:株式会社オールアバウト)

<専門家の評価コメント>
庫内スペースを最小限にした「一枚焼き」だからこそ、食パンの水分や香りが逃げてしまうことなくトーストでき、まるで焼きたて食パンのようなおいしいトーストが焼きあがる。デザインも斬新で、ダイニングに出したままにできるのも良し。今後のトースターのあり方を変える逸品!(戸井田)

パンを徹底的においしく焼くために、1枚焼きにしてしまった潔さがすごい! トーストにチーズとハムと卵を載せたクロックムッシュや、フワフワのフレンチトーストなども絶品になります。(安蔵)

準グランプリ アイロボット「ルンバi7+」

(画像提供:株式会社オールアバウト)

床掃除の常識を変えた「ルンバ」の最新モデルが準グランプリに。ロボット掃除機としての正統な機能の進化やブラーバとの連携に加え、ルンバ本体が集めたゴミを自動で回収する「クリーンベース」の導入が画期的と話題になりました。

▼詳しい製品紹介はこちら

準グランプリ シャープ「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX1」

(画像提供:株式会社オールアバウト)

独自のテクノロジーで美しさを引き出す理美容家電のシャープ新ブランド「beauté A(ボーテアー)」シリーズ。その中から、2つの吹き出し口からの新送風構造、髪のダメージを抑制するセンシング機能、使いやすい短いノズル、プラズマクラスターなどの機能を搭載した「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」が準グランプリを獲得しました。

こちらもチェック!各部門を代表するイチオシ家電

【キッチン】炊飯器部門 象印マホービン「圧力IH炊飯ジャー『炎舞炊き』NW-ES07」

(画像提供:株式会社オールアバウト)

【専門家コメント】
普段は3合で十分だけど、家族やお客さんが来るなどいざというときに不安、という消費者の心理を踏まえ、業界では前例のない4合炊きを開発した柔軟な発想を高評価。4合炊きをコンパクトボディで実現した技術力もお見事。(戸井田)

【住宅】空気清浄機部門 ダイソン「Dyson Pure Humidify+Cool 加湿空気清浄機」

(画像提供:株式会社オールアバウト)

【専門家コメント】
UV-Cライトを使用して加湿に使う水の清潔性に配慮したモデル。加湿器にはつきもののフィルターのお手入れを簡単にできるようにし、使い勝手を向上させている。季節家電は使わない時の保管のスペースを確保しなければならないことが多いが、本機は1台で加湿、空気清浄、送風の3役をこなすため、一年中出しっぱなしにできる。(伊森)

【掃除】拭き掃除部門 ケルヒャー「フロアクリーナー FC 3d」

(画像提供:株式会社オールアバウト)

【専門家コメント】
雑巾がけできるコードレスクリーナー。常にきれいな水を給水し、汚水を回収するシステムが画期的です。大きいので少々扱いは大変ですが、ローラーが毎分500回転して汚れをごそっと落としてくれるので、本格的に床掃除したいニーズにピッタリ!(田中)

【洗濯・衣類ケア】ドラム式洗濯機部門 日立グローバルライフソリューションズ「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-NX120E」

(画像提供:株式会社オールアバウト)

【専門家コメント】
この一年、家庭に Wi-Fi 機能が搭載された家電が普及し、ネットワークと繋がり自動で最適な動作を判断するAI家電が増えている。日立の「AI お洗濯」は、洗濯物の汚れの程度や生地の種類、水温や硬度などを認識して最適に洗濯してくれる。それはまさにスマート時代に求められる家電の機能だと言える。(コヤマ)

【健康・美容】睡眠ケア部門 フィリップス「SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド」

(画像提供:株式会社オールアバウト)

【専門家コメント】
眠りの質を上げることを、小手先だけでなく真剣に考えているヘッドバンド。価格はある程度するものの、ちゃんと2週間使い続けること、30代から50代くらいをピンポイントに効果が出ることなどを表明している点なども好感が持てるし、しっかりとスマホと接続することで見えてくるデータで効果も実感できます。(滝田)

審査員ガイドの2019年家電業界注目トピックス

家事シェアを促す家電が人気!

共働きが増えている今、家事の省手間は必須課題。洗剤が自動投入できる洗濯機や、レシピを提案してくれるオーブンレンジなどが人気です。しかしそれ以上に、家族の家事参加=家事シェアが有効です。そんなニーズを受けて2019年は家事シェアを促す家電が登場し、支持を集めました。

例えば、家具のようなデザインの冷蔵庫や、卓上で使いやすいサイズのトースターやホットプレートなど、キッチンの中にあるのが定番だった家電たちがダイニングに出てくることで、家族も食事の支度に参加しやすくなり、自然と家事シェアができます。これからは「キッチン家電」ではなく「ダイニング家電」というジャンルが定着するでしょう!

(家電ガイド 戸井田園子氏)

サブスクリプション家電の夜明け

今年はアイロボットやバルミューダといった注目のメーカーがサブスクリプションでの家電販売サービスを立ち上げました。実はそれに先んじてダイソンなども目立たない形でサブスクリプションを取り入れたり、パナソニックなども一部の家電を同じように売り出しています。

来期以降、おそらく本格的にこの動きは加速し、多くの家電メーカーが同じようにサブスクリプションの販売サービスを、自社、もしくは既存のレンタルサービス、リース会社などと立ち上げることでしょう。特に大型家電などはこれにより、ユーザーの初期投資の負担が軽くなり手に入れやすくなると同時に、故障に対するリスクも減るなど、いい動きだと思います。

ただ、そうなるとこの先、より家電を指名買いするような傾向が確実に強まるため、デザイン性の高さが家電を作る上で重要になってくると思います。

(家電ガイド 滝田勝紀氏)

AI+IoTの普及

2019年はシャープが提唱する「AIoT(AI+IoT)」に限らず、AI(人工知能)とIoT(もののインターネット)がかなり浸透した1年だったと思います。

以前は家電をインターネットにつなげることへのハードルが高かったのですが、少しずつWi-Fi内蔵家電が増え、上位機種ではだんだんと当たり前になりつつあります。遠隔操作できたり、室内の様子を見守れるといった利便性向上が魅力です。また、AIがユーザーの使い方や生活スタイルなどを学習して自動的に動作するものも増えてきました。インターネットにつながることでさらに進化できるため、AIとIoTはどちらも欠かせないものになっていくと思います。

(パソコン 周辺機器ガイド 安蔵靖志氏)

家電の専門家たちがお墨付きを与えた「All About 家電アワード」。

もし、この中で家電を欲しいジャンルがあれば、ぜひ家族と購入を相談してみては? きっと日々の生活が飛躍的に便利かつ快適になり、家庭で過ごす時間の満足度もアップするはずですよ。

■2019年度「All About 家電アワード」実施概要
【対象商品】
2018年12月6日~2019年12月31日の期間に発売された白物家電
【審査方法】
家電に精通した6名のAll Aboutガイドが、約90点のノミネートのなかから、全22部門において優秀だと認める商品を計61点選出し、部門賞(金・銀・銅賞)を選定。さらに、全ノミネート家電を対象にし、「All About家電アワード」グランプリを1点、準グランプリを2点決定。
【審査員】
「家電」ガイド 戸井田園子氏、「家電」ガイド 滝田勝紀氏、「パソコン周辺機器」ガイド 安蔵靖志氏、「デジタル・白物家電」 ガイド コヤマタカヒロ氏、「美容家電・育児用品」ガイド 田中真紀子氏、「家電マーケティング」ガイド 伊森ちづる氏