【猛暑・残暑対策】エアコンの効きを良くする環境づくりのコツ

【猛暑・残暑対策】エアコンの効きを良くする環境づくりのコツ

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目次[非表示]

  1. エアコンの効きが悪くなる要因は?キーワードは「冷媒」と「室外機」
  2. 【エアコンの性能を引き出す環境づくり①】室外機の周辺環境の点検
    1. 室外機は日陰に設置するか、日除けで直射日光を防ぐ
    2. 室外機の吹き出し口をふさがない
  3. 【エアコンの性能を引き出す環境づくり②】太陽の熱をさえぎる
    1. 「よしず」や「すだれ」を活用し、室外で熱をさえぎる
    2. カーテンやブラインドを活用し、室内で熱をさえぎる
  4. 【エアコンの性能を引き出す環境づくり③】室内機を点検・清掃する
9月に入っても真夏のような残暑が続き、エアコンの活躍がまだ続きそうな毎日ですね。そんな中「なんだかエアコンの効きが悪いな」「エアコンから出る風が冷たくないな」と感じることはありませんか? それはエアコン本体の不調ではなく、エアコンを取り巻くさまざまな環境が効きを悪くしているのかもしれません。

そこで今回は、ダイキン工業株式会社が発表した、エアコンの効きを良くするためのコツをご紹介します。

エアコンの効きが悪くなる要因は?キーワードは「冷媒」と「室外機」

エアコンの効きを良くするコツを紹介する前に、まずは「エアコンがどのように部屋を冷やすか」を知っておく必要があります。

①室内機が部屋の空気を取り込み、熱だけを取り除く。そして熱が取り除かれた涼しい空気を、室内機が再び部屋に送り込む。
②室内機と室外機を結ぶパイプを通っている「冷媒」と呼ばれる物質が、取り除かれた室内の熱を室外機へと運ぶ。
③冷媒に乗せられて運ばれた熱が室外機で屋外に放出される。熱を逃がした冷媒は、再び冷たい冷媒となって室内機へ戻る。

(画像提供:ダイキン工業株式会社)

①~③を繰り返すことで室内が涼しくなるわけですが、このとき室外機周辺の外気温が何らかの原因で高くなりすぎると、外気温と冷媒の温度差が小さくなる──つまり冷却効率が低下し、エアコンの効きが弱くなってしまうことがあるのです。

室外機が設置されることが多いベランダは、設置状況や気象条件によっては45℃近くの暑さになることがあります。エアコンの効きが弱いのでは?と感じる前に、一度室外機の周辺環境の点検・見直しをしてみることをオススメします。

【エアコンの性能を引き出す環境づくり①】室外機の周辺環境の点検

室外機は日陰に設置するか、日除けで直射日光を防ぐ

(画像提供:ダイキン工業株式会社)

夏の間は室外機を日陰に設置するか、あるいは室外機から1mほど離れたところに植木を植えたりすだれをたてかけるなどして、日陰を作ってあげましょう。ただし、室外機を板で囲ったり、すだれをかぶせた時に吹き出し口をふさいでしまわないよう十分な注意が必要です。

室外機の吹き出し口をふさがない

(画像提供:ダイキン工業株式会社)

エアコンの運転中、部屋の中の熱を外に捨てるために室外機は常に放熱をしていますが、吹き出し口がふさがれると放出した熱風を再び吸い込んでしまい、冷却効率が著しく低下します

室外機の前はスペースを空けてできるだけ風通しをよくし、スムーズに空気が循環できるようにしましょう。なお、室外機用カバーなどは放熱をさまたげ余分な電気を使用することになるので、冷房使用時はなるべく外すようにしましょう。

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【エアコンの性能を引き出す環境づくり②】太陽の熱をさえぎる

「よしず」や「すだれ」を活用し、室外で熱をさえぎる

(画像提供:ダイキン工業株式会社)

太陽の熱をできるだけ部屋に入れないよう、部屋の外からさえぎるようにしましょう。日射しの当たる窓の外に「よしず」や「すだれ」を設置すると、それだけで熱が遮断され、部屋の温度上昇を抑える効果があります。

ヘチマやゴーヤ、朝顔などのツルのある植物で「緑のカーテン」を作るのも効果的です。植物で作った「緑のカーテン」は、日射しをさえぎるだけでなく、葉っぱの水分が蒸発するときに空気の熱を奪うため涼しい風を感じられますよ。

カーテンやブラインドを活用し、室内で熱をさえぎる

(画像提供:ダイキン工業株式会社)

太陽の熱を部屋に入れない一番簡単な方法は、カーテンやブラインドをしめること。これで窓から日ざしが入って部屋の温度が上がるのを防ぐことができます。

この時、カーテンやブラインドの色は、光と赤外線をはね返してくれる白色や遮光タイプのものを選ぶと効果的です。ちなみに黒などの濃い色は、太陽の熱を吸収して、逆に部屋を暑くしてしまうことも。また、窓ガラスに熱をカットするフィルムを貼るのも効果的でしょう。

【エアコンの性能を引き出す環境づくり③】室内機を点検・清掃する

空気を吸い込む室内機の入り口には、ゴミやほこりがエアコンの中に入らないようフィルターがついています。このフィルターにゴミやほこりが大量に付着していると空気の通り道をふさいでしまうことになり、空気をしっかり吸い込むことができず部屋を涼しくするのに多くの電気を使うことになります

2週間に1回の掃除で約5%の節電効果があり、逆に1年間掃除しないと約25%も無駄使いになるといわれています。掃除方法は、掃除機で吸い取るだけでOK。汚れがひどいときは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯でつけ置き洗いしてみてくだい。

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屋内で起きやすい熱中症を防ぎ、熱帯夜でも良質な睡眠をとれるようにするには、冷房がしっかり効いた状態でエアコンを運転することが必要不可欠です。

エアコンで部屋を涼しくするのは室内機の役割だとイメージしがちですが、室外機も大きく影響しているのです。まずは室外機がその性能を十分に発揮できる状態にあるかどうか点検し、エアコンと部屋全体の周辺環境を見直してみてください。

<記事参照>
ダイキン工業株式会社「猛暑・酷暑となっている今年の夏を乗り切るポイントを発表」