コロナ禍でも実家に帰省する?しない? 帰省の注意ポイントと、“実家とつながる”年末年始の過ごし方

コロナ禍でも実家に帰省する?しない? 帰省の注意ポイントと、“実家とつながる”年末年始の過ごし方

ライフスタイル

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  1. 実家に帰省する時の注意ポイント
  2. 帰省できない代わりに自宅から“実家とつながる”方法
    1. 家族写真付き年賀状を送る
    2. 帰省暮(ギフト)を実家に贈る
    3. オンライン帰省で実家と“おせち会食”
    4. デジタルフォトフレームで写真&ビデオメッセージを贈る
いろいろあった2020年も残すところあとわずかですね。例年であれば年末年始に実家へ帰省して、家族の元気な姿を見せるというのが定番の過ごし方。しかし今年はコロナ禍という特殊な状況にあり、さらに全国で第3波が到来しているとあって、帰省しようかどうか迷っている、あるいはすでに帰省自粛を決意した方も多いのではないでしょうか。

株式会社CONNECTITが全国1000人の男女を対象に行った調査(※)では、今年の年末年始に「帰省する予定」と回答した人はわずか13.6%。一方、「自宅でゆっくり過ごす予定」と考えている人が約6割にのぼるという結果になりました。
※株式会社CONNECTIT「全国1,000人に聞いた、年始の過ごし方に関する調査」

(画像提供:株式会社CONNECTIT)

また、家men読者コミュニティ「パパ友」メンバーの皆さんにも緊急アンケートを行ったところ、「帰省しない」と答えたパパは62.5%。その理由として「(地方に住んでいるが)実家が関東だから」「親が高齢のため」「帰省するつもりだったけど、両親から今回は見送るよう連絡があった」とコロナ感染を心配する声が多く挙がりました。

一方、「帰省する」と答えたパパは37.5%。「新年の挨拶だけはしたい」「車で30分の距離で移動距離が少なく、親・兄弟が集まることを熱望している」「東京みたいに感染者数が今のところ少ない」などの理由から帰省にゴーサインを出し、当日の感染対策も「移動中のマスク、手指消毒、寄り道をしない」「親族揃っての食事はしない」など万全を期すつもりだそうです。

実家に帰省する時の注意ポイント

まず最低限のポイントとして、他の地域にウイルスを持ちこむことのないよう、帰省当日までの日常生活で感染しないよう心掛けることが何よりも重要。万が一、家族に発熱など感染を疑われる症状が出たら、帰省を延期しましょう。

そして帰省当日以降においては、公共交通機関やマイカーでの移動中も実家での滞在中も、3密(密閉空間・密集場所・密接場面)回避・手洗い・消毒・マスク着用・室内換気・乾燥対策など、日常生活で求められる新型コロナウイルス感染防止策を引き続き徹底しましょう。また、実家では屋外からウイルスを持ちこまないよう上着やかばんを玄関のそばに置いたり、タオルなどの共有を避けるなどの工夫も有効でしょう。
あるいは、接触機会を最小限に減らす帰省スタイルとして、昼間は実家に滞在して夜はホテルに宿泊する「ホテル帰省」も一つの選択肢。迎える側にとっては寂しく、訪れる側にとってはあわただしいかもしれませんが、「家族の元気な姿を直接見せる」という最大の目的は十分果たせます。

なお新型コロナウイルス感染症対策分科会からは、「感染リスクが高まる場面」として次の5つが挙げられています。いずれも実家だとつい警戒心が緩んで忘れてしまいがちなシーンですが、重症化しやすい高齢者への感染を防ぐため、より細心の注意を払いましょう。
場面① 飲酒を伴う懇親会等
場面② 大人数や長時間におよぶ飲食
場面③ マスクなしでの会話
場面④ 狭い空間での共同生活
場面⑤ 居場所の切り替わり

帰省できない代わりに自宅から“実家とつながる”方法

家族写真付き年賀状を送る

(画像提供:富士フイルム株式会社)

帰省して成長した子どもの姿を直接見せることができない代わりに、家族写真付きの年賀状を送ってみてはいかがでしょうか。近年はメールやSNSで新年の挨拶を済ませるケースが少なくないようですが、やはりシニア層にとっては“手元で形に残るもの”の方が嬉しいはず

コロナ禍でお出かけの機会が減少してあまりいい家族写真がないという方は、近所の公園や自然光が差し込む明るい部屋で“自然体の家族写真”を撮るのがオススメ。自宅にプリンターがなくても、最近はスマホからのオンライン注文でも手軽に年賀状を作成できるので、スマホで撮影しアプリで画質補正したベストショットを年賀状として送って両親を喜ばせてあげましょう。

帰省暮(ギフト)を実家に贈る

実家へ帰省する際の手土産として、老舗の銘菓やお酒などの「お年賀」を両親に毎年贈っていた方も多いことでしょう。そのお年賀を少しグレードアップさせて配送で贈り、なかなかお出かけできなくて「ちょっと贅沢したいな」と思っている両親が豊かな気持ちでお正月を過ごせるようにしてはいかがでしょうか(ちなみに、帰省の代わりとして家族に贈るカジュアルなお歳暮が、「帰省暮」という呼び名で今年のトレンドになっているのだとか)。

配送で贈る「帰省暮」なら、手土産で持参できないような冷蔵品や生ものも選択肢に入れられるので、より両親が喜んでくれそうなものを選べそうですね。飲食物を贈る場合は、事前に自宅用にも購入して味を確かめておくと「これなら絶対喜んでもらえる」と安心できます(賞味期限が短いものは届く前に一報しておきましょう)。特に欲しがっている物がなさそうであれば、季節の花の鉢植え(冬ならシクラメン)を贈ると、特に母親は喜びますよ。

オンライン帰省で実家と“おせち会食”

家menの「パパ友」に行ったアンケートでも、帰省しない代わりに行う予定として多く挙がっていたのが、お正月にビデオ通話で実家と通信する「オンライン帰省」。両親がパソコンを持っていなくても、ZoomやLINEのビデオ通話ならスマホで手軽に行えるはず。「電話じゃ帰った気がしない」と思うかもしれませんが、顔を見ながら話せるだけでもお互いのつながりを実感できます。

さらに、お正月気分をみんなで共有できるよう、おせちをつつきながらオンライン会食を開催するのはいかがでしょうか。それぞれの家庭で同じおせちを用意するのは大変なので、先ほど提案した実家への「帰省暮」と同じ商品を自宅用にも購入し、一緒に味わいながら感想を語り合うのもオススメ。同じ体験を通じて“一緒に過ごしている”感が生まれ、場所は離れていてもいつもと同じお正月気分が味わえるはず。

ちなみに編集部スタッフの知人がお盆にオンライン帰省を経験したところ「両親が孫とずっと話したがって、終了させるタイミングが難しかった」そうです。ビデオ通話をスタートする前に、あらかじめ通信する時間帯や長さを決めておいた方がいいかもしれませんね。

デジタルフォトフレームで写真&ビデオメッセージを贈る

実家にネット環境がなかったり両親がITツールを使いこなせない場合は、動画再生に対応したデジタルフォトフレームを購入し、ビデオメッセージを記録してから贈ってみてはいかがでしょうか。もちろん動画だけでなく、普段から撮っている家族写真もこの機会に記録しましょう。データ形式によって色あせないアルバムとして、いつでも見返すことができるので喜ばれること間違いなし!

商品選びの目安として、少し離れた場所からでも画面の存在感を感じるには10インチぐらいのサイズがベター。また、せっかくなら写真や映像を鮮明に表示したいので、液晶の解像度は最低でも800×480、できればそれ以上のハイビジョン(HD)を選びましょう。
コロナ禍で気軽に帰省できなくてお正月に直接会うのが難しくなっても、家族や大切な人と何らかの形で“つながろう”と努力すれば、その気持ちはきっと相手にも届くはず。ソーシャルディスタンスを取ることが求められ、同じ空間にいることが困難であっても、今だからこそできるつながり方で「心の距離」を縮めてみませんか。

また、帰省を決意した方たちも感染リスクの伴う行動は極力避けて、例年通りとはいかずとも“ニューノーマルの帰省”を家族みんなで楽しんでください。

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