子どもの自己肯定感を高めるためには?いますぐ親が実践できること

子どもの自己肯定感を高めるためには?いますぐ親が実践できること

育児

目次[非表示]

  1. 子どもの自己肯定感を低くする?NG言動とは
  2. 子どもの自己肯定感アップにつながるアイデア
    1. ポジティブな声がけを心がける
    2. パパママの愛情を言葉や態度で示す
    3. 頑張ったポイントを認めてほめる
    4. 失敗しても責めない
    5. 他の子と比べない
ここ最近、「自己肯定感」という言葉をよく聞くようになったと思いませんか?

実用日本語表現辞典によると、自己肯定感とは次のような意味となります。要するに「自分には長所がある・役立っている・愛されている」と、自分の価値や存在意義を前向きに受け止められる感情や感覚のことです。
【自己肯定感】自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。 自己否定の感情と対をなす感情とされる。
パパママなら子どもにそうした強いメンタルで前向きに成長してほしい!と願うところですが、実は「最近の日本の子どもは諸外国に比べて自己肯定感が低い」という調査結果が内閣府から発表されています。「自分自身に満足している」と回答した割合が諸外国では70~80%だったのに対し、日本では45.1%。また「自分には長所がある」と回答した割合も、諸外国では80~90%だったのに対し、日本では62.2%にとどまりました。(※)

※内閣府「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」(平成30年度)
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r01gaiyou/s0_1.html


ウチの子は大丈夫かな…と心配する方も少なくないでしょうが、子どもの自己肯定感を上げるためには、実はパパママの働きかけも大切なのです。

そこで今回はSNSに寄せられた声を交えながら、子どもの自己肯定感低下に影響しがちなNG言動や、逆に自己肯定感アップにつながるアイデアをご紹介しましょう。

子どもの自己肯定感を低くする?NG言動とは

子どもが「自分には長所がある・役立っている・愛されている」と思えるようになるには、その後押しとなる成功体験や他人から認められることが大切ではないでしょうか。逆に、失敗体験ばかりが記憶に残ったり、他人から過小評価を受けてばかりだと自己肯定感を高めることは難しくなる可能性も。

こうした因果関係を親の立場から考えてみると、次のような言動が子どもの自己肯定感を下げてしまう場合もあるかもしれません。

<子どもの自己肯定感を低くする?NG言動>

・「君には無理・まだ早い」と失敗を先回りし、チャレンジの機会を与えない

・失敗した場合に「なんでできないんだ」「ダメな奴だな」とプライドを傷つける言葉をかけてしまう

・本人は一生懸命やったのに、「やって当たり前」「それだけしかできないのか」と頑張りを認めてあげない

・「愛してる」「大切にしてる」という親の愛情を言葉や態度で示さない

子どもの自己肯定感アップにつながるアイデア

ポジティブな声がけを心がける

子どもの時に周りから「○○ちゃんは優しいね」「いつも元気だね」とポジティブな言葉をかけてもらった子ほど、自分に対してポジティブなイメージを持つことができ、自分のことを好きになれるのではないでしょうか

よその大人に我が子をほめられると、つい「そんなことないですよ」とネガティブに返答しがちですが、こうした何気ない卑下は子どもの自己肯定感を損なう可能性があるので注意しましょう。

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パパママの愛情を言葉や態度で示す

子どもが自分のことを好きになるには、自分が愛されるに値する存在であるという自信を得ることが大切。その原動力となるのが、最も身近なパパママから注がれる愛情です

「大好きだよ」「いつも応援してるよ」という気持ちを言葉や態度でこれでもかとしっかり伝え、「自分は愛されているんだ」という実感を与えてあげましょう。

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頑張ったポイントを認めてほめる

大人もそうですが、子どもは親からほめられると「できたこと」への自信を獲得でき、「次も頑張ろう」という意欲の糧になります。この時、結果だけでなく頑張った過程をほめてあげることが大切。例えば、お絵かきをしている時に「上手な絵だね」と出来だけを評価するのではなく「丁寧に色が塗れたね」と頑張ったポイントをほめれば、頑張ること自体も楽しくポジティブに感じられるはずです

ウチの子は特にほめることをしてない…と思う方もいるかもしれませんが、親からすると当たり前のことでも子どもにとって頑張ったことはたくさんあります。それこそ「ゲームの時間の約束を守る」という一見当たり前のことでも、子どもからすれば十分頑張ったこと。そういう時こそ「頑張ったな」とほめてあげましょう。

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失敗しても責めない

子どもが親の期待や“すべき”と思っていることをできなかった場合、つい「また失敗したのか」「どうしてできないの?」と叱ってしまいがち。でも、失敗を責められたら責められるほど子どもは萎縮し、「どうせ自分にではできない」とチャレンジに消極的になってしまうことも。

そんな時は失敗自体を責めず「よく頑張ったな。次はうまくいくよ」「次はこうやってみよう」と気持ちを切り替えられるよう声がけしてみましょう。そうすれば「失敗したって大丈夫」という安心感が心の中に芽生え、今後の意欲にもつながるはずです。

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他の子と比べない

子どもが成長途上にある小さい間は「お友達は字を書けるのに」、学校に進学すると「お友達はテストで100点だったのに」、また家の中でも「お兄ちゃんはできたのに」と、何かと他の子と比べがち。我が子を愛していればいるほど、なおさら「他の子に負けてほしくない」と思ってもおかしくありません。

でも、そうやって他の子と比べられてしまうと、子どもは自分の評価基準を「他人の行動や考え」(他人軸)に置いてしまうようになります。またそもそも、他人より劣っていることを認識させられることで、子どものプライドは傷つき劣等感が膨らむばかり…。

子どもが自分の心(自分軸)に従って自分らしく生きられるよう、「君はそのままでいいんだよ」と教えてあげてください。もし比べるなら、他の子とではなく過去の本人と比べるようにしましょう。

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子どもの自己肯定感の度合いは生まれつき決まるのではなく、成長過程のさまざまな体験から培われるもの。つまり、パパママとの関わり合いによっても大きく左右されるのです。

今回ご紹介したポイントを参考に、子どもが自信を得られるポジティブな働きかけを実践し、今後の成長につなげてみてはいかがでしょうか。