【夫婦で家事分担する方法】“新しい生活様式”で「名もなき家事」がますます増えている?家事を可視化して夫婦でシェアしよう

【夫婦で家事分担する方法】“新しい生活様式”で「名もなき家事」がますます増えている?家事を可視化して夫婦でシェアしよう

家事分担

目次[非表示]

  1. コロナ禍で新たに生まれた「名もなき家事」とは
  2. 名もなき家事を可視化(見える化)するメリット
  3. 名もなき家事を可視化(見える化)し上手に分担するアイデア
    1. エクセルシートに家事項目を書き出す
    2. 家事マトリクスで分担状況を洗い出す
    3. 日常生活のプロセスマップを作成する
    4. アプリで家事を細かく可視化し分担する
テレワーク、不要不急の外出自粛、三密回避…コロナ渦に伴う“新しい生活様式”に少しずつ慣れてきた昨今ですが、一方でライフスタイルが今までと変化したことによって新たな手間や不便が発生し、ストレスを感じている方も少なくないはず。その原因の一つとして今注目されているのが、近年話題に取り上げられることが増えた「名もなき家事」です。

コロナ禍で新たに生まれた「名もなき家事」とは

「名もなき家事」とは、料理や洗濯のようにはっきりとした呼び名が決まっていない、こまごまとした家事労働のこと。まとまった時間と工程で行う料理などとは違って、名もなき家事は日常生活の合間合間にこまごまと発生するので、やってもやっても終わらない“家事疲れ”の原因となりがちです

▼あわせて読みたい
大和ハウス工業が行った調査(※)によると、そんな名もなき家事が緊急事態宣言以降新たに増えているのだとか! 家族全員が常に家にいる状態が続いたことで新たな「名もなき家事」が増えたと回答したのは全体の63.9%。男女別で見ると、男性が約半数(55.8%)だったのに対して女性は7割(72.0%)以上がコロナ禍による「名もなき家事」の増加を実感しているそうです。

興味深いのは、コロナ禍による「名もなき家事」の増加を実感した数だけでなく、回答内容においても男女に違いがあること。男性では「外から帰ったら必ず手洗い・うがいをするよう家族に呼びかける」「日中はできるだけ窓を開けて換気をする」「ティッシュやトイレットペーパーの残量確認・購入」が差のないトップ3だったのに対し、女性は「家族の3食分の食事の献立を考える」が過半数とダントツ1位でした。確かにいずれも思い当たりますね…。

※大和ハウス工業「コロナ禍により 「新・名もなき家事」 が発生 女性の7割が「増えた」と回答」
https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/kajishare/reseach/index.html?page=prkj20200708

(画像提供:大和ハウス工業株式会社)

名もなき家事を可視化(見える化)するメリット

料理や洗濯のようにルーティン的な家事は「やらなければいけない」ということが常に明確なので役目を割り振りやすい一方、目に見えづらい名もなき家事は「気づいた方(できる方)がやる」というケースが多いのではないでしょうか。すると、気づいた方=夫婦いずれかに負担が偏りやすく、ひいては「自分ばっかり…」という不満につながりやすくなります。しかも“新しい生活様式”によって名もなき家事が増えているとなれば、何も対策を講じないのは危険と言えるでしょう。

では、名もなき家事の負担の偏りを解消するにはどうすればいいか? その解決策として提案したいのが「家事の可視化(見える化)」。つまり、毎日の家庭生活で発生するあらゆる家事を、目に見える形でリストアップすることです。

名もなき家事をしっかり可視化することでその存在をクローズアップできれば、夫婦間で負担が平等になるよう分担しやすくなります。また、可視化することによって「誰がやっているか」も明確にしやすく、その担当者に対する感謝も芽生えやすくなるでしょう。

さらに、家事に伴う工程を細かく可視化すればするほど“家事の解像度”が上がり、「何をすればいいのか」という迷いや「何をしてほしいのか/求められているのか」という夫婦間のギャップ解消にも役立つはずです。

名もなき家事を可視化(見える化)し上手に分担するアイデア

エクセルシートに家事項目を書き出す

まずは1日の流れで発生する家事を事細かに洗い出し、それらを朝・昼・夜と時間帯別に分けてみてください。こちらの投稿者のように細かくリストアップしていけば、“家事の解像度”も格段にアップすることでしょう。

すべての項目をそのままノートに書くと、その後の整理が大変ですし手書きで読みづらいので、エクセルシートに1行ずつリストアップしてみましょう。セルの並び替えや色分けによって夫婦の役割分担が整理しやすく、また項目の追加・削除も容易なのでアップデートもスムーズですよ。

家事マトリクスで分担状況を洗い出す

「優先度の高~低」「夫~妻」の2軸で構成されたマトリクスを作成。そして洗い出した家事項目をポストイットに記入し、まずは現行の担当に応じて貼っていてください。そうすれば、もし夫婦間で分担に偏りがあれば一目瞭然となり、「これは大変だからやって」「これはできるから任せて」と担当の交換・割り振りもスムーズに行えますね

日常生活のプロセスマップを作成する

プロセスマップとは、一つの業務で発生する工程をフローチャートで図式化し、作業手順の流れを可視化したもの。これを家事の可視化にも応用してみましょう。

例えば、リビングでの1日の生活パターンを振り返り、「そこで行われる生活行動(例:ティッシュで鼻をかむ)」と「その影響で派生する行為(例:ティッシュを捨てる→ティッシュがなくなる→在庫を買う)」を細かく思い描き、フローチャートでつなげていってみてください。そうすると、普段つい見落としがちな名もなき家事の存在も見えてくるはずです。

アプリで家事を細かく可視化し分担する

見えない家事を一つひとつ洗い出したり書き出すのが面倒という方には、“人の頭の中にある家事タスク”を可視化することに特化したアプリを活用するのもオススメ。

例えば「ごみ出し」に伴うタスクだと「ごみを集めて分別」「新しいごみ袋をセット」というふうに、ひと通り登録されているタスクの担当者を1つずつ選択し、さらに全タスクの分担マップを色分け表示すれば、負担の偏りの発見やその解消もスムーズにできそうですね。
毎日のルーティン的な家事は“見える”のでしっかり分担しやすいですが、名もなき家事のように“見えづらいもの”“気づきづらいもの”は、つい夫婦いずれかに負担が偏りがち。

何かと大変な家事育児をチーム夫婦として乗り切るためにも、まずは家事を可視化(見える化)し、お互いにとって納得できる割合で分担してみてはいかがでしょうか。

▼あわせて読みたい